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パパって誰のことよ!?

学園トーナメントのミサイル事件から1ヶ月。

俺は史上最強の中二病(魔法使い)に不本意ながらも少し慣れてきていた。

危うく日本の英雄になるところだったのだ、これくらいは受け入れられる。




「凛〜、朝ごはんできてるよ〜」


いつものように結衣が朝ごはんを作って俺を起こしてくる。

いつも通りの日常だ。


ただ一つの違和感を残しては、、、




「誰だ?この女の子?」



俺のベッドの中に美少女がいたのだ。

金髪で瞳は青い碧眼、髪はロング。

アニメで出てくるような美少女だった。



まずい、

俺の直感がこの空間を結衣に見られることだけは避けないといけないと教えてくれてる。



「凛、いい加減に起きないと遅刻するって」

「あれ?なんで開かないの?」




俺は無意識に扉を押さえていた。


「ちょっと、凛!ふざけてる場合じゃないから」

「私まで遅刻するじゃない!」



結衣は扉を開けようとする


「結衣、少し待ってくれ」

「理由は言えないけど、少し待ってくれ!」

自分がなにを言ってるかわからないがなんとか誤魔化そうとするが



「あれ、パパ何してるの?」


その美少女は俺のことをパパと呼んだ。



「凛、誰かいるの?」

「てか。パパって誰のことよ!』



結衣はより力を込めてドアを開けようとする。


「俺も分かんないよ!」

「てか、ドア壊れちゃうから!」



「もういいわ、凛がその気なら本気でドア開けるからね!」


「えっ、結衣何言ってんの?」


扉の向こうの結衣から魔力を感じる。

あいつ魔法でドアごとぶっ飛ばすきか?




「凛、開けるわよ!」



「やめて〜!」


俺の家が破壊された。


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