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姫野呪忌夜でございます  作者: 山本洋子
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恋人のカード

 ──ヤッホー♪


 と言って、明るい感じの、とても馴染み深いフレンドリーな幻聴が聞こえた。でもどうせ気のせいだから今はいいや。


 あれから魔女のお茶会は、コボルト研究の第一人者である山本さんによって、「コボルトとは何か?」というのを解説する、発表会になった。私にいたずらをしたかも知れない相手だから、絶対に頭に入れておきたい。興味深々だった。


 ちくしょー、コボルトめー。ちょっとモヤモヤしてたくらいで、大声を出させるなんて。ああ、みっともない。思い出したら恥ずかしくなってきた。気を付けないとなぁ……。


 山本さんの話によるとコボルトとは、ドイツと、デンマークと、オーストリアと、スイスで言い伝えられている、精霊なんだとか。そんなに色々なところに住んでる精霊が、わざわざ遠い外国から、私にいたずらをするために日本に来たのだから、コボルトという精霊が分からなくなった。船とか飛行機に乗ってきたのかな?


 それとも自力で。はるばる海を渡って、日本にやってきたのかな。さすが精霊。そんな、渡り鳥のような習性まで持っているのだとしたら、気合いの入りかたが私とは違うんだと思う。


 活動範囲が、それだけ広いということは、もしかすると世界はそのうち、コボルトに埋め尽くされてしまうかも知れない。ゆくゆくは全国制覇を……。


 やっぱりみんな、考えることは一緒なんだね。


 それでも、私のような押しに弱い生き物からしたら、それは死活問題になりかねない。早くなんとかしないと。


 私の生存を脅かす、新たな敵に出会ってしまった。自然環境の中での生存競争は、とても厳しい。そしてきっと、こうしている間にもコボルトは増え続けている。これからきっと、多くの人たちが困るだろう。人類に、対策はあるのだろうか?


 もしかしたら、『コボルトのいたずら対策委員会』というのが、設立されるのかな?


 今からちゃんと、コボルトの事を勉強したら、その対策本部の本部長に、私がなれるかも知れない。安定したお仕事につけるかも知れない。それは、素晴らしい未来だなぁ……。


「そろそろ自己紹介をしましょうか」

「自己紹介?」

「コボルトについてお話したら、その後にちゃんと自己紹介をしておかないと、きっと食べられちゃうわよ」

「……食べられるの?」


 発表会の途中から、私の中でいつの間にか脱線していたけど、それが止まって、何でいきなり自己紹介なんだろうと、今度は不思議に思った。


 そうしたら、ニコニコした山本さんが、恐ろしいことを言い始めた。驚きだ。いたずらをするだけの精霊だと思っていたのに、人を食べるのか。本部長としては、聞き捨てならない話ですぞ!


 自己紹介とコボルトに食べられるのと、どんな関係があるんだろう。分からないけど、でも増え続けるコボルトの事だ、それくらいはやりかねない。自己紹介をしよう。可及的速やかに。


「まず私からね」


 私がメラメラとやる気を燃やしていると、どうやら、山本さんが最初に始めるみたい。大人の魅力というのにも興味があったし、ちょうど良い。ぜひともあやかりたいものですぞ。山本さんが咳払いをした。


「私の名前は山本洋子。趣味はお菓子作り。好きなものは紅茶と焼き肉。このお店のオーナーをしていて、あと私の事を知る人達からは深淵の魔女と呼ばれているの」


 読み馴れた台本の朗読をするように、すらすらと口にして、山本さんは最後に、いたずらっぽく笑った。なんだか可愛らしい。


 お菓子作りと紅茶かあ、テーブルに並んでいるお菓子は、山本さんが作ったのかなぁ? やっぱり大人の魅力は、フェロモンだけじゃダメなんだ。こういう特技がないとダメなんだ。そしてお店のオーナーさん。偉い人だったんだなあ。そうか深淵の魔女だったのかあ。


 深淵の魔女?


 凄く気になる言葉が出てきた。思わず山本さんを見たら、満面の笑みを浮かべている。でも、それ以上は話さないみたいで、緑ちゃんに「次はあなたの番よ」って言って、さあどうぞというふうに、手でジェスチャーした。凄く気になってるのに。


 でも私は、空気が読める方なので、深淵の魔女の魅力については後回しにして、緑ちゃんの方を向いた。それを見た緑ちゃんがうなずいて、自己紹介を始めた。


「畑山緑です。趣味は特にありません。好きなものも特にありません。嫌いなものも特にありません。よろしくお願いします」


 特になかった。話した後、ふぅって小さなため息をついて、緑ちゃんは紅茶を飲み始めた。そういえば学校で、同じ教室になった時にあった最初の自己紹介でも、クラスのみんなに同じように話していた。凄く可愛い女の子が、あっさりした自己紹介をしたから、自分の番が回ってくる事ばかり気にしてた私の中で、とても印象に残っている。ああ、そういうので良いんだ。


 でも私は、緊張でガチガチだったから、あたふたしながら「ひ、ひめのじゅひやでふ……」って言って、隣の席の子が思わずそれで吹き出して、それからクラスのみんなに笑われてしまった。今でも心に、深い傷として残っている。そんなのと比べたら、とても冷静で、大した女の子だなあって思っていた。


 少しだけ、羨ましいなって思った。だから終わった後に思わず、両手を合わせて、緑ちゃんを拝もうかと思った。けど、周りのみんなにどう思われるかなって考えて、とっさに我慢した。今では冷静な判断だったと思う。


 あれ、でもさっき緑ちゃん、西京焼きが好きって言ってなかったっけ。良いのかな?


 不思議に思って緑ちゃんを見ると、「どうしたの?」って顔で、逆に見つめられてしまった。たぶんこれは、余計なことを言わない方が良いヤツだ。とりあえず誤魔化すように笑って、「何でもないって」って答えておいた。ますます空気が読めるようになった。これが、成長の証か。


「次は呪忌夜だよ」

「あっ、うんごめん。分かった」


 緑ちゃんに教えてもらって、あわてて気持ちを切りかえる。それでもなんだか緊張してきた。よし、二人みたいにスタイリッシュに頑張ろう。


「あっ、えーと、姫野呪忌夜です。趣味はお散歩です。好きな食べ物は、スパゲティミートソースです。あと色々な生き物が大好きです。でも、ニンニクとニンジンのグラッセは苦手です。どうぞ──、」


 夜露死苦ぅー! って無意識に言おうとしてた。途中でしゃべるのを止めた。危ないところだった。二人とも不思議そうにして見てくるけど、でもこれで良かった。ナイス判断だ私。今のところ何も間違えてない。


「タロット占いは良いの?」

「あっ、そうだった!」


 緑ちゃんに言われて、一番大事なことを忘れてたのに気づいた。他の事はともかく、タロット占いが得意だっていうのは、ちゃんと言っておかないと。教えてくれた緑ちゃんに「ありがとう」って言ってから、私はあらためて話を続けた。


「実は、タロットでやる占いが得意です。どうかよろしくお願いします」


 ぺこりとお辞儀をしておしまい。よし、完璧な自己紹介ができたぞ。


「あら、タロット占い?」


 ティーカップの取っ手に、指をかけようとしていた山本さんが、私を見て興味深そうに聞いてきた。でもさっきまでとなんだか、雰囲気が変わったような気がする。何だろう?


「それじゃあ占ってもらおうかしら」

「え?」

「得意なんでしょ、タロット占い?」

「え? あっ、はい……」


 嬉しそうに聞いてくる山本さん。それに少しだけ、気後れしてしまう。


「それじゃあ、やりやすいように、綺麗にしましょうね」


 そう言って、山本さんがテーブルの上のものを片付け始めた。予想してないことがまた起こった。私と緑ちゃんもそれを手伝うことにした。


 勝手が分からないから、やっぱりあたふたしてただけだけど、二人がスムーズだから問題なかった。将来、飲食店でアルバイトをするなんて事になったら、はっきりいって私は上手にやれる自信がないなぁ。そうなった時、きっと怒られるんだろうなあ。嫌だなあ……。


 それよりタロット占いだ。今は、違うことを考えないようにしよう。いきなりだったから、緊張するなぁ。心の準備をしないと。でも、姫野呪忌夜・アップデートはいつでも出来てる。世界との繋がりは良好。あんまりよく分かんないけど。私の思い込みのダウンロードも、しっかり出来ている。そういうことだし、こういうことはプロに任せて下さい。えっへん!


 ちなみに今のセリフは、私の『ここぞというタイミングで使いたいセリフ・ランキング』で、13位となっています。言うタイミングがあまりないので、順位も低めです。


「こういうことはプロに任せて下さい!」


 いつか余裕たっぷりに言って、他人から注目されるような人になりたい。当面の目標。まあそれはいいとして。私が心の準備をしている間に、いつの間にかテーブルの上が綺麗に片付いていた。


 山本さんと緑ちゃんを見ると、汗をぬぐう仕草をしたり、自分の肩をもんだりしている。でもたぶんだけど、それほど疲れてないと思う。たぶん気分的なものだと思う。


 まあいいや、私はランドセルを持ってきて、中に入っている黄色いポーチを取り出した。金運があるって神社で買って、それからずっと使ってる。今のところお金に困ってないから、たぶんご利益があるんだと思う。


 ポーチについている、蝶々結びにした赤い紐をほどいて、タロットカードを買った時に一緒に付いてきた、焦げ茶色の革製のカードケースを取り出す。


 なるべく何も考えないようにして、一つ一つのことを丁寧にやっていく。頭の中じゃなくて、動いている自分の動作に集中して、現実をちゃんと感じるようにする。


 カードケースのフタを開けて、カードの束を取り出す。78枚のタロットカード。絵柄とか、カードの順番とかで、けっこう色々な種類があるタロットカードだけど、私の愛用するカードデッキはけっこう、多くの人たちに愛用されている種類のもの。


 私は自分の中のルールで、恋人のカードが一番上に見えるようにしている。始める前にそれを、注意深く見るようにしている。


 山本さんと緑ちゃんは、せかしたりとかしないで、落ち着いた様子で待ってくれている。二人から見守られているような安心を感じる。


 ~■ё


 タロットカードに画かれている絵柄は製作者によって異なる。私の愛用するカードデッキの恋人のカードには、アダムとイブがエデンの園で祝福されている様子が描かれている。


 恋人のカードは快楽を表すものとされる。楽しさ。恋人との強い結びつき。場合によっては、無邪気で無責任な状況を示している。


 禁断の実を食べるようにとイブに囁く蛇。


 神様との約束を守るのか?


 それとも蛇の誘惑に負けるか?


 人間が善と悪を知るきっかけになった原初の逸話。


 深淵を覗く窓の一つがあるような気がする。発作で起こる欲求、わずらわしい感情。知恵の果実はいかにも美味しそうで、価値のあるものとして目を引き付ける。それを食べて、善悪の知識を得たアダムとイヴは裸の姿を恥ずかしいと思うようになり、イチジクの葉で陰部を隠した。


 知恵の樹の実を食べた二人が次に、生命の樹の実まで食べて永遠に生きる事を恐れた神様は、アダムとイヴをエデンの園から追放した。


 生命の樹の果実まで食べてしまったなら、アダムとイブは永遠の命を得て、そして“神”になっていたかも知れない。


 だからこそ、それを恐れた神様は、アダムとイブを追放した。


 アダムとイブという情報が展開して、人間は必ず死ぬようになった。人々は労役を課せられた。女には出産がもたらされるようになった。


 蛇は神の呪いを受けて地を這いずっている。


 蛇はイブを騙して果実を食べさせた。


 恋人のカードの絵柄には、これから起こる悲劇をまだ知らない、アダムとイブが描かれている。


 ~□


 占いを始める前の私のけじめとして、まず山本さんに、名前を聞くことにした。


「それではまず、あなたのフルネームを教えてください」

「さっき自己紹介をしたような……」

「けじめですから」

「本格的なのね。うふふ。山本洋子です、今日はよろしくお願いします」


 こういうのをちゃんとやると、いかにも占いという雰囲気が出るので、外せないところだった。でも、面倒なはずのやり取りなのに山本さんは、素直にちゃんと答えてくれた。それに私は、うんと頷いた。


 ……けど、今のはさすがに偉そうだったかな?


 心配になった。もしかしたら感じの悪い子だと思われたかも知れない。でも占い師には、“貫禄”が必要だからなあ。譲れないところなんだよなあ。あっ、そういえば何を占ったら良いんだろう?


 それを山本さんに聞こうと思った。でも途中で思い直して、やっばり止めておくことにした。たぶん色々な情報を増やさない方が良い気がする。何もない方がちゃんと出来る気がする。それより今は、頭を綺麗に整理しないといけない。


 ここに来てから記憶した全てを、整理するくらいのつもりで。


 気持ちを切りかえて、目の前の丸テーブルを確認する。絵柄を下にして置いておいた、愛用のカードデッキが乗っている。そして人数分の飲み物が、私たちの前にそれぞれ置いてある。


 テーブルを間に挟んで、正面の椅子に山本さんが座っている。穏やかな顔で微笑んでいる。


 右に流した前髪をヘアピンで止めている。ゆるく三つ編みにまとめた長い髪を、左の肩に垂らしている。斜め上に描かれた、意思の強さを感じる眉。はっきりとした二重の目。鼻筋の途中で鷲鼻に見える鼻。ニッコリとつり上がった大きな口。卵形の輪郭。化粧はしているけど、控えめに見える。


 赤いエプロン。ウサギのシールが貼ってあるネームプレート。白いウールのセーター。生地が厚くて光沢のある、足首の上くらいの長さの薄いピンク色のスカート。白い靴下。サンダルのような赤い靴。


 時計もアクセサリーもつけていない。


 無邪気に思えるくらい輝いた眼差しで、相変わらず、興味深そうに見ている。太陽みたいに、はっきりと分かりやすくそこにいる、という感じの人。そういう印象。


 私から見て左に、椅子に腰かけている緑ちゃん。


 ぱっつんの前髪と、肩の下くらいに伸びた黒い髪。すっきりと落ち着きのある表情。白い肌に綺麗に横に描かれた眉。穏やかな日の海みたいな奥二重の目。鼻筋がすーっと通っていて。きゅっと結ばれた唇は小さい。


 襟にフリルがついたブラウス。ブラウスより少しだけ色の濃い、柔らかそうなカーディガン。黒いスカート。白い靴下。白いスニーカーは新品みたいに、あまり汚れていない。緑ちゃんは足元を見られても大丈夫だね。


 モノトーンなファッションが凄く自然で、良く似合ってる。確か前に、緑ちゃんが言ってたな。


「植物とか土とか、そういうのを連想させるのは名前だけで十分。着てるものまでアースカラーだったら、バカみたいでしょ……」


 その時は、髪に指を絡ませながら、難しい顔をしていた。眉間のシワが取れなくなったらどうしようって、私は少し心配だった。


 静かにちょこんと椅子に座って、確認している私を見つめている。


 今日、初めてあった大人の女の人と、身近な友達。記憶を真っ白にしていくのは、少しだけ悪い気がするけど、今だけだから甘くみてもらおう。


 次に、場所を確認する。


 今いる場所は、魔女の隠れ家。


『魔女の隠れ家・ピンクアカウント・本店』


 そういう名前の文房具屋さんの店内。


 普通の文房具屋さんのような光景。


 右側にお会計をするレジ。その奥の壁に、焦げ茶色をした木製のアンティーク時計が掛けてある。カチコチと秒針が時間を進めて、固くて几帳面な音が、店内に小さく響いている。


 呼吸に合わせて一つ一つ、頭の中で丁寧に整理しく。それから、それをみんな、だんだんと忘れていく。そして真っ白にする。違うものにとらわれていたら、きっと、大切なはずのものを見間違えてしまう。


 手応えを感じた。なので私が「山本さん……」と話し出して、でも途中で遮られた。


「洋子で良いわよ。私も呪忌夜ちゃんて呼ぶから」

「洋子……、さん?」


 私が言うと可笑しそうに笑って、「それでいいわ」と言った。今さらだけど綺麗な声をした人だなって思った。別に高いとか低いとか、そういう特徴的な感じではなくて、私の中にちょうど良く響く。それが心地良い。そして落ち着いている。緊張で震えているような声じゃない。


 普通は、初対面の人と占いをするなんてなったらたいてい、変に緊張して身構えたり、逆に浮かれて変なテンションになったりすると思うんだけど、洋子さんはあんまり変わらない。お茶会でくつろいでいた時のままの洋子さんだ。


 なんでだろう。やっぱり変な人だな。でも嫌な感じはしないかも……。


 ここで、いつの間にか色々なことを考えている自分に気づいた。せっかく気持ちを整えたばっかりなのに。またやり直しだ。


 私はまた意識して呼吸を感じるようにした。そのまま私の中を真っ白にしていく──。


「それでは洋子さん、始めます」

「はい呪忌夜ちゃん。よろしくお願いします」


 頃合いをみてから言って、洋子さんの返事には頷いて応えた。


 カードの束を手にとって、まずテーブルの真ん中に置いた。この時、すーっと心が静まるのを感じた。自分以外の力が働いているような気がした。そう思えるくらいに、ここまで集中して出来るのは、初めての事だった。


 ──ヤッホー♪


 幻聴がまた聞こえた。でも気にしないようにする。頭の中のイメージで、右手を使ってカードの山を崩して、シャッフルしていく手順、それを思い描く。まずはイメージしてみる。


 私にとって大切なのは、余計なことを考えないことと、イメージをはっきりさせること。だからそれ以外のことは考えないで、目の前だけに集中する。ありがちな、神秘的な喜びのようなものには、特に気をつけないといけない。神様が横切っても、特別な力を感じても、自分とは関係ない。自分を特別に思いたがる気持ちは、心に迷いを生みやすくなる。


 はっきりしてきたのを実感した。だから今度は、実際に手を伸ばして、その通りにやっていく。


 時計回りにゆっくりとやっていく。イメージ通りになぞっていく。あせらなくて良い。なるべくバラバラになるようにシャッフルする、それだけだから。


 そういうふうに自分に言い聞かせながら、ゆっくりと混ぜていく──。

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