専門学校1
あまり長期連載にはならないと思います。
専門学校に入学して一人暮らしを始めた。
一人暮らしといっても寮だったが、、、
教育ローンを借りて親父から少し家賃を負担してもらって始めた
都会の生活。
家賃の足りない部分はバイトして稼ぐことになっていた。
母親に入れていた分を家賃に当てれば大丈夫だろうと甘く考えていたところもあった。
学校が始まりPCの勉強が始まった。
内部の仕組みからプログラムのための言語など
新しく覚えることが楽しくて夢中でやっていたことを覚えている。
その専門の唯一存在しているサークルの顧問から授業後に
誘いを受けた。
そこでは授業より先のことやもっと高度な技術が学べると言われ参加した。
そこでは先輩たちが色々なことを教えてもらって
成績もかなり伸びた。
ただサークルは授業の後にあり一年目ながら
寮に帰るのは毎日10時近かった。
寮に帰るとバイトの仕度をして明け方までバイトという生活を
2ヶ月ほど続けていた
「もうすぐ2年めか」
12月半ば学費を入れようと銀行口座を見ると
奨学金を含めても学費が足りないという事実に気がついた。
学費が高かったというのもあるが
別用途で母親が使っていたのもわかった。
今のバイトでは足りない、、、
早急に掛け持ちなどの手を考えなければ、、、、
その時先輩から
、「ホストでもやって見たら」
「ホストですか?」
「試しに一緒に体験行って見ない?おこずかい稼ぎになるよ」
と言われて試しに行って見ることにした。
夜の世界がどんなものかというのに興味もあった。
怖い気持ちもあったが金のためと割り切って行った。
そこで3時間接客しただけで1万円を渡された。
これならいけるかもと思いバイトを始めた。
ただし2ヶ月しか学費納入まで猶予がないため
客取りに必死になった。
寝る間も惜しんで客取りをした。
他のホストの客を取るようなことはしなかったが
20歳以上歳が離れた女性とのアフターなどもあった。
そして2ヶ月目の最後でナンバーに入れて資金も溜まったので
退職させてもらった。
最初からそう言って始めてたのもあるが意外にちゃんとしていた
クラブだったのですんなり認めてもらえた。
ホスト期間中っ学校やサークルなど色々おろそかにしてしまったが
来年取り返せばいい、
そう思いながら振込を終えると力尽きて二日ほど寝込んだ。
誤字脱字は許してね