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スライムダンジョンにやってきたよ！

初投稿です。誤字脱字やおかしな点がありましたら、どんどん指摘してほしいです。

『みんなーこんにちは！ひなれおチャンネルチャンネルにようこそ』

　僕とひな、そして周りの景色が配信画面に映っている。

・キターーー！

・待ってたよ＼(^o^)／

・イエーイ

　ダンジョンが世界各地に出現したのは、5年前。その頃は大混乱だったが今に至るまで、たくさんの研究が進められてきた。

　そのおかげで世界は活性化し、かつての世界には存在しなかったものを命の危険をおかしてまでゲットしてを売るという死と隣り合わせである探索者という職業ができた。今では、探索者が将来なりたい職業ランキングでぶっちぎりの1位となっている。

　そして今流行りの、探索者がダンジョンでしていることを配信する、ダンジョン配信者を僕とひなもやっているよ。

ちょっとー。どうせ人気がないんでしょって思った、そこの君！一応、登録者数1万人いるんだからね。そこそこ有名だよ。

「今回はスライムしかいない通称スライムダンジョンに来ているよ。」

「そこで！エクストラボスを倒したいと思いまーす」

　紹介するのをすっかり忘れていたけど、今しゃべった子は、ひなと言って幼馴染みで、隣の家に住んでいる、僕の彼女だよ。たまにひなの家にお邪魔して夕飯を一緒に食べたりしているんだ〜。

　ちなみに僕より勉強ができて、運動もできる。しかもおまけに生徒会もやっている優等生だよ！もふもふとペンギンが大好きっていうかわいい一面もあるんだ〜。僕にはもったいないぐらいかわいいんだよね。

・今日もひなちゃんかわいい

・それなw

・てかさ、エクストラボスを倒すと、報酬がすごいんだよね。

・でも、それ以外は１個10円でしか売れない魔石しか手に入らないんだよね

・だからまずいから人気ないよな

・しかも、エクストラボスってどうやったら出現するかわからないんだよね。

・でも、やっぱり報酬がすごい、、、

「そうそう、コメントで言っているように報酬がすごいんだよね。」

「おく、まん、ちょうじゃ、、、」

「ひな！？そこまでじゃないからね！あと、必ずしもエクストラボスと戦えるわけでもないし。」

「そ、そんな〜」

・安定のカップル

・二人なら余裕でしょ

・一回でエクストラボスに出会いそう

・それなｗ

・頑張って！

　ちょっぴり不安をいだきつつ、中に入った。

　聞いていたけど、スライムだらけだ。

「わあすごーい！スライムだらけだーーー！」

「ひな待って！スキル『転移(ワープ)』でボス部屋の前まで行くから。」

「ラジャーーー！あっ、でもさ、せっかくだし少しスライム倒そーよー」

　たしかにはじめて来たし、いいかもしれない。ウォーミングアップにちょうどいいいね。

「わかった。でも10分だけだよ。」

「ありがとー！れお大好きー。倒してくるね！」

「えっ！あっ、うん。いってらっしゃい。」

　かわいい。僕の彼女、可愛すぎない！？不意打ちの大好きとかちょっとやばい。

・（・∀・）ニヤニヤ　お似合いだね〜

・（・∀・）ニヤニヤ　可愛い♡

・（・∀・）ニヤニヤ　配信中だよー

あっ、配信中だったのを忘れていた。それにしても視聴者(リスナー)、息ぴったりすぎない？

◇　　　

〜10分後〜

「ひな行くよー。戻ってきてーー」

「はーい！」

　さっそく僕のスキル「転移(ワープ)」でボス部屋の前までやってきた。

　じゃ、ささっと倒しますか。相手はキングスライムかー。

「ホイ！『ドッカーン』」

　よし、倒せた。

・キングスライム、「俺の出番は！？(´・ω・｀)」

・↑笑　れお強すぎ

・ひなちゃんの出番なしか、、、

・さあ、エクストラボスはあらわれるのか！？

・ドキドキ(^_^)

『条件が満たされました。エクストラボスが出現します。』

読んでくださり、ありがとうございました。

３、　４話読んでみて面白いと思ってくださったら、評価とブックマーク等をよろしくお願いします。