宝箱、オープン(*^_^*)
宝箱は、金色のシンプルなものだった。そっちのほうが僕は綺麗だと思うんだけどね。
「じゃあ、開けるよ」
「うん!」
『ま、眩しいーーー』
突然、宝箱がひかり、あたり一面が金色の光で見えなくなった。
コメント
・すごい光
・こんなことあるんだな
・てか、やっぱり一発で出たよな
・誰も触れてなかったけど、そうだったな
・目が目がーーー
・中身に期待できるかも
「中身はなんだろう。って、え、、、、」
「れおどうしたの?ってえ。そんな〜」
ドキドキ中身を確認したら、大きな卵が2つだけ。なーんだ、卵か。派手な演出があったのに期待外れ。大判小判とか、宝石とかが入っているかと思った。
もしかしたら、高級卵かもしれない。よし、今日の夕飯は卵かけご飯にしよう。 わーいわーいやったねー(棒読み)はあ、、、、ショック、、、
「これだけ。小判はー。お金はー。もう、床に叩きつけよっかな。」
コメント
・フラグ回収乙
・あんな強いドラゴン倒したのに、、、
・もしかしたら、すごいかもよ
・そうだね、卵だけど
・試しに触ってみたら?
・(´・ω・`)
僕はがっかりしながら視聴者言う通りに卵に触れてみた。
「待ってひな、これ温かくて、ドクドクしてるよ。」
「えっ!ホントだ。なんだろう。」
コメント
・まさか、これって、、、
・拡散してくる
・俺も
・私も
「視聴者のみんな、これ知ってるの?」
コメント
・ああ、それは世界で3件のみ発見されている、、、
・伝説の聖獣の卵の、、、
・可能性が高い!
・↑息ぴったりだなお前ら
「えーーーーー!聖獣の卵!?」
「と、とりあえず持ち帰って温めよう。」
「うん、、、」
〜数日後〜
『みんなーこんにちは!ひなれおチャンネルにようこそ』
「ピー!」
「ワオーン!」
コメント
・あれ、なにか声が?
・もしかして、あの卵?
・わくわく
・絶対にかわいいって分かる声
・まじでそれな
「そうそう、みなさんが思っているとおりあの卵から孵りましたーーー!」
「うん、とっても可愛くて癒やされるよ。」
もふもふってほんとにすごいよね。寝るときとか可愛いし。ペットを飼っている気分。家の事情で飼えなかったから、とっても嬉しい。
「ほらあられ、みんなにあいさつして」
「ピーピー!」
「コロも挨拶してね」
「わんわん!」
コメント
・か、かわいい♡
・ペンギンと犬?
・もふもふ!!
・れお、ネーミングセンスが、、、
・一応、聖獣なんだよね?
僕たちは、それぞれ家に帰って温めていたんだよね。すると突然、殻が割れて孵化したんだよね。ひなと家が隣だから、お互いが見える場所にいたんだけど、なーんと不思議。同じタイミングだったんだよね。そこは、後で詳しく説明するよ。
まあ、それは置いといて、名前がひどい?そりゃあ、僕にネーミングセンスを期待したらだめだよ。今まで名前なんてつけてこなかったんだから、ひどすぎて。
「うん、たぶんこの子達は聖獣だと思う。」
「だからか、実は、あられとコロ、めちゃくちゃ強いんです!」
「あと、コロは犬じゃなくて、狼だよ」
コメント
・一瞬でファンになりました。
・kwsk教えて!
・あの見た目で強いの!?
・えっ、犬じゃないの?
・もふもふ、かわちい♡
・私もほしいー!
「じゃあ、孵化の状況を詳しく教えるよ!あと、あげるわけないからね!!」
コメント
・あっはい、すみません
・笑
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