定番のもぐもぐタイム!
お待たせしすぎました。勉強でいそがしかったです(言い訳)
代わりに量を増やしました。
「一昨日で、守護者たちがいなかった問題は解決できたし、もう流石にいるよね?」
あれから2日後、勉強とかで忙しくてダンジョンに入れなかったから待ち遠しすぎる。
え?少しは入れたんじゃないかって?
でもやっぱりひなと一緒に入りたいじゃん。
ひなも珍しく今回は入っていなかったみたいだし。
「やっほーれお!ごめんおまたせ!」
「大丈夫だよ。僕も今準備できたところだし。じゃあ、配信を始めるよ!」
「うん!」
しっかり配信が始まったことを確認し、挨拶をする。
「みんなーこんにちは!ひなれおチャンネルにようこそ!!」
「今日はまた4層を攻略していくよ!」
コメント
・やっと始まった!!
・2日ぶりだね!!
・バタバタしていて忘れていたけど4層ってすごい綺麗だよね。
・それな
・現実にあったら良いのに
・いつかそのスイートダンジョンに行けるかな?
久しぶりということもあって、コメント欄がいつもより早い。
みんな、僕達の配信を楽しみにしてくれていたんだ。嬉しいな。
「やっと、楽しめるね。たくさん食べよっ!」
「もーひなー。前に食べまくった気がするんだけどー?」
「あれ?そうだっけ??」
コメント
・そういえばそうだったね。
・グミとか食べてた気がする
・ひなってやっぱ食いしん坊だね笑
「とりあえず今日は妖精さんに会って、この層でやることを聞こうよ。」
「そうだね…」
ひなは名残惜しそうに返事をした。
あとで食べようよ。さっきもケーキ食べてなかったっけ?
「じゃあ、ダンジョンに入るよ!」
もう一回入っているから普通に僕達は入れるようになっているよ。たぶん。
いつも通り思い浮かべてドアをひねった。
そして見るとあのきれいな景色が──
ではなく、お菓子で溢れかえった場所だった。
前と変わらないだって?
前もお菓子がたくさんだったけど、今はそれどころじゃない。
前に進めないぐらいたくさんあるのだ。
「え……」
「やばっ……」
コメント
・困惑
・ここはどこ……?
・あれ、こんなとこだっけ
・前はもっときれいだった気が…
・(・o・)
「どうしてこんな事になったんだ…?」
「わかった!これを突破したら妖精さんに会えるんだね。コロ、行くよ!」
「わぉーん!!!」
そう言うとすぐに溢れかえったお菓子がみるみるうちに減っていった。
早送り動画を見ているみたい。
「すごい…」
ひなとコロがお菓子を食べていったのだ。
まさかこんなに早く食べれるとは。
しかし、数秒後。全部とは言えないが、またお菓子がどんどん増えていった。
コメント
・これ、無理じゃね?
・最初は行けたと思ったのに…
・でも原因があるはずだよね。
・あっ…
・あっ
・おおっ
「?視聴者が驚いているんだけど。」
コメント
・れお、後ろ見て。
「後ろ…」
言われた通り、後ろを向いた。
あれは…こちらに向かってきているのは妖精だ。
<<れお君助けてーーー!!!>>
なんか、泣きながら飛んできたんだけど。
〜数分後〜
「落ち着いた?」
<<うん…ありがとう>>
「もしかして、お菓子が増えていることが原因?」
<<うん…>>
「よかったら話を聞かせてくれない?」
<<手伝ってくれるの…?>>
「うん!ひなたちが今お菓子をたくさん食べているから安心していいよ。」
<<ありがとう>>
妖精は、一息おいてから言った。
<<私は胡頽子。ここの妖精。実は数日前から見ての通り、お菓子が大量に増えているの。増えすぎて、前に進むこともできなくて…>>
「その原因は分かってるの?」
<<たぶん、あの木が原因だと思う。>>
そういって胡頽子が指した先には、一本の小さな枯れてそうな木があった。
「あれ?あの木って、前まで大きな輝いている気じゃなかったっけ?」
<<うん、でもなぜか枯れて小さくなちゃったの…>>
「わかった!調査してみるね。」
<<ありがとう(涙)>>
コメント
・なんか楽しそうだな。
・あの木、お菓子がなってたよね。
・これが終わったら、5層か。
・みんな頑張って!!
総合評価が300超えていてびっくりしました。本当にありがとうございます!!!!
 




