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最強の中二病VS最強のシスコン

「やっぱりバレちゃったか〜」

そう言うと、ノアの顔が変化して一ノ瀬を男にした感じの美青年が現れた。



「当たり前です。私の弾丸を切れる魔法使いは世界でも兄さんくらいですからね」


「兄さんが日本に来たのはお父さんの計画ですか?」


「それもあるけど、理由はまだあるよ」

「僕はそこにいる鳳くんと戦うために日本に来たんだよ」



どうやら、一ノ瀬の父親が娘の婚約相手の魔力が本当に史上最強なのか?を確かめるために日本に来て、学園トーナメントで俺と戦う計画だったらしい。


「トーナメントでは確実に鳳くんとは戦えないじゃん?」



「だから、レナを本気の一撃で仕留めようとすると婚約相手を守るために鳳くんが出てくると思ったんだよね」



そして、俺はその作戦にまんまとはめられたわけだ。



「そして、僕の可愛い妹をたぶらかしたクソヤローをこの手でぶっ飛ばす!」



「えっ?この人何言ってんの?」


「すみません、鳳くん。兄さんは私に過保護なんです」


なんでこった、、、シスコンだったのか。

だから、俺に対してめっちゃ怒ってるのか。

すげーいい迷惑なんですけど!





俺は少しイラついていた。

計画のためとはいえ、家族をそこまで危険にさらすのか?

俺がもし飛び出さなかったら一ノ瀬は大けがをしていたのに、、、


「えっと、お兄さん」


「お前にお兄さんと呼ばれる筋合いはない」

なんか、娘を渡したくない父親みたいだな



「僕があなたに勝ったらもう二度と、一ノ瀬にあんな危険なことはしないでください」



「えっ!」

一ノ瀬は驚いてるようだ。


「鳳凛くん、なんで君がそこまでレナに肩入れするのかな?」



「それは、一ノ瀬が俺にとって大切な人だからです」



その言葉と同時に一ノ瀬の兄は俺に切りかかって来た。



俺は炎の盾でノアの刀を消滅させながら受け止める。


距離を再び取ってノアは俺に叫んだ

「お前だけは絶対に許さない」



最強のシスコンと最強の中二病の戦いが始まってしまった



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