BBQ打ち上げ配信！
「お肉よし、野菜よし、BBQスタート！」
「イエーイ！」
「ピー！」
「わおーん！」
コメント
・テンション高っか
・俺達はなにを見せられているんだ
・みんなかわいい
・はしゃいでるところも可愛いな
「えっと、前話した打ち上げ配信を私の家の庭でバーベキューやろうってなって。」
「そうそう、ひなのの庭、めちゃくちゃ広いから。」
「ピー♪」
「わん♪」
コメント
・それは楽しそう
・いいね〜
・か わ い い
・広い＝お金持ち＝お嬢様
・たしかに
・でも、動作がお嬢様っぽくない
「別にお嬢様ではないよ。だから動きも優雅じゃないんですー。ただ、庭が広いだけ。」
あはは、ひなが拗ねちゃった。でも、ご飯を食べれば自然と笑顔になるよね。どれから焼こうかな？うーんそうだ！
「じゃあ、僕は定番の野菜とお肉にしよう。ひなはどうする？」
「おーいいね！お肉はおいしい。じゃあ私は、焼きマシュマロチョコにしよう」
ひなは、最初からスイーツか。まあいっか、さっそく焼こう。串を用意して、お肉と玉ねぎ、ピーマンを順番に刺していく。あとは、エビも焼こうかな。串刺し、エビを網の上にのせていく。すると、美味しそうな匂いがしてきた。わあ、もういい香り。はやく食べたいな。そうだ。イカの刺身を食べてよう。
「おいしい！」
コメント
・れおは定番のあれか
・てか、イカ食べてるし
・ひなはもうスイーツw
・そういえば、あられたちは食べるのか？
「あっ、あられたちも食べられるよー」
「コロは何が食べたい？」
「わんわん」
「OK。肉だね。」
コメント
・れお、なんで分かる
・テレパシーか？
・狼はやっぱり肉か
・あられは？
「あられは何食べたい？」
「ピーピー！」
「そっかー魚だね。」
やっぱり、コロやあられのいいたいことがわかる。
「ねえひな、やっぱりコロたちの声聞こえるよね。」
「うん、聞こえるよ！視聴者たちには聞こえないみたいだけど。」
でもテレパシーではないんだよね。不思議と伝わってくるような、、、
コメント
・やっぱ、俺たちには伝わらないけど、ひなちゃんたちはわかるんだな。
・そういうもんだと思うしかないな。
・だね。
・貝とかもBBQにぴったりだよな。
・わかる。サザエとかうまい。
おっ、焼けたっぽい。さーてお味は、、、
「わあ、美味しい！このお肉と野菜の相性バッチリだ！肉の旨味と、野菜の素材の味が最高に合っている。」
「マシュマロ、とろける～美味しいー！チョコってスイーツなら何でも合うね。」
「ピー♪」
「わん♪」
コメント
・おいしそう
・わたしも食べたい
・買ってこようかな
おっ、エビも焼けったぽい。皮をむいて、って、あつ！でもおいしい。
次は、何を食べようかな。はまぐりとかいいかもしれない。２個焼こう！
ドッシン
「なんか僕の家からなにか聞こえたんだけど。」
コロ以外にペットとか買っていないのに。どうして？しかも、誰もいないよ。もしかして、幽霊！？
「だね。なんだろう。」
「ちょっと行ってくる。コロ行くよ。ひなは待ってて。」
「わん！」
「えっちょっと、気をつけてねー。」
「はーい」
音が聞こえてきたのは隣にある僕の家。音的に、庭かな？
そうして急いで庭につくと、何やら不思議なドアが。あれ、なにかに似てる？うーん、なんだろう。すごい見覚えがあるのに、、、
「わんわん！！」
えっなに？あ、あれか。ダンジョンのドアにそっくりなんだ。そうだった。よく行ってたのに忘れてた。
「コロありがとな」
「キャンキャン♪」
わしゃわしゃしてやると、可愛い声を出した。この声、初めて聞いたな！かわいいな〜。これからもたくさんもふっていこう。
もふもふは置いといて、さっそくダンジョンの中に入ってみるか。あっでも、ひなにも見せたいし、視聴者にもせっかくだし見せよっかな。
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