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クリスマスsp

すっごい筆が進み、いつもより長くなりました!

本編には関係ないです。

メリー・クリスマス!!


『メリー・クリスマスッ!!!!』

「ピーーー!!!!」

「わぉーーーーん!!!」


クラッカーやみんなの掛け声で配信がスタートした。


コメント

・いえーい!!

・うぉーーーー!!

・やっと始まったぞー!!!!

・みんなかわいい♡!!!

・かわいすぎるーーー!!!!

・待ってたぜーー!!

・(ΦωΦ)


始まると同時に、待機してくれていた視聴者(リスナー)のコメントが大量に流れてきた。

すごい、もう10万人の人が見てくれている。

こんなの初めて、嬉しいな!


コメント

・その服って、手作り?

・嘘、手作り!?

・サンタやトナカイ似合いすぎてる!!

・クリスマスツリーもちょー豪華すぎる

・いいな〜俺も混ざりたい

・それな

・はぁ、今年も俺は一人か。

・大丈夫、俺もだ。


「そうそう、この服はひなと僕、あとひなのお母さんに手伝ってもらったよ。」


僕が着ているのは、サンタをモチーフにした赤くてかっこいい服。

ひなはそれのスカート版だよ!めっちゃ似合ってる(*>_<*)ノ


それに、ひなの家には裁縫の道具がとっても充実していて、すごいお世話になっちゃった。


あっ、もちろんコロたちも着てるよ!

コロは、犬用のトナカイの服(買った)を着ていて、あられは雪だるまの服(これも買った)を着てるよ!

まさか、ペンギン用に売っているとは思わなかったけど、ぬいぐるみに着せるやつでちょうどいいのが売ってたからひなが見た瞬間買ってた。


そんなわけでみんなでおめかしして、前に誕生日会やったとき(48、49話参照)と同じ場所でクリスマスパーティーを開催しています!

もちろん参加者は僕達だけ。


でもひなのお母さんお父さんが本当に優しくて、食べ物を用意してくれたり、超巨大なクリスマスツリーを買ってくれたんだ。


「ひな、本当にこんな豪華な料理や超巨大なクリスマスツリーを買ってもらっちゃって良かったの?」


「うんっ!料理はほとんどお母さんの手作りだし、余ったらお母さんたちも食べたり近所の人におそそ分けするから!クリスマスツリーもお父さんが、いつまでも使えるからと言って、すぐネットでポチってたよ。」


「ほんとありがとう!おかげで、楽しいクリスマスパーティーができるよ!」


コメント

・ひなのお母さん何者!?

・すごっ、こんな豪華な料理が手作りなんて!

・いいな〜食べたいな〜

・ご近所さん羨ましい(;´Д`)

・こんな立派なクリスマスツリーを買えるなんて…

・しかも即決w

・俺達の分も名一杯楽しんでほしい

・だな、今から仕事行ってくる…


「えっ、今日も仕事あるの!?頑張ってね!!!」

「頑張れ〜!」

「ピー!」

「わぉん!」


コメント

・うぉぉ!!こんなに応援されたら頑張るしかねーじゃねーか!

・www頑張ってね!

・ファイト!おれは彼女とデートしてくるから。

・格差ひどい…


「ま、まあ、気を取り直してごちそうを食べていくよ!どうしよっかな。いろいろありすぎて目移りしちゃう!」


「あっ、そうそう。ケーキもあるから食べすぎないようにね!!」

「やったー!!まじでひなありがとう」


「ふふっ、どういたしまして」


コメント

・くっ、眩しすぎる

・目が、目がーー

・リア充って爆死してほしいけど、二人なら応援できる

・それな


「じゃあ、私はこのチキンを食べちゃおっかな。」

ひなは早速、クリスマスと言えば定番のチキンにかぶりつく。


「んん~ん!なにこれめっちゃおいひい!!もぐもぐ。このスパイシーさと、肉のジューシーさが、見事に口の中で交わって美味しすぎる。食べれば食べるほど肉汁が溢れてくるよ。しかも持ち手にはかわいい紙が巻かれているから手が汚れる心配もないし、思いっきり食べれる!お母さん、本当にありがとう!!」


ひなはチキンの美味しさに目覚めたようでどんどん食べていく。

僕も負けてられない(?)

たくさん食べよう!!


「じゃあ、このポテトサラダで出来ているクリスマスツリーを食べよっかな。」

一口サイズで出来たポテトサラダが積まれてクリスマスツリーの形をしている、なんとも食べるのがもったいなくなってしまうやつだ。


「崩れないように、下の端を食べよう。」

取るための専用のスプーンですくい取ってお皿に乗せる。

そして、食べてみると――


「なにこれ!?口の中にいれると、雪のようにして溶けるのに、マヨネーズや他の野菜の甘さが引き立っていて絶妙な調和が口の中で起こっている――しかも食べたあとの口の中が重くならないように、後味がスッキリしている。これは…レモン?」


初めて食べた本当の美味しさを知り、思わず食レポをしてしまう。

まさか、ポテトサラダがこんなにも美味しいなんて…

次は何を食べよう。


「ピー!」

「わぉん♪」


そうこうして、みんなでいろいろな料理を堪能しているうちに1時間経った。


コメント

・いいな、美味しそう。

・今年はコンビニのケーキだけで済まそうとしていたのにこんなにも美味しそうに食べられると、食べたくなっちゃうじゃねーか。

・おいしそう……

・お寿司も美味しそうだったな。

・だな。あんなにも宝石みたいに輝くなんて…

・私はアスパラベーコン巻きが食べたかった。

・帰ったら作ろうかな。あんなには美味しそうに出来ないと思うけど。

・そうしよう。


「ひな、本当にありがとう。こんなにも美味しい料理を食べれて幸せだったよ…」


「れお!?死なないでね!?このあとはケーキがあるから」


「そうだった!あっでもその前に、プレゼント交換しちゃう?」


コメント

・プレゼント交換だと…!

・くぅ〜リア充め。

・いいな、楽しそう!


「いいね!しちゃおっか。本当はもっと人数がいたら良かったんだけど。」


「じゃあはいっ!私かられおとコロへこれだよ!」


トナカイやサンタが書かれているラッピングがしてある。

何が入ってるんだろ。楽しみだな〜!


「ありがとう!開けて良い?」

「もちろん!」


ベリベリ


「わぁ!マフラーだ!」


「れおがいつも冬寒そうにしているからマフラーが良いと思ったんだけど、どう?」


「めっちゃ嬉しいよ!!ていうか、ひなからもらってものはなんでも嬉しい」

マフラー……嬉しすぎる。

やばい、顔のニヤケが止まらない。


「コロは…スカーフ?」

「うんっ!れおのマフラーと同じ色だよ!」

「わぉーん!!」

れおも大喜びで僕に早くつけてってせかしてくる。

まって、僕も自分のをつけたいから。


自分のをつけてコロにもつけてあげる。


「すごい似合ってるよ!!」


コメント

・赤のマフラー似合ってる!!

・たしかにれおって赤の感じする

・ひなセンス良い!!

・コロも似合ってるよ〜!


嬉しい。一生大切にする。


でも……

「じゃあ、僕はひなとあられに。」

お店でラッピングしてもらったのを渡す。

気に入ってくれたらいいんだけど。


「ねぇねぇ、開けて良い!?」

「もちろん!」


ベリベリ


「うゎあ!かわいいマフラーと手袋だ!ありがとう!大好きっ」

喜んでくれてよかった。


「僕も大好きだよ。ごめん、ひなと被っちゃった。」


「全然大丈夫だよ!!むしろ嬉しいし。ほんとありがとう!!」

良かった。

ひなの笑顔を見ると、不安が消えていく。


「あと、あられにはひなとおそろいの柄の帽子なんだけど…」


「なにこれかわいい!たしかにあられは寒さに強いからあんまりマフラーとかはつけなくても平気だよね。」

「ピーー!ピー!!」


あられも喜んでくれてよかった。


あっ、ひなが早速つけてくれたみたい。


「……」


コメント


「あれ?似合ってない…?」


「あっ、違う違う!逆逆!その、似合いすぎて……かわいい」


僕があげたのは水色のマフラーなんだけど、今着ている服は白が強調されているのですごい似合ってる。

まさかこんなにも似合うなんて。

天使を見ている気分だ。見たことなけど。


「えへへ、ありがとう!」

ズキュン

僕の心が撃ち抜かれた音がした。

もう、落ちてるんだけどね。


コメント

・かわいい、天使みたい

・だめ、可愛すぎて死ぬ

・やばい、似合いすぎてる

・思わずフリーズしてしまった

・あられも帽子めっちゃ可愛い

・れおのセンス抜群すぎる


「気に入ってくれてよかった。」


「じゃあ、最後はケーキ食べて、配信終了しよっ!」

「うん!」


そういうと、ひなは厨房へ行った。

しばらくすると、ケーキを持ってきた。


「すごっ美味しそう!」

白い二段のケーキの周りには、赤色のホイップクリームがバラ形をして絞られ、その間にはいちごがたくさんのっている。

そして、上にはサンタクロースとトナカイの砂糖菓子がのっている。


美味しそうだが、芸術品過ぎてもったいなく、食べれない。


「これも、お母さんの手作りだよー!切り分けちゃっていい?」


「まって、これ手作りなの!?もったいなさすぎて食べれないんだけど。」

まさかこれも手作りとは…


コメント

・きれい

・美味しそう

・手作りとかマ?

・すごい!トレンドに「ひなのお母さん何者!?」って2位になってる!!


「えっ、ホントだ!」

視聴者(リスナー)に教えてもらって見てみると、たしかに2位になっていた。


「てか、3位まで全部僕達のことじゃん!」


1位は、ひなれおチャンネルクリスマスパーティー。

2位は、ひなのお母さん何者!?

3位は、ひな、マフラー似合いすぎ


だった。


「嬉しいな〜!まさかこんなに話題になるなんて!」

「ひな、本当にありがとう。良い日になったよ!」

「私も!」


もったいないが、ひなはケーキを切って僕達に配っていく。

その間、僕はシャンメリーを注いでいく。


(本当は、シャンパンとか似合うと思うんだけど僕達はまだ未成年だからね。)


そうして、ひなはケーキを配れ終えた。

すごい美味しそうだな。


「じゃあ、みんないくよ、メリー・クリスマス!!」


「メリー・クリスマス!!」

「ピー!」

「わぉん!」


コメント

・メリー・クリスマス!

・メリー・クリスマス!!

・いえーい!




やっぱりケーキは美味しかった。

次は1月1日です!

ブックマークをつけてくださった人、ありがとうございます!


皆さん!良い一日を!ヾ(。>﹏<。)ノ゛✧*。



((良ければ、評価、ブックマークをお願いします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾お願いします*•.¸¸♡))


あと、新作の連載も始めました。ハイファンタジーです。

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