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第一節 1話 魔法がある世界

沢山のライトノベル好きに読んでもらいたいな!

この世界には魔法という概念が存在する、それはもはや日常生活には欠かせないほどに。

エジソンは電気を発明した。現世2821年ではそれは光属性初級魔法「ライト」によりほとんど代用されている。電気を使う者は古参学者やごく一部のマニア間のみである。他にも挙げるとしたらきりがないが、、、

そして魔法を使うには体内に蓄積される「魔力」を使う他ない。魔力を持たない人間はあらゆる研究を重ね、99.9%いないという結論にたどり着いた。だがしかし、0.1%はいるという事になる。そう、いるのだ。

日本と云う地に。


俺、「佐々木 秋斗」は東京都内にある私立飯田魔法科学院に今年4月から通う事になっている。だが俺は「魔法が使えない」。いわゆる無能力者だ。そんな俺が何故この学校に通う事になったのか、それは考えるまでもない。俺が「無能力者であるからだ」。この日本を探しても無能力者という異質な存在は五本の指すらいないだろう。


「…きと!秋斗!おい秋斗!さっきから何ボケーとしてんだよ!早くしねーと入学式に遅れちまうぞ!」


「あ、ああ、すまない。少し寝不足でね」


「なんだぁ?楽しみすぎて眠れなかったのか~?小学生か~?」


ケケッといたずらっぽく笑う少年。漆黒の瞳に栗皮色の髪、彼は俺の親友「早瀬 陸」だ。

彼だけが俺を避けず、心の支えになってくれた親友。


「そうかもな…」


俺たち二人は焦りつつも仲良く学校へ向かった。


____________________________________


入学する一年生は列になり、在籍する上級生の手厚い歓迎を受けながら講堂へ集まる。

すると一人の若い男性がいきなりステージに現れた


「皆さんご入学おめでとうございます。私はこの学園の理事長である「飯田 炎弥」と言います。また魔法化学委員の会長も務めさせております。さて、この学園に入学するにあたって皆さんには注意をしてほしいのです。この学園では過去に死亡者がでております。ですがそれは当人の能力不足によるもの、つまり魔法を使用する際にはくれぐれも注意してくださいね。能力が足りない者は必要ありません、沢山勉学に励み楽しい学校生活を送ってくださいね」


ニコっと微笑む会長。彼はとても有名だ。飯田 炎弥、この学園の理事長にして日本魔法化学委員会の会長。この日本の魔法協会を仕切る男。30代という若さで学園を設立。数々の有力な論文を公表しては、わずか半年で会長の地位に上り詰めた。


「では、挨拶がわりに一つ…」


彼は両手を大きく広げる。その瞬間、炎が舞い講堂に七色の華を咲かせた。とても綺麗だ。これが火とは思えない程に。だが俺と陸は異変に気付く。

もちろんパフォーマンスなので生徒らは安心して観ている。しかし俺は疑問に思った。

‘‘何故、上級生が身構えているのだ,,と

それから考えられる事は一つ。


「「ふせろっっ!!」」


俺と陸は同時に叫ぶ。その直後炎は一年生たちを襲っていった。








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