告白された
「いきなり何言ってんですか!」
「私にそんなことあるわけじゃないですかぁ〜」
「ねぇ、凛?」
結衣は昔から自覚していないけれど
結衣は実は結構モテる
「結衣、昔から言ってるけどお前は結構モテるんだぞ」
「可愛いし明るい系だし誰にも優しいし・・・」
「はいはい、、、」
「凛の中二病でねじ曲がった価値観に言われても説得力がなさすぎるんだよね」
この通り、俺の意見を全く信用してくれない
俺、女の子を見る目は結構良いと思うんだけどなぁ〜
「それに、凛の両親から凛を任されてますから、誰かと付き合っている暇はありませんよ」
「おい、俺はちびっ子じゃないんだぞ!」
このやりとりも結構、昔からなので慣れたもんだ
「確かに、鳳くんの面倒を見るのならそんな余裕はなさそうですね」
「おい一ノ瀬、何納得してんだよ」
「俺はこれでも史上最強の中二病だし結構能力高いと思うんだけど?」
「何言ってるんですか?」
「入学早々にミサイルを破壊して、副会長をボコボコにしたり問題ばかりじゃないですか」
一ノ瀬はご飯を食べながら俺を見ている
「ちょっと待て、それほとんど原因が俺じゃないじゃん!」
「ミサイルはお前の兄貴のせいだし、副会長はナタリア先輩の作戦じゃねーか!」
「確かに、そういえばそうでしたね」
一ノ瀬は笑いながら答える
一ノ瀬ともだいぶ打ち解けてきた
最初はいきなり決闘したり色々あったけど
みんなで過ごす時間のおかげで俺たちは友達になりつつあるようだ
「全く、みんなは恋心に鈍すぎるなぁ」
ご飯を食べながら
会話している俺達をみてニヤニヤしながらナタリア先輩が見ていた
「アンタにだけは言われたくねぇ!」
俺たち3人はツッコんでしまった
そもそも、先月の副会長との戦いもナタリア先輩が副会長の恋心に気づいていたら
あんな必死に戦う必要もなかったのに
「えっ?そうかな?」
「私、恋愛系の漫画好きだし、後輩からもよく相談されるから詳しいと思うんだけどな」
マジかよ
本人は全然、自分の鈍さに気づいていないし
こんなナタリア先輩に恋愛相談する後輩って誰なんだ?
「まぁ、ナタリア先輩が言うなら私が告白される可能性も低いから大丈夫だね」
「そうかな?結構、私のこの手の予感は結構当たるんだけどな〜」
朝ごはんを終えて
学校に向かう通学中も
ナタリア先輩は結構自信があるらしく
結衣に告白されたらどうするの?
とか色々聞いていた
結衣は話半分に受け止めながら
適当に答えているようだ
「なぁ一ノ瀬、結衣は本当に告白されると思う?」
隣で歩いている一ノ瀬に聞いてみると
「どうでしょう?ナタリア先輩の鈍さですからね、、、」
「本当に告白されるとは思えませんが、結衣さんが魅力的なのも事実ですから」
一ノ瀬は真面目だ
俺のこんなくだらない質問にもしっかり考えた回答をしてくれる
結衣とかナタリア先輩だったら軽く流されて終わりだもんな
なんか感動して一ノ瀬がめちゃくちゃいい人に見えてくる
「一ノ瀬、お前は本当にいい奴だな!」
「お前が俺の友達でいてくれてほんと嬉しいよ」
「なんで、鳳くんは泣いているんですか?」
「てか、今までどんな会話をしてきたんですか?」
一ノ瀬は泣き出した俺を慌てながら見ていると
「私は鳳くんの友達ですからちゃんと君の話は最後まで聞きますよ」
やばい、、、
俺が女の子だったら確実に今ので惚れている
一ノ瀬のファンクラブに俺も入ろうかな
とか俺が考えていると
「今湊 結衣さん、、、僕と付き合ってください!」
結衣がしっかりと告白されていた
なぜか、ナタリア先輩は俺に向かてピースしていた




