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最強スキルを手に入れる

シックは魔法を一つしか使えない。しかもその魔法は身体能力を少し上昇させるだけの魔法だった。

この魔法を使えるようになったのは10歳だった。10歳になると魔法適正検査というものを受けれる。

その時に適正として出てきたのが身体強化(小)だった。ちなみにこの魔法はシックが初めての適正者だった。

最初は驚かれたが使ってみると弱すぎて使い物にならなかった。

シックはこのクソみたいな魔法のせいで家族からバカにされているのだ。


「ステータスオープン」


名前 シック 種族 人間 Lv 4


HP 23 MP 20


STR 10 VIT 20


DEX 12 INT 20


AGI 40 LUK 5


スキル

炎耐性 2


使用可能な魔法

身体強化(小)


称号

村人


シックは今ステータスを見てがっかりしていた。普通の人はレベル4の状態からレベル5にするのにはゴブリン10体くらいでいい

だがシックはゴブリンをかれこれ40体くらいは倒している。シックは敵を倒した時に得られる経験値はものすごく小さい。多分シックのレベルアップは普通の人の1/5の速度らしい。


「身体強化(小)」


今身体強化魔法を使ったがあまり意味はない。この魔法はMPを消費しないので気休め程度に使っているだけだ。

シックはゴブリンを狩り続けてあと一体でレベルが上がるとこまで来た。


「あとゴブリン一体でレベルが上がる!」


シックはやっと最後の一体でレベルが上がるとこまで喜びに満ちていた。


「どりゃあ!よし倒せた!これでレベルが上がるはずだ」


『レベルが上がりました』


無機質な声が聞こえた。


『レベルが5になったことでユニークスキル レベルアップ報酬上昇(極大)を獲得しました。これからのレベルアップ報酬にはレベルアップ報酬上昇(極大)が適用されます。身体強化(小)が身体強化(中)になりました』


『身体強化(中)を取得したことにより新たな魔法が追加されます』


『第23位階 炎魔法 ストロング・エクスプロージョンを取得しました。また第23位階 炎魔法を取得したことにより

第23位階以下の炎魔法が使用可能になりました。炎耐性 2が炎無効にクラスチェンジしました』


『第12位階以上の炎魔法が使用できることを確認しました。新たな称号 炎魔法を極めすぎた者を取得しました』


『現在のステータスでは魔法を打つことができないのでステータス補正を行います。INTの数値を170上昇させます……完了しました』


「は?レベルアップしたらなんかやばそうな魔法が使えるようになったんだが。あとなんだレベルアップ報酬上昇ってしかも極大だし。」


シックは謎の魔法を手に入れたことにとても混乱をしていた。まず魔法というのは第12位階までしかないなのにシックがレベルアップで取得した魔法は、

第23階位だった。

そしてこの時のシックは炎魔法に集中していて気付かなかった。身体強化がものすごい成長を遂げていることを。


「ま、まあ……この魔法も多分、身体強化みたいに弱いんだろうな。まあ使わないと分からないから試してみるか」


シックは新しく取得して魔法を使うために新たなゴブリンの群れを探すことにした。そしてだいたい2時間ほど歩いたシックはやっとゴブリンの群れを見つけたのだった。シックは見つけたゴブリン達に魔法を使うことにした。


「ここに撃ってみるか」


「第23位階 炎魔法 ストロング・エクスプロージョン!」


シックは魔法を打つとドッカーン!とものすごい音を立てて爆発したのだった。

爆発の煙が無くなった後、ゴブリンがいた場所を見ると隕石が落ちてきたみたいなクレーターができていた。そしてゴブリンは跡形もなく消し飛んでいたのだった。


「ええええええ!なんだこのクレーターはやばすぎるだろこの魔法は!?」


シックはあまり驚かないのだが、さすがにこの魔法の威力には驚いたようだった。あと、さすがにこんなの連射していたら森が焼き付きるのでしばらく封印することにした。


「あ、そうだステータス見てみよう」


シックはレベルした能力値やスキルの変化を確認するためにステータスを見ることにした。


「ステータスオープン」


名前 シック 種族 人間 Lv 5 +1


HP 30 +7 MP 27 +7


STR 16 +6 VIT 24 +4


DEX 12 +0 INT 200 +180


AGI 50 +10 LUK 5 +0


スキル

炎耐性 2 → 炎無効


ユニークスキル

レベルアップ報酬上昇(極大)


使用可能な魔法

身体強化(小) 身体強化(中)

第23位階までの炎魔法


称号

村人

炎魔法を極めすぎた者


ステータス補正のおかげでINTに偏ったが数値は高い方がいいのでシックは満足していた。

さっきのレベルアップ報酬上昇(極大)はユニークスキルだったらしいてかユニークスキルって入手可能だったんだ。

ユニークスキルを持っている人はだいたいは生まれつきだから今取得したことはかなりすごいんじゃないか。そんなことを思いつつも別の項目を確認することにした。

シックはどうやら炎魔法を極めすぎたらしい、とういうか1レベルアップするだ家でこんなに変わるものなのかとシックは困惑しながらも渋々納得をした。

とりあえずシックはゴブリンが落とした魔石を冒険者ギルドに売りに行くことにした。

不定期投稿です

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