義妹と会話
ちょっとだけ短くなりました
部屋に転移したシックは、明日の入学式の準備をすることにした。
「おい、なぜ俺のベッドで寝てるんだ?」
シックはベッドで寝転んでいる美少女(義妹)に声をかけた。
「へ?お兄ちゃん!?いつの間に帰ってきたの?」
シックのベッドで寝ている義妹は慌てて様子をしてベッドから出た。
「今帰ってきた」
「なぜ俺のベッドで寝てたんだ?」
「お兄ちゃんの匂いをじゃなくて間違ってお兄ちゃんの部屋に入ってたみたい」
シックには唯一の信頼できる家族の義妹のルナがいる。ルナはシックが魔法を使えないからと言ってバカになどせずにシックを慰めたりしてくれた。しかしルナは重度のブラコンである。さっきもお兄ちゃんの匂いって言いかけていたし。
「ところでお兄ちゃんの体から女の匂いがするんだけど?どういうことか説明してくれる?」
触れている女ならわかるよでも触れていない女の匂いとは??
「バインホルン伯爵家の令嬢を襲われているときに助けたんだよ」
シックは正直に答えた。
「ふーんそれで助けたお礼としてエッチなことをしたと」
ルナにジト目で見られてシックは慌てて言葉を返した。
「いやしてないから!勝手に話を作らないでくれる!?」
シックはこの話を終えて魔法学院に入学することを伝えることにした。
「話が変わるんだが、俺は明日から魔法学院に入学することになった」
「魔法学院に入学!?でもお兄ちゃん魔法使えたっけ?」
ルナもシックが属性魔法をつかないことをしているので驚いたようすでシックに聞いてきた。
「ああ、魔法なら今日つかえるようになった、さっきも突然現れたのも魔法だよ」
「お兄ちゃんが魔法学院に入学……確か魔法学院は寮制だったよね?」
「ああ、そうだ」
「お兄ちゃんが学校を卒業するまで会えないの?」
「まぁ、そういうことになるな」
「私、お兄ちゃんに会えなくなったら死んじゃう、だからいかないで!」
「大丈夫、お前は俺がいなくても生きていける、てかやっぱり転移魔法で会いに来るから」
「転移魔法って?」
「さっきの突然現れた魔法だ」
「そっかー、お兄ちゃんはそんなにすごい魔法が使えるようになったんだね。そりゃ魔法学院に行くのも納得だよ。でも絶対に会いに来てね」
「わかったよ。休日には会いに行くよ」
「え?毎日来てくれないの?」
「あほか、面倒くさい」
「絶対に休日は帰ってきてね」
「じゃあ俺は明日の準備をするから」
シックはルナとの会話を終え明日の入学式のそなえ準備をした。
「よし、準備も終わったことだし、寝るとするか」
シックは寝ようとしたのだがベッドにはルナが寝息をたてて寝ていたのだ。
シックは床に寝ることにしたが
「お兄ちゃん、一緒に寝よー」
と寝ぼけた声でいってきたのでシックはルナの隣で寝た。ちなみにシックもかなりのシスコンである。
目を覚ましたシックはルナに出発することを伝えた
「よし出発しよう、あ、最後に親と認めたくない親に挨拶しておこう」
「おい親父、俺は今日から魔法学院に行くから、じゃあな」
「なにおいっておる、貴様は?貴様みたいなレベルが全く上がらないゴミが魔法学院になんか行けるわけないだろ」
親父が鼻で笑いながら言ってきたのでに入学許可証をみせた。親父は入学許可証を見た瞬間、信じられないものを見たような目をして俺に言ってきた。
「なぜだ、貴様は魔法を使えないのではないのか!?」
親父は勢いよく椅子からたってシックに迫ってきたので逃げるようにシックは言った
「俺は魔法を使えるようになったんだよ、じゃあ俺は行くから」
「第13位階 時空魔法 転移」
シックは学院の近くに転移をした。 転移をしたシックは歩いて魔法学院に向かうことにしたのだった。
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