この勝負、私が預かります!
「なんで、私の攻撃が一切聞かないんですか?」
「なんでってそりゃ、俺の盾が最強の防御だからですよ」
俺は副会長の攻撃を完璧に防いでいた。
副会長は鋼鉄の槍を生成して俺に投げつけてくるが
俺の盾はその槍を全て消滅させてしまった。
「いつ見てもあの盾の防御力は凄まじいですね」
「一ノ瀬さんも凛の縦の前に何もできなかったらしいしね」
それほどまでに、凛の盾の防御力は圧倒的だった。
「鳳くんさすが最強の中二病ですね」
「その言い方はやめて!」
「でも、私も月城学園の生徒会副会長として負けるわけにはいきません」
「生徒会の威厳にかけて!」
副会長は魔力を集中して巨大な槍を精製している
「一ノ瀬、ナタリーを連れて逃げろ!」
あの大きさの槍は盾で防いだとしても、周りに被害が出てしまう。
そうすれば、一ノ瀬や凛やナタリー、周りの生徒もただでは済まない
どうやら、副会長は頭に血が昇ってまともな判断ができるようじゃない
「私は最強に勝つ」
副会長が巨大な槍を俺に放った。
その時、不思議な現象が起きた
副会長の槍、俺の盾お互いの魔法が消えたのだ。
「この勝負、この私が預かります」
「何を言ってるんだ、、、ナタリー」




