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凛の最強の攻撃

俺の家で黒歴史ノートで成長したのは結衣と一ノ瀬だけじゃない。


俺自身も成長していた。

と言っても昔のアイディアを見ただけなんだけどな。



「綺麗な刀」

一ノ瀬は思わず口を漏らしていた。


俺のノートに書いていた武器、それは炎の刀。

シールドが最強の盾なら、この刀は最強の武器ってやつだな。


そして、この刀の刃はルビーのように美しい赤色になっていた。


俺はノアに対して構える


そして、ノアに近づき刀を一太刀。


「一閃」



ノアを含めて凛以外の人はカニが起きたのか分からない。

凛が消えたと思った次の瞬間にはノアは倒れていたのだから。


「鳳くん、、君は一体俺に何をした?」



「何をしたって、近づいて魔力を切っただけですよ?」

俺は当たり前のように答える。


凛は当たり前のことをしただけだ。

しかし、その動作の一つ一つが常軌を逸していた。

近づく速さ、刀の一撃、速さと威力が違いすぎて理解出来ない。



「ドイツ代表魔法使いがこんなに圧倒的に負けるなんて、、、」


一ノ瀬はすごく驚いているようだけど、なんでだ?




いつの間にか隣にいた結衣が一言


「凛、あんたはまた重大なことをやらかしたんだよ」


「いつのまに?」


「あんたは今までは学園史上最強の魔法使いって感じだったけど、現役のドイツ代表を倒しちゃったんだから立派な国の戦力として認識されることになるんだよ?」



「えっ?俺がやらかしたことってそんなに凄いことなの?」



「結衣さんの言う通りです。」

一ノ瀬が解説を続けてくれる。


「現役代表を高校生が倒すなんて話聞いたことがありません。鳳くんの戦力を世界各国が欲しがるようになりますよ」


「だから、凛が目指す高校生のリア充ライフなんて目指せなくなるよってことだよ!」


「それだけは絶対に嫌だあ〜!」

嘘だろ、俺は入学早々に史上最強の中二病の烙印を押されて、一週間後には普通のリア充高校生ライフが終了したってことなのか?


「鳳 凛、まだ勝負は終わっていない」

ノアはまだ意識を保っているようだ。

あれだけ魔力を切断されているのにやっぱりドイツ代表生は格が違うようだ。



「もう無駄だよノア、俺の刀で魔力を切断したんだ。」

「数時間は魔法は使えないはずだよ」



さっきの一撃は魔力の流れを一時的に切断する技だ。

魔力が供給されないなら魔法は発動できない


「俺の戦力が魔法だけだと思わない方がいいよ」


何を言ってるんだ?

魔法以外の戦力を個人が持つわけないじゃないか



その時、救急アナウンスが会場に入った。


「本学園に向けてミサイルが急速接近しています。」

「生徒、職員はすぐに避難して下さい。」



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