第二章 選抜とその続き
いよいよ、最終選抜!
たたらきと対戦!どうなるたけみち!
えーと防衛隊ってそんなええものなんすかねw
自信作なんで最後まで見てって下さい!
たけみちは選抜会場へと向かった。
選抜会場には、想像以上の人数が押し寄せていた。
初めは筆記試験です。約200名ずつ同じ部屋でテストを受けた。大学入試に近い問題だった。
テストが終わると管理者にテストを渡した。
すぐに帰るように言われた。
家に帰ると(公園)アラタが自己採点していた
たけみちはめんどくさがっていた。
次の日、郵便から二通の手紙が届いた。
次の試験内容とテストの結果だった。
次の試験ってことはとりあえずテストは合格だ!
やったなアラタ!
よっしゃーー2人で喜んだ。
たけみち『アラタはすげーな』
アラタ(凄くないですよ。)
アラタはオール満点だった。
たけみちは英語が70点で、それ以外は9割を超えていた。
アラタ(たけみちさんは英語苦手なんですか?)
たけみち『俺リスニングが苦手なんだよね...』
アラタ(もしよかったら教えますよ!)
...一次合格もあってか、その余韻に浸った。
二次試験では、体力調査。
三次試験は動く人形に攻撃をするというものだった。
たけみちとアラタはなんとかクリアし、最終選抜まで生き残る。
いよいよ、最終選抜
無人島、いや、バーチャルリアルな島に受験者たちが集められた。この試験は、ただの生存競争ではない。敵を倒すことで得られる「ポイント」を集め、そのポイントによって強力な能力が解放される。しかし、全員が敵同士となるため、協力と裏切りが絡み合う。試験の目的はただ一つ
上位者だけが合格し、残りは淘汰される。
試験管の声が響いた。
「よーい、始め!」
ピー、スタートの合図が鳴り響くと、受験者たちは一斉に隠れ、敵の動向を伺った。だが、たけみちは違った。彼はあえて大きな声で自分の位置を知らせた。
「おい、ここだ!俺が相手だぜ!」
その瞬間、三人の受験者が一斉に彼に向かって走り出した。しかし、たけみちは冷静に構えていた。数秒後、三人はあっさりと切り伏せられ、倒れた。
「なんだよ、あっさりしすぎだろ…」たけみちは呟きながら、周囲を見渡した。
その時、背後から声がかかった。
「君がたけみち君か?」
振り返ると、笑顔で立っているのは、たたらきという男だった。彼の目は楽しげで、戦意を隠しきれない。
「おー、君の噂は聞いてるよ。強いんだってね!小細工なしに正々堂々、僕と戦ってくれないか?」
「いいぜ、スタートしようか。」
シュン!、たけみちの足元が一瞬だけブレた。だが、瞬時に彼は加速し、たたらきの動きを読み取った。その直後、大きな鎌が振り下ろされる。だが、たけみちは余裕をもってその鎌を避けた。瞬時に反応し、刀を抜こうとしたが、たたらきが素早く次の手を繰り出した。鎌を投げつける。
「お前、武器を捨てるとか馬鹿じゃn…!」
その瞬間、たけみちは突如として吹っ飛ばされた。何が起こったのか理解する暇もなく、木の幹に頭を打ちつけた。
「へぇ、そんな技が使えるのか…あの鎌は捨て駒だったのか?」
たけみちは驚きながらも、すぐに身を起こして戦い続けた。しかし、たたらきは無言で前に円を描き始めていた。無心で正拳突きを放つ。その動きに何かを感じ取ったたけみちが、警戒しながら加速した。
だが、手遅れだった。
「ぐっ…!」
たけみちは木々を薙ぎ倒しながら吹き飛ばされ、体に大きな衝撃を受けた。続けざまに、もう一人の受験者を倒してしまった。
「おお、ポイント稼ぎには効率いいな、これ!」
「これは本気勝負だって言っただろ?集中してよ、たけみち君。」
「それはすまなかったな、へへへ」
再び戦いが繰り広げられた。しかし、戦闘の最中、またしても能力を発動させる。自分の前の空間に円を描き始める。今度こそ、たけみちを仕留める!しかし、ダン!と音が鳴ると同時にたたらきの腹に
大きな穴が空いた。
たけみち「強くなったら、また相手してやるよ。」
たけみちは微笑んで、背を向け、戦場を去る。その背中には、確かな決意と共に別れの言葉が漂っていた。
たたらき「僕の負けだね。また会おう。その時は…仲良くしてね。じゃね。」
試験は終わり、残り時間は30分を切った。
アラタは木の裏に隠れて着実にポイントを集めていた。たけみちは空を飛びながら、他の受験者たちを眺めていた。
「お!やってんな〜アラタ!」
その後、試験管の声が響き渡った。
「終了です。」
画面が真っ黒になり、ポイント換算表が表示された。試験管が合格者を告げる。
「あなたの得点は120点です。1位となり、合格です。おめでとうございます。」
「ま、当たり前だろ。」たけみちは満足げに言い、手にした証明書と数十万円を握りしめた。
その後、彼は生まれて初めて稼いだ金を握りしめ、静かに眠る準備をした。
アラタとはよく話す家族みたいなものだ。同じホームレスで気が合う。たまに、欲しいものを分けてくれる。最高の親友である。
最終試験の話をした。
たけみち)でなでな、あんな奴がいたんだぜ!
強かったなー。おもろかったわ〜。
アラタ『それはよかったですね』
私もかなりお強い方がおりました。
へー。俺も戦いたかったな〜。
そういえば、竜巻が試合中に襲ったやろ?
あれ俺のちからやで!
アラタ(本当ですか!?すごいですね!)
せいやろ!www
話すのは楽しくて、一瞬だった。