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グランテーゼ:神話崩壊《ミソロジーダウン》  作者: フユルト
第一章 開幕
2/23

第一話 束の間の平和

原初の女神がグランテーゼを去った頃…


とある草原で一人の少年と小さな女の子が日向ぼっこしていた。


「温かいね〜ゲイル♪」


小さな女の子…緑色の髪と瞳をした精霊のイムは、隣にいる少年ゲイルに話しかけていた。


ゲイルは暗い緑色の髪に紫色の瞳をした、種族はエルフで魔道士の少年。


「そうだね…イム♪」


ゲイルはそう言うと、イムをゆっくりとした手付きで撫でる。


イムは「えへへ♪」と嬉しそうに目を細めてされるがままになっていた。


そこにメイド服を着た金髪赤眼の女性…レーヴァが2つの白いかごを抱えて持ってきた。


「食事を持ってきましたよ〜」


「ごはんッ!!」


イムはその言葉に目を輝かせてレーヴァに抱きついた。


「ちょっと、イム?抱きついてたら支度が出来ませんよ?」


「ごはん、ごはん〜♪」


そう促されても、食べる事しか頭にないイムに「しょうがないなぁ…」と言ってゲイルはレーヴァの手伝いをした。


白いかごの中には、水筒とティーカップ、バターにパンと色々な種類のジャムが入っていた。


イムは「うわぁ♪美味しそう!!」と言って目を輝かせていた。


「ゲイル、パンを焼いてトーストにしてもいいですね♪」


「…はいはい、魔法で焼いて欲しいって事ね…」


「レーヴァも大分丸くなったなぁ…」と思いながらパンを焼き始めたゲイルだった…









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