ロリコンになる原因とは?
何故、ロリコンになるのかを検索で調べたところで、曖昧な回答しか見つけることができません。
それならば軽度のロリコンである筆者が説明するしかないと思い立ち、ここに書き記します。
結論から言えばロリコンになる最大の原因は、年上や同年代の女性に起因する嫌な経験をしたことに尽きます。
まず前提としてロリコンを大別すると二種類あると筆者は考えています。
一つは特定の年齢層以上かつ年下の女性を好む軽度のロリコン、もう一つは特定の年齢層しか性的対象として見れない重度のロリコンです。
ロリコンの定義については本題から逸れるので、日本において一般的に多く使われがちな認識として広い範囲での表現として本文では使用していることをまずご理解願います。
軽度のロリコンは自身の年齢と共に年下の範囲が広がるため、性的対象の範囲は徐々に広がります。
対して重度のロリコンは年齢層が固定のために性的対象の範囲は変化しません。
軽度のロリコン自体は多くの男性にその傾向が見られます。
何故、ロリコンになるのかを紐解くためには、どうやって性的対象が選ばれているのか知る必要があります。
生物はより多くの種を残すために、多様性を求める傾向があります。
何故、多くの種を残すように進化してきたかというと、単純にそうでなければ生き残れなかったというだけです。種を残すような能力を持たないと当然死にますし、種が途絶えます。
多様性を得るということはより多くの環境の変化に対して生き残る確率が上がりますし、生存競争に生き残れるだけの強さを求めた者だけが生き残ってきたとも言えます。
多様性を得るためには自分とは異なる者、つまりはより違う遺伝子を求めるということ。
しかしそれは強い能力を持つ遺伝子でなければ意味はありません。
要するにプラスの意味で異なる要素を持つ対象に惹かれるようになることが、子孫を残す上で正解だったわけです。
だからといって違う要素があれば、何でも良いという訳ではありません。
種を残す上では同種をその対象としなければ、子孫を残せないわけですから。
だから同種を見分けるための判断機能として群れの認識というものがあります。
群れには複数の階層があり、人間という群れ、国社会といった群れ、市町村社会といった群れ、会社や学校といった群れ、交友関係といった群れ、家族親戚関係といった群れなど、複数が同時に存在して人によりその内訳は異なります。
その中でも自分の味方であるという認識である群れのグループにあるものを、基本的には同種であると認識しています。
何故基本的にはかというと例外があり、自分に味方がいないと認識している場合は、限りなく味方に近かったり有益で優位性をとれそうなグループから性的対象を選ばざる得ないからです。
以上のことを踏まえますと多くの人が血縁者と性的関係を持たない理由は、それが当たり前だからというわけではないことが分かると思います。
血縁の繋がる家族は基本的には自身と異なる遺伝的要素が少なく、あまり魅力的に感じません。
兄弟姉妹の場合、偶発的にまったく異なる遺伝子を持つこともあり得るのでその限りではありませんが。また自分の味方である群れが血縁者しかいない場合は、家族であっても性的対象に含まれることがあります。
同性を性的対象と見ない傾向が強いのも同様の理由です。
男は男から見れば異なる要素が少なく、女は女から見れば異なる要素が少ないので魅力的に感じにくくなります。
しかしそれらは絶対ではありません。
前述したとおり、異なる要素でもそれをプラスと認識していなければ魅力とはならないからです。
あらゆるタイプの異性を嫌いになるような経験をすれば、異性を性的対象からだって外します。
また自分を異性的であると認識している場合、同性の方を異なる要素と捉えて魅力的に感じる場合もあります。
話は戻りますが味方の群れに異性が含まれていない場合も、同様に性的対象から外されます。
逆に人でなくても人外の生物や物でも、味方の群れに含むように認識しているなら性的対象に含まれます。
まとめると味方の群れの中にいるプラスの異なる要素を持つものを、人は性的対象と見なすということです。
ロリコンもそれと同様です。
ロリコンになり得る要素を羅列しますと……
味方と認識する群れに幼女や年下しか含まれていない、もしくは幼女や年下が味方の中で最もプラスの異なる要素を持つ存在である。または味方はいないが幼女や年下が優位性を最も取りやすい相手である。
大人や年上の女性要素をマイナスの要素として捉えている。
……以上が主立ったものとなります。
これらが生まれる要因は最初に述べたとおり、年上や同年代の女性に起因する嫌な経験をしたことです。
具体的に言いますと……母親の厳しい躾や虐待、姉やクラスメイトなどの年上や同年代の女性によるいじめや冷遇、年上や同年代の女性との恋愛における失敗などが挙げられます。
故にロリコン向けの創作物を規制しても、上記の女性の行いを規制できない限りはロリコンが減ることはありません。
むしろロリコンは年上や同年代の女性たちによって規制されて冷遇されたと感じるのでロリコンが悪化し、犯罪の発生率が上がる可能性すらあります。
ロリコンは治せるのかという問いに対しては、ほぼ不可能と言わざるを得ません。
年上や同年代の女性に起因する嫌な記憶を消すか、それを上塗りできるほどのプラスの記憶が必要となるので現実的ではありません。
これらの記憶は長期間におけるものが多く、それを消したり上塗りするのに必要な時間と労力は並大抵ではないからです。
嫌いな食べ物を無理やり食わせるのと似たようなもので、他人が無理強いしたところで嫌いなものを好きにさせようとする行いはその多くが逆効果になります。
また何故女性側のショタコンより男性側のロリコンが目立つのか、という問題についても言及しておきます。
日本の多くの家庭では子供に対して父親よりも母親が関わる時間の方が長いことが、理由の一つとして挙げられます。
父親は子供と関わる時間が少ない分、子供から受けるストレスは少なく、子供に対して肯定的に接しやすいです。ただし男の子には厳しくなりやすい傾向があります。
対して母親は子供と関わる時間が多い分、子供から受けるストレスは多く、子供に対して批判的になりやすいのです。
女の子は母親から批判的にされて年上の女性を嫌いになっても父親に甘えるという逃げ道ができやすいので、年上の男性を嫌いになる確率は格段に少ないです。もちろん例外はあり、本当は男の跡継ぎを望んでいた父親に厳しくされて嫌いになるケースなども稀にあります。
逆に男の子は母親から批判的にされて年上の女性を嫌いになって父親に逃げても「男だから我慢しろ」など言われ、逃げ道を防がれることが多々あります。それらが酷いと男の子はより年上の女性を敵視する傾向が強くなります。
要するに周りから甘やかされた子供はロリコン(ショタコン)になりにくく、周りに甘えることが許されなかった子供はロリコン(ショタコン)になりやすいということです。
日本は男の子に厳しい傾向が強いので、ロリコンが産まれやすいというわけですね。
男性の自殺率が高いのも納得です。
逆に周りから甘やかされた男はマザコンになりやすいのですが、ロリコンとどちらが良いかは人によるでしょうし言及は避けます。
ロリコンは遺伝でなるのではなく、厳しい環境でなるのです。
本来厳しい環境では寿命が短くなるので、若い相手に子供を作るようにするのは種の保存を考える上では合理的ではあります。
ですが日本では男にだけ厳しいせいで男女の需要年齢のバランスが崩れているのでしょう。
また医療技術の進歩で寿命も延びているのでロリコンの利点も失われて、社会的に辛い立場に追い込まれるだけの悲しい存在となっています。
男性に厳しい環境がロリコンを産み、追い込まれて攻撃的となった一部のロリコンが害をなし、その害を感じている女性が男性に厳しい環境を与える負のループとなっているのです。
だから架空の創作の範囲で落ち着いているロリコンを許してあげてください。
彼らは負のループの被害者なのです。
架空の創作という方向に力を逃がすことで負ループを絶とうとしているのです。
彼らのあり方は女性にメリットにはなってもデメリットにはなりません。
彼らの活動を規制してもロリコンは減りませんし、女性の地位も上がりません。
気持ち悪いとは思いますが、見ないようにして見逃してください。
ただ現実の女児に手を出したロリコンは許さずに、そこはしっかり批判してください。
ロリコン嫌いが戦うべき本当の相手はそこです。
そいつらは負のループを絶とうとしなかった悪いロリコンです。
やつらはまともなロリコンの足も引っ張って社会的地位を落とす存在です。
ロリコンであるなしに関係なく犯罪を犯す者は、まともな判断能力がないことが問題なのです。
また架空の創作物の規制は、犯罪をしている悪いロリコンが実際の被害から目を逸らすためのスケープゴートとしてよく利用されます。
架空の創作物の規制を訴える男がいたら、そいつは悪いロリコンではないかと疑ってみた方が良いです。
すべてのロリコンを規制しようという活動は、男性を厳しい環境に置くのでむしろロリコンを増やします。
架空の創作物の規制は負のループを促進させ、ロリコンを増やすことに荷担していることを知って欲しいです。