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黒のジーク 《書籍版発売中》  作者: ケンイチ
第二章
33/117

第十話

「予想通り五日かかったな……もっとも、今からダンジョンに入るわけにはいかないから、実質六日みたいなもんだがな。まあ、それはいいが……久々に殺意が湧いたわ、マジで……おっちゃん、いつもは穏健で心の広い男を心掛けているのに……なぁ?」


 おっさんは一瞬本気でキレかけて、それを誤魔化すように途中から強引にいつものとぼけた感じで話していた。

 おっさんの言う通り、遅れ気味の親衛隊の隊員に気を使った結果、ダンジョンまで通常よりも時間がかかってしまったのだった。まあ、それ自体は元々そうなると予想した上で俺たちは予定を修正しながら移動してきたわけだが、ダンジョンまで来て親衛隊に暴走の兆しが表れ始めた。

 第一の兆しは、ダンジョン付近への到着が夕方近くだった上に、さらには野営地を決めなければならないのにもかかわらず、親衛隊が野営地の設営を俺たちに丸投げしてダンジョンに入ろうとしたことだった。

 これに対しては、通常なら他国に所属している親衛隊にこの国で新たに発見されたダンジョンに入る資格はなく、今回は特例として俺たちと一緒ならと許可が出されたのであり、それを無視するのなら侵略行為であると判断して正式に周辺国へ発表するとおっさんが怒りを露わにしたことで止めることが出来た。

 そして第二の兆しは、待ったをかけた俺たちに対し、親衛隊の一部から明らかに敵意、もしくは殺意のようなものが向けられるようになったことだ。この様子だと、いつ背後から襲われたとしても不思議ではない。

 幸いなことに、親衛隊長は暴走しそうな隊員を抑える側であり、クレアも親衛隊長に同調しているので、滅多なことでは親衛隊と戦闘行為に発展するようなことは無いと思われるが、それでも親衛隊に対して常に警戒しなければならなくなったのは、余計な負担が増えたと言わざるを得ない。


「正直、暴走するならダンジョンの中に入ってからにして欲しいな」


「まあ、ダンジョンの中なら、何があっても事故で済ませられるからな。もっとも、向こうも同じことを考えてはいるだろうけど」


 俺の言葉に、おっさんは「違いない」と言って笑っていた。


「それで、明日からダンジョンに入ることになるけど、俺はどう動いたらいい?」


 今回、事前の打ち合わせだとダンジョンに入るのは俺たち冒険者組から三人、親衛隊からクレアと九人の隊員(親衛隊はクレアを含めて十五人いる)となっている。

 その内、冒険者組は俺とおっさんの参加が確定となっていて、親衛隊からはクレアと隊長は確実とのことだった。


「残りの一人はチーだ。あちらさんに聖女がいる関係で、こちらにも女性がいた方がいいからな」


 おっさんの言う通り、何かが起こった時に男という理由でクレアから遠ざけられる可能性がある為、近くまで接近することが可能なチーがいた方が選択肢が広がるので、その選択は当然のことだろう。

 ちなみに、フリックたち三人はギルド長の子飼いではあるものの、今回の依頼の真の目的がダンジョン核の破壊であり、あわよくばその責任をクレアたちに擦り付けるということまでは知らされていないそうだ。

 それは何かあった時に、そのことを知っている者が一人でも少ない方がいいということも関係しているのだろうが、俺はそれ以外にもギルド長はフリックたちを完全に信頼していないのも理由の一つだと思っている。

 今回、俺が真の目的を知っているのは例外中の例外で、ギルド長が本当に信頼しているのは実の兄であるおっさんだけなのだろう。


「まあ、詳しい説明は全員が揃ってからするけど、ここからはいかなる時も気を抜くな。敵は俺らが何していようが襲い掛かってくる獣だと思えよ。これは今回に限らず、信頼できない奴と組む時の鉄則だからな」


 こちらに非がなくとも自分勝手な理由で裏切る奴は存在するので、安心できるところ以外では油断するなというのは俺も理解しているつもりだが、おっさんの経験から来ていると思われる言葉には重みがあり、俺は素直に頷くことが出来た。


 そんな会話を交わした少し後に、周囲の警戒と地形の把握に出ていたフリックたちが戻ってきたので夕食を開始(流石にクレアは親衛隊に止められたらしく来なかった)した。

 食事が終わった後でおっさんとチーは親衛隊長と明日の打ち合わせに呼ばれ、俺は寝床の準備と武器や道具の最終確認、フリックとカロンは交代で周囲の警戒にあたっていた。

 

(ダンジョンは初めてだけど、洞窟型なら基本的な戦い方は建物の中みたいなものだろうな。武器はショートソードと大型のナイフ、それと投げナイフを数本携帯しておけばいいか)


 ダンジョンの内部がどれだけ広いのかは実際に見て見ないと分からないが、親衛隊からの情報によると狭いところでも大人二人が並んで歩くくらいの余裕があったとのことなので、武器はなるべく自分や他人の動きを阻害しない大きさのものがいいだろう。


(でも逆に考えると、事故を装ってわざと切り付けてくることも有り得るのか)


 もしダンジョン内で魔物と遭遇すると、戦闘中に親衛隊の武器が俺に向かって来ることも考えられる。


(その辺りもおっさんと話し合う必要があるな。まあ、おっさんならすでにその可能性に気が付いているだろうけど)


 そういったことを考えながら準備を終え、戻って来たおっさんに相談すると、やはりおっさんもそのことは危惧していたようで、事故の可能性を減らす為という名目でダンジョンに入る親衛隊の人数を考え直すように提案し、交渉の結果二名だけだが数を減らすことに成功したとのことだった。しかも、外れたのは親衛隊長寄りの考えを持つ隊員だそうで、俺たちが目を付けていた隊員は三人のままだそうだ。


「それと、大まかな陣形だが、先頭が俺、最後尾にチーとジーク、その間に親衛隊だ。奴らとしては、俺たちに挟み撃ちにされる危険性よりも、危険な位置に配置しておいた方が何かあった時に盾にした方が利があると見たんだろうな」


「完全に私たちを下に見ているということね」


「でも、あいつらはダンジョンの攻略に慣れていないようだな。俺なら先頭をジークとチー、最後尾をバルトロさんにする」


「俺もそうするかな。前は嫌でも見ながら歩くことになるんだから対処はしやすいけど、後ろはそうもいかないからな。それなら、後ろに一番強いか経験豊富な人を置いた方がいいと思う」


 チーにフリック、そしてカロンも、親衛隊の経験不足を指摘している。確かに大半の親衛隊員は経験が不足していると見て間違いないと思うが、果たしてあの親衛隊長がそんなことに気が付かないものなのだろうか? むしろ俺は、わざとおっさんを前に置き、後ろに俺とチーを配置したのだと思っている。


(もしダンジョン内で、冒険者組と親衛隊が争うことになった時、一番怖いのはおっさんだと思うのは間違いないだろう。それなら、初めからおっさんを前に置いて常に親衛隊が背後を取る形にしておけば、それだけでおっさんからの奇襲の確率はかなり減るはずだ。俺とチーに関しては……後ろを取らせても、対応は簡単だと思っているのかもしれない)


 そう思いながらふと顔を上げるとおっさんと目が合った。

 おっさんは目が合うと軽く頷いていたので、多分俺と同じことを考えているのだろう。


「まあ、そう言うわけで、今回の依頼は明日からが本番だ。俺とチー、それにジークがダンジョン内で親衛隊の動きに気を付けるのは当然だが、外で待機するフリックとカロンも、同じように外で待機している親衛隊には気を付けろ。むしろ、外の奴らの方が何をするか分からないから、なるべく互いの位置を把握しながら行動するようにしろよ」


 そう言った感じでおっさんから指示が出て、今日はなるべく早くに休むことになった。

 一応、今回は俺も夜間の見張りに参加することになったが、順番は最初に回されたので見張りの後はゆっくりと眠ることが出来た。


 その日の夜、俺の見張りの時には何事も起こらなかったのだが、真夜中のおっさんの見張りの時に親衛隊の一人が勝手に煮炊きをしたらしく、その臭いに釣られて魔物が近づいてくるという問題が発生した。そのせいで俺を含めて寝ていた数人が目を覚ましてしまったが、問題の魔物はおっさんによってすぐに追い払われたみたいだったので、俺は外に出て確かめずに二度寝したのだが……おっさんの前の順番で寝たばかりだったチーは完全に目が覚めてしまったそうで、朝に顔を合わせた時はとても眠たげで不機嫌そうな顔をしていた。



「それじゃあ、行くぞ。ジーク、もしもの時は好きに動け。だが、それまでは大人しくしていろ。チー、もしもの事態が起こるまではお前がジークに指示を出せ。ジークもチーの指示をちゃんと聞け。分かったな」


 ダンジョンに入れば、俺とチーはおっさんと別行動というくらい離れた位置に配置されるので、いちいちおっさんが指示を出していてはまともに動くことが出来ない。その為、何かが起きるまでは、先輩であるチーが俺に指示を出すということになった。これは親衛隊に対して俺が一番の下っ端だと思わせる意味もあるが、大して効果があるとは思えない。

 ただ、その何かは起きるだけでなく()()()可能性もあるので、いざという時に俺に指示を出している存在(チー)がすぐそばにいれば、親衛隊の多くは俺よりもチーの方に意識を向ける可能性が高いので、その分だけ俺が動きやすくなるかもしれない。

 ちなみに、俺の見立てではおっさんが一番強く、その次が親衛隊長で、その後にフリックや親衛隊のベテランが数人横並びになっていて、チーはそれに続く強さだろう。カロンは戦闘よりもサポートの方が得意とのことだったが、それでも全体の真ん中あたりの強さは持っていると思う。

 そして俺は、ダインスレイヴを使えばおっさんに勝てると思うが、実際に戦ってみないと分からず、経験や相性によっては親衛隊長と同じくらいかもしれない。ただ、その二人を除けば親衛隊に敵はいないだろうと思っている。そしてクレアは……正直言って分からない。まあ、運動神経はいいとは言えないようだしあの性格なので、聖国の神輿であり親衛隊の回復役というところなのだろう。


 そうして始まったダンジョン攻略だが……内部は思ったよりも歩きやすく、空気が汚れていないことに驚いた。もっとも、それは冒険者としての感想だったらしく、親衛隊の多くは反対のことを愚痴りながら歩いていた。


「ジーク、気は抜かないように。今のところは前からしか魔物が来ていないとしても、スライムみたいなのが隠れてやり過ごしている可能性があるから」


 チーは俺が親衛隊に気を取られて周囲への警戒がおろそかになっていると思ったようで注意してきたが、どこか遠慮があるようで強い口調ではなかった。


「ああ、分かっている。チーこそ、そのまま行くとゴキブリの死骸を踏むぞ」


 一応、俺なりに警戒はしているのでそう返事をし、逆に親衛隊の誰かに踏まれたゴキブリのことを教えてやると、チーは少し慌てた様子で歩幅を変えて回避していた。


(それにしても遅いな……ダンジョンに入って二時間は経つと思うけど、多分二kmも進んでいないぞ)


 人数も多いし、もしかするとこれが普通なのかもしれないと最初は思ったが、チーが時おり「遅い、何やっているんだ」と呟いているので、やはり順調と言える速度ではないのは間違いないようだ。

 まあ、原因ははっきりしている。

 一つは人数が多いこと。ただでさえ広いとは言えない洞窟型のダンジョンなのに、総勢十一人が速度を合わせて移動しているのだ。そうなると、自然と移動速度は一番遅い奴が基準になってしまう。

 そして二つ目は、親衛隊の経験の浅さ。普通ならこういった場所では動きやすさを重視するものだが、親衛隊は全員が鎧を着ているせいで、かなり歩きづらそうにしていた。例外は明らかに一人だけ身のこなしの違う親衛隊長と、街で見た時と同じ服装のクレアくらいだ。


(親衛隊長とはいかないまでも、それなりに動けるのなら鎧のままでいいとは思うけど……出来ないのなら、今からでも脱いでしまえといいたくなるな)


 森の中なら熊よけの鈴のような効果が期待できるかもしれないが、ダンジョンだと逆に魔物に自分たちの存在と奇襲のタイミングを教えるだけになりそうだし、何よりも音が反響してうるさい。そのせいか、クレアは時おり耳を塞ぐような動きや、少しでも距離を取ろうとしているようにも見えた。


 そんなことを考えてながら歩いていると、いきなり親衛隊の一人が派手にこけた。

 突然のことだったので、魔物の見落としがあったのかと思ってナイフを構えたが、どうやら下り坂になっているのに気が付かずに足をもつれさせたのが原因のようだ。


 気を付けていれば下り始めていることに気が付きそうなものだが、こけた奴は余程気が抜けていたのだろう。ここまで襲い掛かってくる魔物が居なかったせいもあるのだろうが、あそこまで気を抜くことが出来るのは大物か余程の馬鹿のどちらかだろう。まあ、後者だろうけど。


「ここまではほとんど一本道みたいなものだったけど、どうやらこの先からが本番みたいだね」


 下りが終わったところで親衛隊の動きが完全に止まった。何かトラブルでもあったのかと思っていると、チーが腰の高さほどの岩を踏み台にして先の方に目を凝らしてそんなことを言いだした。


「バルトロさんが周囲をランプで照らしながら調べているけど、ここから見た感じだと分かれ道があったみたいだね。多分、私たちも呼ばれると思うよ」


 チーがそう言ってからすぐに、親衛隊の一人が俺とチーをおっさんが呼んでいると言いに来た。その際、親衛隊長とクレアも俺たちについてきたが、親衛隊長はともかくクレアは居ても話についてこれないと思う。まあ、俺はクレアを追い返せるだけの立場にはないし、話し合いの最中は親衛隊長がクレアを制御してくれるだろう。


「チー、ジーク、この先はどうやら道が三つに分かれているみたいだ。そのうち一つはここから見える……あそこのとがっている岩の後ろだ。残りの二つはその少し先にあるな」


 おっさんがそう言うと、確かに尖った岩の後ろとさらにその先で道が二つに分かれているのが見え。ただ、チーや親衛隊長にクレアは暗くて見えていないようで、何度も目を細めていた。


「ジークには見えているみたいだな」


「まあ、奥の方は言われてみればそう見えるって感じだけどな」


 実際は奥の分かれ道までちゃんと見えているが、親衛隊長とクレアがいるので一応誤魔化しておいた。


「ここからだと気配は感じられないが、手前の穴のところに魔物が隠れている可能性があるからな。まずは俺が先に行く、俺の後を少し間をおいてチーとジークが進み、何かあった時にフォローしてくれ。隊列を崩すことになるが、かまわんよな?」


「ああ、まあ……了解した」


 おっさんの有無を言わせないといった態度に、親衛隊長は渋い顔で頷いていた。


「よし、行くぞ」


 おっさんが周囲を警戒しながら先頭を歩き、俺とチーはいつでも援護できる距離を保ちながらその後ろをついて行った。

 そして、おっさんが穴を覗き込んだと思ったら、すぐに警戒を解いて俺たちに向かって手招きした。


「何もないようだ。見た感じだと、数十m程で行き止まりになっている。ただ、かなりの広さがあるから、休憩の場くらいには使えそうだが……どうしたらいいと思う?」


 おっさんは何か引っかかることがあるのか、俺とチーにも意見を求めてきた。


「私は一度中に入ってみた方がいいと思う。暗くて細部までは見えないけれど、これだけの広さがあれば不意打ちを食らうことは無いだろうし、食らったとしても対処はしやすいはずよ。何よりも、ここが休憩所として使えるのなら、この先の調査がしやすくなるわ」


「俺は止めた方がいいと思う。気のせいかもしれないが、何かがおかしい気がする。これだけの人数が居れば休憩は通路でも出来るから、ここは無視して先に進もう」


 チーは中を調べた方がいいと言ったが、俺は何か嫌な予感がするのでチーとは反対の提案をした。


「俺もどちらかと言えばジークと同じ意見だ。チー、悪いが二対一で先に進むことにするぞ」


 チーは少し残念そうな表情を見せたが、文句は言わずにおっさんの決定に黙って頷いた。


 それから俺たちは一度親衛隊のところまで戻り、親衛隊長に理由を話して隊列を組みなおし、移動を再開することになったのだが、親衛隊長がおっさんの決定に異を唱えなかったというのに、隊員たちの中にはあからさまに不満を態度に出している奴らが居た。

 そんな奴らを後ろから見て、絶対に何かやらかすだろうと思っていると、案の定やらかしやがった。


 不満をあらわにしていたうちの一人が、あろうことかおっさんの言うことどころか自分たちの上司の命令も無視して通り過ぎようとしていた穴の中に顔を突っ込んだ。そして、


「中に何かあるぞ!」

 

 などと叫ぶと、勝手に穴に入って行ったのだ。


「くそどもが……チー、ちょっと行って引きずり出してくる」


 そう言って駆け出したが、俺が穴にたどり着く前にクレアが中に入り、よくクレアの傍にいる女の隊員も続いて行った。その二人の後に続いて数人(こいつらもおっさんの決定に不満そうな顔をしていた奴らだった)が続こうとしたが、そいつらが中に入る前に俺がたどり着けたので、思いっきり蹴飛ばして穴から遠ざけることが出来た。


「お前ら、今すぐに戻ってこい!」


 俺は中に入ってすぐにそう叫んだが、最初に入った隊員はすでに数十m先の行き止まりで止まっていて、クレアたちもその近くまで進んでいた。


 もしかすると聞こえていないのかと思い、入り口から十m程のところまで進んだのだが、それまで何となくとしか感じていなかった嫌な予感が急激に強くなった。


(ヤバい!)


 何が原因かは分からないが、すぐにでも外に出なければならないと判断し、穴の入り口へと引き返そうとしたが……


「嫌な予感はこれのことか!」


 体の向きを変えた瞬間に、俺は異変を感じで後ろに大きく跳んだ。

 後ろに跳んでから一秒もしない内に、俺の少し先に大きな岩が落ちてきて入り口を塞いでしまったのだ。俺が先程まで居たところにはかなりの数の石が降り注いでいたので、回避するのが遅れていたら骨折どころでは済まなかっただろう。


「閉じ込められた……これが罠だとすると、次は……」


 そう思った瞬間、後ろの方から岩が落ちてくるような大きな音が数回起こり、二人分の悲鳴が聞こえてきたのだった。

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