大丈夫だよ凛くん、、私強いから
そして、全校生徒は戦闘訓練場に移動していた。
俺とナタリア先輩と反抗勢力の生徒会長をかけた戦いは学園のイベントになっていた。
「さぁ、バトルを始めようか!」
ナタリア先輩は試合開始を宣言する
開始早々、相手は魔法で攻撃してきた
魔法を見る限り、氷属性魔法のアイスランス、風属性魔法のストームだ
「先輩これなら俺のシールドでなんとかなります!」
俺が行ったその時
相手の魔法が消えてしまった
この現象には見覚えがある
俺と生徒会副会長が戦ったときに、全く同じことが起きていたからだ
「これは解除魔法ですか?」
俺がナタリア先輩に問いかけると
「う〜ん、それとも少し違うんだよね〜」
「これは私のオリジ、、、!」
その時、相手がナイフを投げてきた
「先輩!危ない!」
俺はとっさに炎のシールドを出そうとしたが
ナタリア先輩の解除魔法が発動しているので魔法をうまく使えない
実物のナイフを使うなんて、卑怯だ。
魔法の模擬戦闘では魔力で精製した武器の使用は認めているが
実際の武器の使用は認められていない
それは魔力で精製された武器は相手の魔力や精神力に対して攻撃するが
実際の武器は身体を傷つけるからだ
「大丈夫だよ、凛くん」
「私は強いから」
その時、先輩が素手でナイフを弾いた
「先輩、、、魔法を使ってる?」




