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脱1  作者: 鈴木 一茶
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何度でも蘇る

 私は、エヌ。そして呪われているが故に成仏できない。それ故に人類を皆殺しに

する事にした。最も人類を滅ぼしたら呪いが解けて極楽に行く事が出来るのかと

いうと。半分正解で。確かに極楽には、いけるが呪いは、解けない。そして呪いが

解けない限り私は、何度でも蘇る。そう何度でもだ。ただその際に所持金が半分に

減ってしまうが。そして勘の良い読者ならもうお判りだろう。私は、元勇者だった。

そう勇者でなく元勇者で今の私は、魔王だ。そして私に掛けられた呪いは、人類が

皆正しき心を持つようになったら解ける。しかし結果として人類が居なくなり。

誰も悪しき心を持たないというよりそれ自体が存在しなくなった場合。呪い事態が

成立しなくなるので。結果として私は、解脱でき。そして契約により極楽に行く事が

出来る。そして嘗ての私は、人類を救おうと魔王と戦い。お前にも何れ我の言っている

事が判る。そして人類に悪しき心がある限り我は、何度でも蘇る。そう何度でもだ。

そして判ってしまった訳だ。そんな訳でどれだけ啓蒙しようが説得しようが理解せぬ

大衆が存在する限り。未来永劫人類が正しき心を持つ事などありえず。だから滅ぼす

事にしたのだ。しかし私に立ち向かう物がいる。それは、嘗ての私自身だ。

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