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扉の先から見えたのは、、、

 ここはウエハースのドアの前。アランが言うには、このドアはこの層の妖精か、妖精に認められないと開けられならしくて、僕たちはぶつかったお詫びにと許可をもらった。だけど、一回目は妖精に開けてもらわないと入れないらしい。

その前に、プリンの山のところに埋め込まれて同化しているから見つかりにくいんだけどね。念には念を入れてってやつだと思う。


<<じゃあ開けるよ!>>

「うん!」


<<オープン!>>


 ドアを開いて、そこから見えたのは、想像していたのとは全く違った景色だった。

目に飛び込んできた景色。それはたくさんの熱気に包まれたレース場だった。そこでは実際に車みたいなものに乗って競い合っている妖精や、それを応援している妖精たち。

妖精たちは、いろいろな色や模様の服を着ていて、誰一人同じものを着ている人はいない。しかし、プリンをイメージしているとこだけは全員同じ。


「わあ、すご~い!」

「こんなところがプリンの山の中にあったんだね。」

<<実は、別のとこに繋がってるんだ。それと、2人に頼みたいことがあるんだけど、いいかな。>>


へー、繋がっているんだ!すごいな〜。

ん?頼みたいこと?ここはレース場っぽいし、もしかして、レース場のお手伝いとかかな。受付とかの。だったら全然いいかな、楽しそうだし。あと、そこまで大変そうじゃないからね。


「私は全然いいよ!どんな仕事もどんとこい!」

「僕もいいよ。何をするの?」


<<2人ともありがとう!実は2人に別々のレースに出て勝ってほしいんだ。>>


『え、えー!』


「レースに出て勝つ?受付とかじゃないの!?」

「えっ、なにそれ楽しそう!やりたい!」


 思ってたのと全然違った。まさか僕たちがレースに出るとは!うーん、あんまり目立ちたくないから断りたいけど、ひなはやる気いっぱいだしな〜。しょうがない、まあ楽しそうだと思うし、やろう。


「僕もいいよ。」

<<やったー!ありがとう。さっそく手続きするからついてきて!詳しくは受付担当の人が説明してくれるよ。>>

「わかった。」

「りょーかい!」


そうしてアランについていき、受付のところまで来た。ここも妖精が受付をしているみたい。


<<こんちに〜。もしかして、人間!?まじでうけるんですけど〜。写真撮りたいのにスマホなーい。ぴえん。で、アランなんの用?>>


うわ、ギャルっぽい妖精だ。髪は金髪で服はピンク。短めスカートだ。ちょっと苦手なタイプかも知れない。


<<この子たちがレースに出てくれる子だよ。こっちの男の子は大型レースで、こっちの女の子は小型レースがいいと思う。>>

「よ、よろしく」

「わあ、ギャルだ!あとで一緒に写真撮ろー」

えっ、ひな適応性早っ。コミュ力高すぎ。


<<何この子、乗りよくて、かわちぃ〜。よろぴく☆>>

「よろしく〜。ちなみに私はひなだよ」

<<ひなっちね。オッケー。あたしはモナカだよ>>

「もっちゃんね、りょーかい!」


うわ、もうあだ名で呼び合ってる。陽キャってすごいね、、、、


コメント

・陽キャが眩しすぎる

・陰キャはジメジメしたところがいい。

・うっ、、、陽キャ、中二病、、、

・トラウマを引き起こしていて草


陰キャにとって、陽キャは太陽みたいに眩しすぎる。僕は若干人見知りが発動しちゃう。やっぱりひなはすごいね、、、、

次回はれお視点だけど、ダンジョンの攻略はしないです。

もうそろそろ、テストの時期なのであれを、、、、

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