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暉郷の皇國  作者: 74式
第壱章 戰線狂曏
9/15

第玖話 㫒刃 

 

「あ、赤松中佐、あれ!」

「どうしたんだい? 大和葉君」

「坦大佐じゃないですか?!」

「おお、よく見つけてくれたな……ってあれ、大佐達負傷してるのか?」


 あれから数十分、俺と赤松中佐は走り回ってようやく坦大佐を見つけた。

 しかしよく見ると大佐含め何人か(うずくま)っている様子のよう……。


「大佐! ご無事でなによりです」

「赤松か、悪いがちょっと手伝ってくれ、こいつらを建物の中に入れたいんだ」

「分かりました。大和葉君いけます?」

「大丈夫です!」


 負傷兵は五人、うち一人は意識が無い。

 取り敢えず近くの建物に避難して一息つく間もなく、冷静に赤松中佐は本題に入る。


「坦大佐、今こそ攻勢をかけるべき時だと思います」

「ふむ……そうだな。今が今回の戦い一番の大勝負時だという訳か……」

「はい、航空隊の支援もそう長くは続かない筈です。ここで我々地上部隊が一気に奴等の拠点を叩くべきだと私は思います」

「そうだな、咩畑目中将に意見を仰ごう。きっとこの辺りにいる筈だ」


 そう言って坦大佐が立ち上がったその時だった。


『全軍突撃ぃ!』


 街全体に大変大きな声が響き渡った。それと同時。


「「「「「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」」」」」

「「သွားကြရအောင် oooo! ! !」」


 建物内に居た日沸両軍が一斉に攻勢を仕掛けた!


「Shit, this is not my fault」

「Hey, I'll send you all to hell!」

「Damn it!」

「Don't be afraid! Make good use of your tanks!」

「死ねえええ英軍共めぇぇぇ!」

「ငါတို့မွေးရပ်မြေကနေထွက်သွား။」

「今の声は間違いなく咩畑目中将だ! お前等ぼーっとしてないで行くぞ!」

「はっ、了解です!」

「わ、分かりました」


 俺達三人も遅れて後に続く。


「うわっとと、危ねぇ……」


 すぐ横を戦車砲が掠めていった。


「くっ、大和葉! 一旦そこに隠れよう!」


 赤松中佐はそう言って右前方の建物を指指した。


「何を言っとる、しっかり向き合わんか!」

「え、えぇ?!」


 坦大佐は何を言うかと思えばいきなり地面に伏せて射撃し始めた!


「があ~っ、敵数が多いぞ」

「此処を突破したらすぐ後ろが本部なんだろう、向こうも必至だ」

「あれは……ヴィッカース重機関銃やろうか。厄介やな……」


 弾幕の嵐の中、中央にどんと構える一人の姿があった。そいつが必死に機関銃を乱射している。


(大丈夫、いつかは弾がきれる筈……狙うはそこ!)


 いつ仕掛けるか狙い定めていたそ時。


「うわ」

「ဘာတွေဖြစ်နေတာလဲ! ?」


 突如、空から何かが降ってきて後ろの建物に激突したのだ!


「き、気を付けろ! 友軍機が墜落するぞー!」


 なるほど、さっきのは墜とされた味方の戦闘機だったのか。こちらもじわりとやられてきてるって訳だな。


「ぬわわ、こっわ……」


 さっき墜落した現場が更に爆発した。恐らくは何かに誘爆したんだろう。


「あ、今なら行ける! 赤松中佐!」


 墜落や爆発の影響でさっきまで機銃を乱射していた兵士がいた場所が瓦礫に埋もれていた。


「大和葉ァ! 赤松ゥ! 今だ、行くぞ!」

「はっ、大佐!」「りょ、了解です!」

「うおおおおおお、まずは一発お土産だッ!」


 突撃と同時、坦大佐が一発手榴弾を投げた。


「Gwaaah!」

「Whoa, don't come in! Savage!」

「死ねえええ欧州の白人共がああ」

「ကိုယ့်နိုင်ငံကို ပြန်သွားပါ။ ဘာမှမစားတဲ့လူမျိုး။」


 建物に突入するや否や、複数の照準が自分に合ってるのが肌で感じて分かる。その数おおよそ、十。


「VRFPS経験者舐めんなぁぁあ!」

「Nah, it’s early! ?」


 俺は一踏みで一人の兵士との距離を詰めると、銃剣で相手の土手っ腹から頭へ一直線に抉り上げた。


「oh my god……」

「Oh, it's the Grim Reaper」

「Don't get upset! Fight back!」

「Guhaaah」

「ボケーっとしてんじゃねぇ、ぞッ」

「余所見してると死にますよ」

「オラァ」


 彼方此方(あちこち)から銃弾が飛んでくる中、うち等の軍はなんとか有利に戦況を進めれている。

 にしても三八……近接戦も出来るんだな。頼もしい……。


「お前も一突きだっ!」

「No, no!」

「えぇ?」

「I'll surrender, so I'll just give up my life...」

「お、おぉ、投降するのね」


刺し殺そうとした敵兵がいきなり降伏してきた。

戦争は命が無くなるもんだが、人である以上命が惜しい人もそりゃいるか……こんな現実を体験するとは。


「あーオーケー、カムヒアー。let your (あなたの)opinion (意見を) be heard(聞き入れましょう)


でも独断で捕虜にするのもぁ、赤松中佐に聞いてみるか。


「Oh, please stop. Please help me because I'm surrendering」

「ああん? なんだってぇ?」

「I have a wife and children back home! We broke up when my child was three years old, and I haven't seen him in five years. Please, I want to see your face again, so please don't kill me!」

「な、何をそんな必死に早口で……」

「どうされましたか? 坦大佐」

「此奴、武器を捨てて手を挙げてんだけどよぉ何言ってんだか分らんなんだわ」

「ふーむ」

「どうしました?」


 捕虜候補を連れて、何やら会話している二人のもとに駆け寄った。


「敵国の兵なんだろ? なら死、あるのみ!」

「I hate it!」


そう言って坦大佐が敵兵の首に刃を突き立てようとした……!


「待ってください坦大佐! 大和葉君、実はねこの敵兵なんだが、僕達英語分からなくて……大和葉君は分かるかな?」

「あーまぁ、ある程度なら」

「何ぃ? 貴様さては敵国から送られたスパイだな?! 売国奴めっ!」

「大佐! ふざけてる場合じゃないでしょう?」

「お、おぉ」

「Please help me, I want to see my family's faces again」

「んー国に家族が居てもう一度会いたいから殺さないでくれってとこかなぁ?」

「なるほど、命乞いというわけですね。どうします? 大佐」

「んあー適当に捕虜にでもしとけぇい。まだ上の層が残っとるんやからさっさとするぞーい」

「はっ、かしこまりました」


捕虜二人を仲間に渡して俺等は次の層へと足を運んだ。

休暇はまだなのかぁぁぁ。


※外国語の部分は翻訳サイトからのコピペですので、違和感等あるかもしれませんが何卒宜しくお願いいたします。

m(_ _)m



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