学園トーナメント開始
そして、学園トーナメント当日
オレ達は順当に勝ち上がっていた。
「まさか、オレの黒歴史ノートを見るだけで2人ともこんなにつよくなるなんて、、なんか複雑だ」
「いいじゃない凛〜おかげで私達は強くなれるし、凛は最強の中二病から卒業できるしいいことづくしじゃない!」
凛は自分が強くなっていることが相当嬉しいようだ。
まぁ、俺のノートが役に立ってるならいいのかな?
二人とも俺の家で若干引きながら俺のノートのアイディアを見ていたからな。
魔法は魔力量と想像力によって威力が決まるってことなんだな。
「でも、凛のノート見ただけで学園ベスト8になるんだから学校の授業って必要なのかな?って思っちゃうよね、、、」
「まぁ、そこは学園の名誉のために秘密にしておこう」
ノートを見た結果、俺と結衣と一ノ瀬は学園ベスト8の強さになっていた。
「でも、これなら凛の目標は達成できそうだよね!」
「そうだな!」
たしかに、なんか卑怯な感じもするけど俺のリア充ライフのためには仕方ないことだ。
「凛、一ノ瀬さんの試合がはじまるよ」
一ノ瀬は一足先にベスト4をかけた試合に挑むようだ。
「対戦相手はノア?留学生かな?」
「分かんない、最近凛の影響もあって留学生がすごく増えたからね」
世界最強の魔法使い(中二病)と自分の息子.娘を切磋琢磨させてより良い魔法使いななってほしい親の心遣いってやつかな。
「ノア、、、ドイツ人かな凛?」
「ドイツ人ってことは一ノ瀬の知り合いかもしれないよな?」
オレ達の予想通り、そのノアはドイツ人であり一ノ瀬にとっても知り合い以上の人物だったのだ。