プロローグ
「なんJ」
───プロローグ───
俺はなんJ民だ。なんG民でも、おんJ民でもなく、なんでも実況Jの住人、なんJ民だ。そう、俺の仲間、いや、俺の仲間だったものもそう言っただろう、だがあいつらは逃げた。
スクリプトだらけのなんJから逃げ、なんG、おんJ、ニュー速VIP、更には5chからも逃げTwitter、YouTube、インスタに行ってしまった。もうなんJに人なんていない。居るのは俺と、スクリプトと、V豚だけ。あの頃の、といっても、まだ5chではなく2chだった、全盛期のなんJを俺はまとめサイトでしか知らない。
所詮俺も5chになってからなんJに住み始めた新参、甘ちゃんだ。最初に来た時、クズの集まりというのは分かっているつもりだった。でもまとめサイトで見たような面白い人たちが沢山いるんだろう。そう思っていた。
違った。
そういえばYouTubeのまとめ動画のコメ欄かなんかで、「所詮まとめはなんJの中から面白いものだけを抽出してるから本家に行くとめっちゃ薄い」みたいなコメントをみたことがあった。
それも違う。
薄まったなんてレベルじゃない。水だよ水。出汁の一滴も残っちゃいない。面白い奴なんて1人も居なかった。悪く言えばクソ、良く言えばうんちみたいな所だと思った、だが俺はずっとそこに居た。クソだと思っていながらも何故そこから離れることが出来なかったのか、今ならわかる。
そこが、俺にとって、『楽しかった』からだ。その頃は、クソゴミしか居なかったが、人がたくさんいた。SNSとして、匿名掲示板としての機能を全うしていた。だが今は違う。もう人なんていない。人がいなければSNSとして機能することも出来ない。
そう、本当にオワコンである。何故こんなことになったんだ。誰が悪い?誰のせいだ? そう、全部アイツのせいだ。
ひろゆき!お前のせいだ!なんjをこんなことにしたお前をぶっ殺す!待ってろよ!
これはそう考えた俺があの頃のなんJを取り戻すために命を懸けてひろゆきに復讐する話。
この作品を読んで下さりありがとうございます。作者の銀河やきそばです。なろうでは初投稿作品となります。この作品はこないだ風呂に入っているときに急に思いついて勢いに任せて書いたのでいろいろ至らないところがあるかもしれませんがどうかご容赦下さい。