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ノアVS凛

「鳳くん、油断しないでください」

「兄さんはあれでもドイツの代表魔法使いなんです」


「なるほど、一ノ瀬が苦戦していた理由が分かった。」

確かに現役のドイツ代表魔法使いが学生の相手をしているならドイツの国宝と呼ばれる一ノ瀬が苦戦するのも納得できるな。




この学園に入学してから初めて感じる桁違いの魔力量だ。

なんで、入学して早々になんで、ドイツ代表の魔法使いと勝負しないといけないんだよ。

だけど、友達を見捨てるのは絶対にしたくない。




俺は一ノ瀬から結衣を守った時を思い出していた。

「誰かのためにこの力を使うのなら最強の中二病も悪くないかもな」



「何?」



会場はどよめいていた。

俺の炎のシールドがノアの剣撃を完璧に防いでいたからだ。



「まさか、兄さんの剣撃を受け止めれる魔法使いなんて世界に3人しかいないんですよ?」

一ノ瀬は驚きを隠せないようだ




「だけど、守っているだけじゃ僕には勝てませんよ鳳くん」

ノアは集中するともう一本の剣を召喚した。




「嘘だろあの剣撃がもう一本増えるのかよ?」

一本の剣劇だから炎のシールドで防ぐことができていたけど、日本だと流石に厳しかもな。



「鳳くん、いくら君でも僕の二刀流は防ぐのは難しと思いますよ」

「あなたに攻撃技があればこの展開も変わったのかもしれませんね」



そうだ、俺は入学してから一度も攻撃技を使ったことがない。

どうやら、ノアは俺の情報を相当把握しているようだ。



「ノア、それは間違いだぜ。」

「俺がいつ攻撃技がないって言ったんだよ」



この攻撃技こそが世界に衝撃を与えることになるとはその時は思いもしなかった。



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