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クソガキですけど何か?  作者: 大樹
4/9

第四章 逃走の城

よろしくお願いします。評価もよろしくお願いします。

屋敷で鬼ごっこ!

それじゃあいくよー

10.9.8.7..

やべ、早く中の状況を..

.3.2.1.スタート!

ヤバい…本当に広い。まるで西洋の古城みたいだ。石造りの壁に、メタリックな甲冑がずらりと並ぶ。

きゃー!?

もう誰か捕まったのかよw

回廊の奥に走っている人がいた。

すると、その人はいきなり、ロボットが出てきて、逃走者を捕まえた。う、腕が抜けねぇー

『おーい、そこの君、助けてくれないか?』

たけみち『wwwどんまい、乙切り替えて!バイバーイ』

捕まった人。『この悪徳やろー』

たけみちは横を通り過ぎた。

トラップがあるのか、気をつけよーと。

角を曲がると、目の前で鬼に出会したが、運良く別の人を追っている所だった。

一を能力を知りたいから、鬼に着いていくか。

ぎゃー。鬼が空中にカードを投げた瞬間、逃走者の身体が青白く光り、

次の瞬間には地面に一枚のカードが落ちていた。

あれがあの鬼の能力か。へー

鬼はカードをポーチにしまい、別の2枚のカードを取り出した。

ふーん。 鬼がカードを床に軽く投げつけると、そこから金属の鎖が伸びて逃走者の足を絡め取った。

どうやら、あのカードには様々な罠が封じられているようだ。

カードから何やらロボットや鎖、手錠、監獄まで、さまざま。

もう一つのカードはなんだ?

鬼がいきなりこちらに向かって走ってきた。

やべ、逃げよ。何!?反対側にも鬼が!鬼は1人のはずなのに、おそらく奴の能力。

挟み討ちか!

だが俺は壁を破壊する

バゴーン。

『あーあ、逃げられちゃった。これはまた豪快に壊したねw』

こんな簡単に強化した

壁を破壊しちゃうなんてw

鬼『今年は強い奴が多いな』

その後続々と逃走者は捕まった。

アラタは置いてあるりんごを拾って上に投げた。キャッチと同時にリンゴがトラップと共に回廊を吹き飛ばした。回廊がなければ、鬼は来ないはずだ。


アラタは何か嫌な予感を感じた。


天井から、音もなく降りてきたのは、全身黒光りする巨大な蜘蛛の化け物だった。目がいくつも光り、口元から粘つく糸を滴らせている。何人もの逃走者を蜘蛛の糸で吊るしている。

ルール上、人は殺せないけどバケモノの蜘蛛は殺してもいいよな!

回廊に置いてあるヨロイのつけている剣を上に投げた。

剣高く上がり回転したが、蜘蛛の糸で奪われてしまった。

クソ、やられた。今はとりあえず逃げるか。

走って回廊を駆け抜ける。蜘蛛の大きな足の爪が廊下を突き刺す。甲冑が突き刺さりぶっ壊れた。

シャンデリアが次々と落下してくる。

それを見計らい、アラタは床を滑るようにスライディングでくぐり抜けた。

階段を駆け上がって、円柱に隠れてやり過ごした。

(危なかった〜)


なんやかんやで、2時間が経過したので、タイムアップ。

『終了ー。』

カードにされた人々は元に戻された。

また、建物などの会場全てがカードになった。

『わーお、これカードにできるんだ..』

『みんなよく頑張ってくれたね。次は実践訓練を行う。死ぬか生きるかだから、もう本番だと思ってやってね!2週間後にここに集合。それじゃあ今日は今日とて解散!』

キョウハキョウトテカイサン!


たけみち達は軍隊特別招待で、宿に泊まった。

武器の整理、自分の必殺技を作る、トレーニング、ゲームやテレビなど各々でその2週間を過ごした。

...

『皆さんには、ここでグループを作ってもらいます。5人1組です!よろしくお願いします!』


会場が一気にザワついた。


アラタ(あ、たけみちさん。一緒に組みませんか?)


たけみち「俺?誰でもいいよ、別に」


???(たたらき)「俺も組ませてもらえないか?」


アラタ(えっ、この人って……たけみちさんが言ってた、あの……)


たけみちは少しだけ間を置いてから、肩をすくめて言った。


たけみち「あー、いいよー」


アラタ(ぼ、僕も全然構いませんっ)


これで3人か。あと2人……と思った時には、もう他のメンバーはほとんど決まっていた。


そこへ、ひとりだけぽつんと余っている人物が。


???「私も、入れてくれないかしら?」


4人は顔を見合わせて、自然にうなずいた。


たけみち「こっちも人数足りないし。いいよ」


???「あ、ありがとう」


アラタ(ちなみに、お名前は……?)


???「私はカエデ。17歳よ」


たたらき「お、同い年やん。よろしくな」


アラタ(えっ、たたらきさんって17歳だったんですか!?)


たたらき「そうだよ?見えなかった?」


たけみち「全員17歳か。奇遇だな」


アラタ(ミラクルですね!!)


こうして、1人足りないながらも、4人のチームが決まった。


『各グループには課題が出される。仲間と協力して乗り越えろ。次の場所でまた会おう。……では、今日は今日とて解散!』


アラタ「課題って……なんですかね?」


たけみち「これだな。えーと……“狂村の調査”と、“空き家の調査”?」


たけみち「……うわ、だりぃ」


カエデ「わ、私……狂村って、ちょっと苦手かも……」


たけみち「じゃあ、カエデちゃんは行かなくていいよ」


たたらき「おいおい、急に優しいな、たけみち」


アラタ「ぼ、僕も賛成です。これぐらいなら、僕らだけで十分ですよ。カエデさん、無理しなくていいです」


カエデ「そ、そんな……ありがとう……」


たけみちは資料をさっと確認し、声を張った。


たけみち「じゃ、こうするか。俺とたたらきで“村”を調査。アラタとカエデは“空き家”を担当な」


たたらき「おっしゃ、サクッと終わらせて打ち上げ行こうぜ!」


アラタ「よーし、やっぞ!」


彼らには何が待ち受けているだろうか。つづく...

良かったら、続きも...

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