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黒のジーク 《書籍版発売中》  作者: ケンイチ
第四章
66/125

第五話

「うっ……」


 背中の痛みと頬を叩かれた衝撃で意識が覚醒すると……


「おっ! 気が付いた、危なっ!」


 見覚えのある顔が覗き込んでいたので、何となく指で目玉を狙ってみた。

 流石に横になっている状態からだと、いくら相手が身を屈めていたとはいえ簡単に避けられてしまいかすりもしなかったが、あと少しで尻餅をつかせそうなところだったので驚かすことには成功したと言えるだろう。


「ああ、くそっ! 最初から気が付いていれば、他にやりようはあったかもしれないのに……それで、一体何の用だ()()()()()、わざわざディンドランさんとエリカまで連れて……侯爵殺しの犯人を捕まえるようにと、圧力でもかかったのか?」


 いくら俺がウーゼルさんやアーサーと知り合いだとしても、アコニタムの派閥の奴らが纏まって圧力をかけてくれば、子爵であるヴァレンシュタイン家が突っぱね続けるのは難しいかもしれない。

 そう思っていたら、


「ジーク……お前、侯爵殺しなんかやってないぞ? 知らなかったのか?」


 ガウェインどころか、そばで黙ってこちらを見ていたディンドランとエリカも呆れた顔をしていた。

 ちなみに、俺の近くではおっさんやクレアたちも居たが、クレア以外は侯爵殺しと聞いて驚いた顔をしていた。


「お前、そこまで気にしていたのなら、他国に行ったとは言えその後の情報くらい集めろよな」


 と言いながら、ガウェインは俺の知らないその後の話を始めた。

 その結果、


「つまり俺は、王都を離れる必要はなかった……ってことか?」

「おう! 勘違いで二年以上も家出していた、間抜けってとこだな!」


 と少し落ち込みそうになっているところに追い打ちをかけて来たガウェインだったが、


「いでっ!」


 ディンドランさんに殴られて頭を押さえていた。


「ジーク、あの時点では勘違いじゃなくて、むしろ国を離れたのは正解だったわ。もしもあのままジークが王都に留まっていたら……最悪、戦争になっていた。ヴァレンシュタイン家とアコニタムの派閥の」


 俺が離れてすぐの間は、俺がアコニタム家の当主を殺したということで、『ヴァレンシュタイン家が責任を持って俺を捕縛し、その首を差し出せ!』……と言っていたアコニタムの派閥の貴族がいたのは事実だが、俺の行方が分からない以上は先に事件の真相を調べるべきということで詳しく調べた結果、全ての元凶はアコニタム家にあると分かったそうだ。

 しかも、捜査中にもかかわらず、アコニタムの派閥の奴らが全面的に俺とヴァレンシュタイン家に非があると騒ぎまくったせいで逆に大恥をかくことになり、アコニタム派の多くの貴族が潰される結果となったそうだ。


 これは俺の行き先が不明だったので、ウーゼルさんが真相を解明させることを優先させたおかげだったが、もしも俺が逃亡せずにヴァレンシュタイン家が匿っていたら、向こうは間違いなく武力行使に出ただろうとのことだ。そしてそんなことをされれば、王国でも武闘派揃いと言われているヴァレンシュタイン家も反撃に出ていたはずなので、戦争を回避したという意味では俺の逃亡は正解だったそうだ。

 ただ、想定外だったのは、


「ジークが一度も連絡を寄越さなかったせいで、私たちは二年以上も心配をした。もしもこっちから会いに来なかったら、後何年続いたか分からないくらいの家出になっていたかもしれなのよ」


 ということらしい。早い話、せめて安否連絡くらいよこせと、ヴァレンシュタイン家の皆は思っていたとのことだ。


「まあ、貴族間で戦争になったとしても、こっちは王都にヴァレンシュタイン騎士団の主力が居たし、サマンサ様が使役している魔物もいる。それに何より、エンドラ様が一番やる気になっていたからな。あの人がこちらに付いた時点で、中立を装おうとしていた日和見貴族たちがこちらに付きそうになっていたから、どうやってもアコニタムの派閥に勝ち目はなかったけどな」


 などと、ガウェインはひとしきり笑った後で、


「それで、その髪と目の色は何だ?」


 と言って、俺の髪に向かって手を伸ばしてきた。

 ガウェインのことだから、遠慮なしに髪の毛をむしり取ると判断した俺は、すぐに立ち上がってディンドランさんの後ろに移動したが……


「それは私も気になっていた」


 などといいながらディンドランさんは俺の頭を両手で抑え込み、至近距離でじっくりと観察をした後で、


「いてっ!」

「ん? 色が変わった?」


 いきなり俺の髪の毛を数本引っこ抜いた。

 俺の今の髪の色は魔法で白く見えるようにしているだけなので、ディンドランさんが抜いた分の髪の毛は魔法の効果を失って、元の黒色に戻っていた。


「ディンドランさん、ガウェインみたいなことは止めてくれ!」


「失礼なこと言うな。俺がそんなことするわけないだろ?」


 などととぼけるガウェインだがこいつなら数本ではなく、草を抜く感覚で人の頭をハゲにしようとするのは確実だ。実際にディンドランさんも、胡散臭そうな目でガウェインを見ながら、さり気なく俺を抱えて後ろに下がっている。


「ところで、改めて確認するけど、ジークで間違いないのよね?」

「何をいまさら……仮に俺がエリカの知るジークじゃなかったら、大問題になっているだろ?」


 ようやくエリカが口を開いたかと思えば、何故かそんな確認をしてきた。そして、一瞬ディンドランさんに視線を向けると、俺を抱えているディンドランさんの力が強くなり、


「ふん!」

「がっ⁉」


 エリカに思いっきり顔を殴られた。しかも、エリカが殴った瞬間にディンドランさんが手を離してサッと背後から居なくなったので、俺は殴られた勢いのまま地面に倒れた。

 いきなりのことで混乱していると、ディンドランさんが俺の傍にしゃがんで、


「ていっ!」

「ぐっ!」


 頭に拳骨を落としてきた。可愛らしい掛け声に反して威力は可愛らしくなく、そのまままた気絶しそうになったが……


「よっしゃ!」


 調子に乗ったガウェインも参加しようとしていたので、意地でも意識を手放さずにガウェインから距離を取った。


「二人共、どういうつもりだ!」


 何となく二人のしたことの意味は分かっているが、まだ俺を狙っているガウェインから時間を稼ぐために、別のことで気を逸らさせようとしたが……


「よっと!」


 ガウェインにそんな手など通用するはずもなく、即座に距離を詰められてしまった。

 まあ、すぐに影に潜って逃げたので被害は無かったが……潜ってからやらかしたことに気が付いた。


「なる程、ああやって移動していたのか」

「ジークさん! 私にもその魔法を教えてください!」


 これまで秘密にしていた俺の手札を、おっさんたちに見せてしまったのだ。まあ、おっさんは薄々俺が特殊な魔法を使っているのに気が付いていたようであまり驚いてはいなかったが、クレアは面白そうにそんなことを言って近寄ってくるし、クーゲルはそんなクレアを見て、実際に習得してしまった時のことを想像したのか頭を抱えているし、フレイヤは俺を警戒するような視線を向けながら数歩下がっていた。


 そばに来たクレアが質問のついでに回復魔法を使ってくれたので助かったが、様々な理由から陰に潜る魔法はクレアには使えないだろうと言うとがっかりしていた。

 

「何と言うか、()()()()()魔法を覚えたのね」


 エリカは、俺の魔法を見るなりそんなことを言いだし、ガウェインとディンドランさんも同意するように頷いていた。ただ、


「この魔法で女風呂や更衣室を覗いていたんだな……ジーク、それは犯罪だぞ。黙っていてやるから、ちょっとコツを教えろ」


 ガウェインは違う意味にとらえていたようだ。まあ、エリカとディンドランさんも、ガウェインと同じ意味だったという可能性があるけれど……


 ガウェインがどこまで本気なのかは分からないが、最後の方を小声で俺だけに聞こえるように言ってきた辺り、かなりの本気寄りの発言な気がする。なので、


「ディンドランさん、ガウェインがディンドランさんの着替えや入浴を覗きたいそうです。どうしますか?」


 即通報した。しかし、


「大丈夫、しっかりと聞こえていたわ。団長、この件はサマンサ様に報告します」


 すでにディンドランさんにはバレていたとのことで、ヴァレンシュタイン子爵家のある意味最高権力者に報告されることが決定していたそうだ。


 ガウェインのことはディンドランさんに任せ、手の空いているエリカにここに来た理由を聞こうとしたら、


「ジーク……あなた、本当にお風呂とかの覗きに使ってはいないのよね?」 


 ものすごく警戒されていて、少し前に見た時よりも距離を取られていた。


「そんなことするわけないだろ……それに、風呂場のような空間だと、さっきの魔法は使いにくいんだよ」


 詳しく教えるつもりはないが、影に潜る最大の条件は、潜る場所と移動先が影で繋がっている必要があるのだ。なので、光が当たっている場所には行くことが出来ないし、風呂場のようなところには光源が多くて影が少ないことが多いので、使えなくはないがリスクが非常に高いのだ。

 そう言った理由を話さずに、


「まあ、風呂場みたいなところでも使えるなら、色々と便利なんだけどな」


 と言ってしまったせいで、エリカの誤解を解くのに苦労してしまうのだった。

 ちなみに、便利と言うのは変態的な意味ではなく、風呂場だと警戒が緩む奴が多いので、奇襲や暗殺が成功しやすいという意味である。



「それで、ばあさんと……ギルド長もガウェインの悪だくみに一枚かんでいるのか?」


 そうでなければ、こうも都合よく待ち伏せされるとは思えない。

 仮にばあさんたちが無関係だったとしても、俺の仕事の内容を知っている奴が関わっていなければ、この広い森で先回りすることは出来ないはずだ。

 それに何よりも、長期の依頼から戻って来たばかりの俺がばあさん以外の依頼で森に行くなど、自分でも考えられない。

 なので、十中八九ばあさんと、横槍をいれられないようにギルド長には事情を話しているだろうと判断したのだが……


「そりゃそうだろ。でなければ俺たちがこんなところ知っているわけないしな」


 ガウェインは、あっさりと認めた。まあ、誤魔化す必要はないので否定しないとは思っていたけれど、その少しも悪びれていない様子にクーゲルとフレイヤはかなり驚いていた。


「それじゃあ、ばあさんの依頼は嘘だったってことか?」

「いや、薬が少なくなっているのは本当らしくて、俺たちの用事が終わったらジークに集めさせてくれって言っていたぞ。あと、俺たちでそれっぽい草を集めはしたが、正確な判断が出来ないから仕分けをしてくれ」


 何て人使いの荒いババアだと思いながら、それっぽい薬草の入っているという袋を受け取って中身を見てみると、


「大体半分くらいが正解ってところだな。おっ! これは……ガウェインの飯に入れよう」


 半分くらいが目的の薬草だったのでそれとは別の草を仕訳けていると、なかなか面白い薬草をいくつか見つけたのでそれらを別の袋に入れた。

 そのことに気が付いたガウェインが、「毒を食わせるつもりだな!」と叫んでいたが、


「毒ではないし、かなり美味い部類の薬草だぞ。ただまあ、食い過ぎると一日二日踊り狂うと言われているけどな」


 と答えると一瞬納得しかけて、


「それ、毒と変わりなくないか?」


 などといって警戒を強めていた。


「まあ、毒ではないけど、使用は要注意って感じだな。それに、俺は食ったけど、問題なかったぞ」

「お前はそう言った耐性がめちゃくちゃ高いだろ! 一緒にするな!」


 一応、自分自身で試した上で、一般人でも大丈夫そうな量を大まかに計算したつもりなので、それをガウェインで試そうとしただけなのに……とても残念だ。

 まあ、ガウェインに使わなくても、俺用に取っておけばいいだけなのでそのままマジックボックスに保存し、残りの仕分けも済ませてみると他にも使えそうな薬草や毒草があったので、それらはありがたく頂戴することにした。


「ガウェインたちが集めたものだと数が少し足りないな……面倒だけど、探すか」


 元々この近くある薬草の群生地を目指していたので、少し探せば薬草は集まりそうなのが救いではあるが……精神的にも肉体的にもかなり疲れているので、なるべく最短で集めたい。

 しかし、


「あんた、こんなことにも詳しいのね」

「ジークさんは色々なことが出来ますよ!」

「ジーク、これは使える薬草?」


 エリカとクレアとディンドランさんが、何故か俺の後をついてくるので、薬草を探しながら三人の相手をしなければいけないという、一番避けたかった状況になってしまった。

 とりあえず、


「ディンドランさん、それは触るだけでも被れるかもしれない毒草だから速く手を洗って」


 危ない毒草を回収して、魔法で出した水でディンドランさんに手を洗わせた。


「あっ! ジークさん、あそこに真っ赤でキレイなのがあります!」

「それは絶対に触るな! 少し触っただけで皮膚がかぶれるし、最悪壊死するぞ!」


 クレアが赤いキノコを嬉々として収穫しようとしたので急いで止めて、


「ジーク、これはさっき分けていた草に似てない?」

「それは似ているけど違うやつだな。毒は無いから触っても大丈夫だけど、汁が付くとなかなか取れないぞ」


 エリカが見つけたただの草の解説をする羽目になってしまった。

 こういった感じで薬草を探さなければならなかったので、いつもより時間がかかってしまったが、群生している場所を見つけたのでその一か所で予定の数は集まった。ただまあ、いつもより精神的に疲れはしたけれど。


 帰りも騒がしい三人を連れてガウェインたちの所に戻ると、ガウェインとおっさんは変人同士意気投合したのか談笑しており、クーゲルはそんなガウェインを複雑そうに見ていた。


「あれ? フレイヤが居ませんね?」


 クレアが俺についてくる前までは居たはずのフレイヤが居ないことに気が付いてクーゲルに聞いていたが、どうやらフレイヤと他の親衛隊、それにガウェインたち以外のヴァレンシュタイン騎士団は先に森を出て、外で待機しているそれぞれの仲間に報告をしに向かったそうだ。


「ジーク、終わったなら早く街に戻るぞ。何せ俺たちは、お前がいつ薬草を採りに来てもいいように、一週間前から森で生活しているからな。いい加減まともな飯も食いたいし、風呂にも入りたい」


 そう言ってガウェインが自分の服の匂いを嗅いで臭がる振りをすると、すぐ近くにいたディンドランさんとエリカが、そそくさと俺から距離を取った。

 流石にその行動の意味が分かったので気が付かないふりをしたのだが……


「ん? 大丈夫ですよ。お二人共、全然臭くありません!」


 クレアが余計なことを言って俺の気遣いをぶち壊した。

 クレアの爆弾発言の後、二人は同時にゆっくりと俺の方に顔を向けて、


「ジーク、最初に見た時から聞きたかったんだけど……()()何?」

「まさかとは思うけど……あんた、こんなのと付き合っていたりなんかしないわよね?」


 殺気の籠った目で俺を問い詰めて来た。

 明らかに切れかけている二人に対し、どうやって納得のいくような説明をしようかと思っていると、


「私はジークさんの親友……いや、互いに()()()()()を知っている仲なので、大親友です!」


 などと、またもクレアが爆弾発言その二を投下した。

 しかも最悪なことに、二人はクレアにその発言の意味を確かめるよりも、俺を問い詰めた方が楽で速いと判断したらしく、少し前に戦った時以上の迫力でそれぞれの武器を構え始めた。


 今の状態の二人に何を言っても無駄だだろうと判断した俺は、


「『ダークミスト』」

「「ジーク!」」


 魔法を使って二人の視界を奪い、さらに影に潜って逃走を開始した。

 単純な速度では、ディンドランさんの方が速いと思われるので追いつかれてしまうかもしれないが、それはあくまでも障害物がない場所でのことなので、森の中なら俺が捕まることは無い。

 ただ、一つ懸念があるとすれば、


「団長! ジークを捕まえて!」


 逃走経路に影が出来ない空間があり、そこには面白がって俺を捕まえるであろうガウェインがいるといことだ。ついでにおっさんも。


「狭い範囲だっとは言え、勘だけで暗闇を突破するか、普通……」


 想定よりも早く追いかけて来たディンドランさんに驚きはしたものの、エリカとクレアは脱出に手こずっているようで姿が見えず、半分は足止めに成功した……と思ったら、


「えい!」


 ダークミストの中心部からまばゆい光が溢れ出し、俺の出した影がすべて消えた。忘れていたけど、クレアは今代の白だから、光属性の魔法で闇を消すのは簡単な仕事だったな。


 ただまあ、エリカたちとの距離は開いているので、前のガウェインたちを抜ければ問題は無い。

 そう思って、もう一度ダークミストを使い、それと同時に影に潜ろうとしたが……


「そこか!」

「うおっ!」


 影に飛び込もうとした俺に向かって、ガウェインは真っすぐに剣を投げて来た。もしも俺が避けなかったら、剣が胸に突き刺さるところだった。


「くそガウェイン! 殺す気か!」


 俺が抗議するものの、ガウェインは笑って無視している。

 そんな中、


「捕まえた!」


 ディンドランさんが、俺に後ろから抱き着いてきた。ただまあ、


「ディンドラン、そいつは偽物だ! 本物は俺の目の前にいるぞ!」


 ガウェインの言う通り、ディンドランさんが捕まえた俺は、魔法で生み出した偽物だけど。

 そして、ガウェインの横を通り抜けようとした俺に対し、


「もう一度、寝とけっ!」


 腹部に渾身の一撃を食らわせようとしたが、


「あら?」


 それも偽物だったので、盛大に空振りしていた。そこに、


「あ⁉」


 本物の俺がいると思ったらしいディンドランさんが突っ込んでいき、空振りをして無防備になっていたガウェインの腹に蹴りをかましていた。

 多分、俺がいると思って突っ込んだところにガウェインが居て、しかも無防備な状態だったのでついつい脚が出たというところだろう。


「ぐふ……」


 そして本物の俺はと言うと、ガウェインの剣が突き刺さっているところから数m横で息を殺してディンドランさんをやり過ごし、ガウェインが膝をついたのを確認してから突き刺さっていた剣を回収して、今度こそその場から逃走した。

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