もっと、月明かりを
もっと本当なら近いところで
キミに愛をたしかめられたはず
卒業まであと何日か数えるくらいから
わたしのココロは
微妙な角度となった
幸せの数を競い合った
あの頃は時間もあったし
少しだけ、ロマンチックなことに
憧れていたからね
結局のところ
つらいことも切ないことも
ひと回り経験をして
今にあるも思う
その経験を生かせたら
こんな苦労もないのにね
「どうせ、わたしは・・」
そのことを口にしないだけ
キミと語り合う権利があるというもの
ホントのこと、キミに
いまから伝えにいく
その前に潮風にあたって
落ち着くから
それまで待っててよ、と
キミの返事聞く前に
クルマのエンジンをかけた
あいにく、曇り空だけど
ココロに月明かり
思い浮かべながら
読んでいただき、ありがとうございました