表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グランテーゼ:神話崩壊《ミソロジーダウン》  作者: フユルト
第一章 開幕
6/23

第五話 振られる女神

今日は、あと2話程更新します…

ゲイル達がいる場所は、まるで図書館のように大量の棚に並べられた本があり、どれも新品同様の見た目をしていた。


そんな部屋で、魔導の女神:フィーレアは魔法で椅子とテーブルを作成して座るように促す。フィーレアは、レーヴァが用意したティーカップを片手にゲイルへ質問する。


「それで、今日はどんな要件で来たのかしら?」


「…単刀直入に聞きます、魔族領に張った結界を壊そうとしているのは貴方達女神の誰なんですか?」


ゲイルのその言葉に、フィーレアはティーカップをテーブルに戻し、複雑そうな笑みを浮かべる。


「やっぱりそれ聞くわよね…」


魔導の女神:フィーレアは、弟子であるゲイルに対してだけは絶対に嘘をつかない。その彼女が否定しない…という事は、やはり犯人は女神の誰かなのだろう。


「いくら弟子の貴方でも、タダで教えるわけにはいかないわね」


「…一体、僕にどうして欲しいんですか?」


「嫌な予感しかしない」といった表情を浮かべるゲイルに対し、フィーレアはとびっきりの笑顔を浮かべて言った。


「私の夫になってくれたら、教え…」


「お断りします」


ゲイルの返答に、ぽかんとするフィーレアだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ