表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/33

第13話:誕生!清らかな女の子戦士

紗江(何だろ・・・暖かさの中に・・・流れる・・・水の音)


と、意識世界の紗江の前に姿を見せた人物。


クロウ「我が名はクロウ。このような形で主に相応しき者と出会うとは・・・全てを無くし・・・今、自身を支えてきた心まで消えそうになっていますね」


紗江「誰・・・?」


クロウ「しかし私は相応しき者が契約の意思を見せてこそその力を与える存在。ですから貴方自身で道を切り開かねばなりません」


紗江「・・・」


もう何をする気力もないのか、ただ無言でいる紗江。


クロウ「貴方のために戦っている人がいます」


と、意識世界に浮かび上がる映像。


そこには聡史達の戦いが映し出されていた。


紗江「・・・聡史・・・君」


クロウ「私の力の源はペンダントの中にあった。だからこそ彼の強い思いは彼のエンブレムを通じて伝わっています」


そう語るクロウ。


とその時、無意識ながら映像に向かって手を伸ばしていた紗江。


紗江「私も・・・何か出来る事・・・」


クロウ「ありますよ。ただし、私の力を受け入れると言うことは・・・」


クロウがそう告げると


紗江「きっと大丈夫・・・だと思う・・・あそこには・・・」


クロウ「相応しき者、紗江様・・・貴方の為に・・・この力を捧げましょう」


するとクロウは水の塊に姿を変えた。


『これも運命なのでしょうね・・・』


そして・・・。


ヘスカ「ぐっ・・・」


激しい戦いを見せるヘスカとフルージャ。


フルージャ「私と互角に戦えるとは素晴らしい・・・しかし、他の魔物を謎の光に包まれた少女を守りながら戦っている彼は・・・どうでしょうかね」


ヘスカも戦いながら、聡史の事は気にしていた。


町から離れたことで聡史も炎のエンブレムを使っているが、近くで倒れている紗江が気になり全力では戦えていなかった。


フルージャ「あまり長居はしたくありません。それに貴方も含めその二人も中々の力を持っています。どうでしょうか?私達の仲間へ・・・」


突然そんな事を言ってきたフルージャ。


フルージャ「この状況を見れば断る理由はないと思いますがね」


ヘスカ「・・・っ」


だが、その時


紗江「貴方の誘いには、の・り・ま・せ・ん!!」


と、中に小さな水玉が多数出現し周辺の魔物を弾き飛ばした。


聡史「紗・・・」


紗江(ありがとっ、クロウ・・・おかげでスーパー元通りになったよ)


心にその思いを抱き、紗江が戦線に復帰したのであった。


聡史「紗江・・・」


紗江「・・・」


聡史を見る紗江だが、あえて何も言わずに前に出た。


紗江「話したい事聞きたい事いっぱいあるけど・・・まずはっ」


と、紗江はフルージャを指差した。


フルージャ「次は貴方ですか・・・」


紗江「力を貸して、一気に行くから」


その時聡史は、表情を見て紗江が本気である事に気付いた。


ヘスカ「私がサポートする。お前の力をぶつけてやれ」


紗江「オッケー!!」


そう返事すると、エンブレムの力を発動させる紗江。


聡史「水の力・・・」


ヘスカ「なるほど、これなら・・・」


フルージャ「では、相手をしましょう」


と、空高く飛び上がったフルージャ。


聡史「でも、いきなりでエンブレムを使いこなせるのかな・・・紗江」


と、紗江は自分達の前方に小さな水玉を多数出現させた。


フルージャ「何をするかと思えば・・・そのような水玉で風をまとった私は止められませんよ」


そう言いながら、こちらに突っ込んできたフルージャ。


ヘスカ「お前の戦いのセンス、評価に値したが・・・最後に油断したな」


と、辺りに広がっていく冷気。


するとその冷気は、水玉を鋭い氷刃へと凍り付かせていった。


フルージャ「!?」


ヘスカ「全力攻撃の一撃、今のお前には軌道修正が出来まい」


フルージャ「修正など必要ありませんよ。全て粉砕して差し上げます」


聡史「紗江、ヘスカさん」


紗江「それじゃ・・・行くよっ」


ヘスカ「水と氷の共演・・・氷刃百花!!」


一斉にフルージャに襲いかかる氷刃。


フルージャ「バカな・・・この程度の・・・」


次々と襲い来る氷刃に、自身の突撃の威力は相殺されていた。


そして、氷刃達の攻撃でフルージャはダメージを負っていった。


そして、大地へと墜落したフルージャ。


ヘスカ「聡史!」


ヘスカが名を呼ぶと、すでに聡史は準備を完了していた。


フルージャ「!?」


聡史「燃えろエンブレム!紅炎剣!!」


見事な聡史の炎の剣技が決まり、そのまま力尽きたフルージャ。


聡史「終わった・・・んだよね」


紗江「なんか格好よかったじゃない、聡史」


そう言い明るい笑顔を見せる紗江。


フルージャが倒れ、他の魔物達は四散していった。


紗江を加えたバトルで勝利した聡史達。


そして、時は翌日を迎えるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ