学園代表として戦って欲しい
「東西線ってなんですか?」
「凛、、、あんた授業ちゃんと聞いてるの?」
「凛くん、日本に魔法を勉強する高校が二つあるのは知ってる?」
「それは分かりますよ」
「東京にある月城学園と大阪にある星庭学園ですよね?」
「そう、そして二つの高校は毎年交流の目的で魔法技術や魔法の学術の大会を開催しているの」
「なるほど」
「そして、ここ数年月城学園は連戦連敗が続いていて」
「月城学園を廃止して、星庭学園に一本化するべきって意見も出てきてるんです」
「そうなんですか」
「事情は分かったんですが、俺たちが出場することで何か変わるんですか?」
「私はおじいちゃんが創設したこの月城学園を守りたいの!」
「当時、約50年前は魔法使いの数自体も少なくて戦争や国家の道具として魔法使いは扱われていたの」
「私のおじいちゃんは魔法使いの魔法使いによる魔法使いのための教育を行う目的でこの月城学園を創設したの」
確かに、50年前は魔法使いの存在が世の中に認知され始めたばかりで今とは違って差別や偏見もあったらしい
「私はこの月城学園を、おじいちゃんの思いを守りたいんです」
「だから、私に力を貸してください」
どうしよう、ナタリアの事情は良く分かったんだけど
これ以上、悪目立ちすると本当にリア充ライフを送ることができなくなる
「お話はありがたいのですが、、、」
俺が丁重に断ろうとすると
「分かりました会長、私たちに任せてください!」
結衣が返事をしてしまった
「おい!何かってに返事してんだよ」
「俺の気持ちをサクッと無視するんじゃねーよ!」
「はぁ〜何言ってんの凛?」
「困ってる人を見捨てるなんて、日本男児にあるまじき行為だよ!」
凛はすごく高圧的になっている
一ノ瀬と決闘した時と同じ展開だ
こうなった結衣はめちゃくちゃ頑固なんだよな〜
こうして、俺は問答無用に東西戦に学園代表として出場することになった




