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もふもふたちとの出会い

宝箱から出た卵をお互いに持ち帰った。前にも言った通り、ひなとは家が隣同士だ。だからひなが、

「せっかくだし、お互いが見える場所で温めようよ。」

「そうだね。じゃあ、2階のあそこで。」

「OK!」

そうして僕たちは大切に温めていた。





〜10分後〜


<side れお>


 大切に温め続けたら、ピキッと、突然卵にヒビが入った。驚いてひなに報告しようと、ひなのほうを向くとひなも同じ状況だったみたい。ここから出てくる子を想像しながら、また温めていた。


そうして、約1分後、、、


「わおーん」

中からかわいい子犬が出てきた。おはよう〜って言っているみたい。なぜかわからないけど、この子犬の言葉が通じるんだよね。


「おはよう、子犬さん」

「わんわん!」

えっ、子犬じゃなくて狼なんだ!ごめんごめん、勘違いしてた。「ペロッ」えっ、舐めてくれたの?ありがとう。


『ピーンポーン』

突然家のチャイムがなった。この子を抱えながら玄関のドアを開けてみると、ペンギンを抱えたひなが立っていた。


「どうしたの?」

「いやーかわいいペンギンが生まれて、れおに見せたかったから来ちゃった!」

「しょうがないな〜。じゃあ、一緒に名付けしよう。上がって」

「ありがとー!」


 家に誰もいないから、ひなに家に上がってもらって、リビングで話している。

それにしても名前かー。そりゃあ、決めないとね。何がいいんだろう。しろ?ぽち?違うな、、、うーん狼だし、ウルフ?うーん、、、

 ひなは決めたのかな?聞いてみよう。


「ひなは、ペンギンの名前決めた?」

「うん!あられにしたよ。『ひなあられ』ってことで。『わたあめ』とも悩んだんだけどねー。」

「わあいい名前だね。」

「れおは?」

「悩み中、、、」

「そっか、いいのが決まるといいね」


うーんどうしよう。こういうときは狼の目を見て、、、うん、決めた。

「よし、君の名前は『コロ』にしよう!」

「わおーん!」


「えーーー、いいのそれで?」

「なにが?」

「(あっ何も考えていない目だ。)」

「なにか言った?」

「何も言ってないよ〜」

ふーん。

まあ、コロよろしくね。


<side ひな>


 温め続けたら、突然卵にヒビが!びっくりして、れおの方を向くと、れおも同じ状況みたい。

そうしたら約1分後、


「ピーピー!」

 ペンギンの赤ちゃんが出てきた。か、かわいすぎる。もふもふ〜〜〜〜。幸せ〜〜。

隠していたわけではないけど、私は一番ペンギンが好き。いつか飼いたいって思ってたから、夢がかなっちゃった!


 そうだ!ペンギンをれおに見せよう。

『ピーンポーン』

 れおが出てきた。突然来たから、びっくりしてるみたい。

「いやーかわいいペンギンが生まれて、れおに見せたくて来ちゃった!」

「しょうがないな〜。じゃあ、一緒に名付けしよう。上がって」

「ありがとー!」


れおの子犬もめっちゃかわいい。あっ、犬じゃないの?狼なんだ。れおの家にお邪魔した。いつ来ても綺麗だな〜。しっかり整理されている。


 まあいいや、ペンギンの名前を考えよう。うーん、わたあめとかどうかな?ふわふわだし。

そう考えていた瞬間、ビビッときた。そうだ。私はひなだから『あられ』にしよう。『ひなあられ』なーんてね。


「ひなはペンギンの名前決めた?」

「うん!あられにしたよ。『ひなあられ』ってことで。『わたあめ』とも悩んだんだけどねー。」

「わあいい名前だね。」

「れおは?」

「悩み中、、、」

「そっか、いいのが決まるといいね」


 れおってネーミングセンスないからね。どんな名前になるんだろう。


「よし、名前は『コロ』にしよう!」

「わおーん!」

えっ、『コロ』!?いくらなんでも、、、って、狼もOKみたいだし。


「えーーー、いいのそれで?」

「なにが?」

「(あっ何も考えていない目だ。)」


もうそれしかないみたい。よし、諦めよう。


「なにか言った?」

「何も言ってないよ〜」


まあ、あられよろしくね。

ブックマークをつけてくださった方、ありがとうございます。また、思ったよりも見てくれる人が多くて嬉しいです。これからも頑張ります。

もし良ければ、感想と☆☆☆☆☆を、お願いします。

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