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170話 ユージンは、蒼海連邦へ密航する


……カツカツカツ


 と足音が近づいてくる。


「…………」

「…………」

 俺とスミレは小さな部屋の片隅で息を潜めている。


 ……ガチャン! とドアが開いた。


 俺とスミレがいる部屋を覗き込んだのは、濃灰色(ダークグレー)の服をぴしっと着込んだ神経質そうな男だった。


「この部屋は……? ()()()ようだが」

「……っ」

 隣のスミレが息を呑むのが聞こえた。


「こちらの部屋は本来、重要顧客から預かった宝石類など高価な品を別保管しておくために使っているのですが輸送が急遽キャンセルになりましてな。もったいないのですが、空室になってしまっているのです、輸入監査官殿」

 ニコニコと語るのはこの飛空船の責任者である商会の会長だ。


「ふーむ、そうか」

 輸入監査官と呼ばれた男が狭い部屋をじろりと見回す。


 本来なら部屋の中にいる俺たちは丸見えのはずだが……。


(ねぇ、ゆーくん。この人に私たちのこと見えてないんだね?)

(ああ、姿隠しの結界と認識阻害の結界。仮に部屋に入って調べられても、俺たちを知覚できないはずだ)

 小声で話しかけてきたスミレに小声で返す。


「これですべてか? 輸入リストにないものは、密輸扱いだぞ? 密輸の罰金は安くないからな」


「えぇ、ええ。勿論存じておりますとも。ところで今回はいつもお世話になっております輸入監査官殿に迷宮都市で手に入った珍しい魔石の手土産がございまして。奥様への贈り物にいかがですか?」


「ほう……いつも気が利くな。君とはこれからも仲良くしたいものだ」


「今後ともご贔屓に……よろしければこのあと食事でも……」


 バタン、とドアが閉められる。


 ――むさ苦しい男と二人で食事は気が進まんなぁ


 ――綺麗所を呼んでおります。お楽しみいただけるかと


 ――私は既婚者だぞ?


 ――これは申し訳ない。では、中止の連絡を……


 ――待て待て。それには及ばぬ。顔だけでも出そう



 商会会長と輸入監査官の声と足音が遠ざかっていった。


「ふー、緊張したよ」

「悪いな、スミレ。俺のせいで密航することになって」


「ううん! なんかスパイになったみたいで楽しいよ!」

「大した度胸だな」

 その言葉に苦笑する。


「ゆーくんってやっぱり普通に入国するのは難しいのかな?」

「難しいだろうな……」


 現在のスミレは三年間の花冠騎士団フラワークラウンナイツの活動実績があり、イゾルデ団長からの国外活動許可証もある。


 かつてほどの影響力はないとはいえ、迷宮都市の十二騎士団長の名前は南の大陸でも十分通用する。


 スミレ一人であれば、蒼海連邦への入国は難しくない。


(けど、俺は……)


 三年間の生死不明状態。

 リュケイオン魔法学園がなくなった今、立場としては生徒ですらない。


 しかも、蒼海連邦とは戦争真っ只中の帝国軍士官学校の出身。

 入国するだけで数週間の取り調べがあるだろうし、最悪入国が許可されないだろう。


「そっかぁ……。前は普通に入れたのにね」

「そうだな。あの時の大魔獣討伐以来か……」

 スミレたちと一緒に黒人魚(ウェパル)暗黒竜(グラシャ・ラボラス)と戦ったのが遠い昔のことのようだ。


 その時、……コンコン、とドアがノックされた。


「ユージンさん。今なら人目がありません。すぐ出てください」

 商会の使用人の女性だった。


「ありがとうございます」

「お二人とも気をつけて。……帰りの迎えは本当に不要なんですね?」

 使用人の女性が心配そうな視線を向ける。


「ええ、大丈夫です。今回は助かりました」

「会長さんにはお礼を伝えてくださいー」

 俺とスミレはお礼を言って、人に見られないように素早く飛空船の停泊場へ降り、そのまま外へと出た。




 ◇




「ここが獣人族の国……?」

「スミレもはじめてか?」


「うん。でも、獣人の人たちだけじゃなくて色んな種族がいるね」

「島面積は蒼海連邦でももっとも広く、多様な種族がいるらしい。よそ者の俺たちも目立たないだろう」


「へぇ~」

 スミレは珍しそうに……ただし目立たないように周囲を眺めている。


 飛空船の停留所のすぐ隣に大きな船の港がある。


 ここは蒼海連邦でも屈指の港町だ。


 港町は賑わっていた。


 獣人族の国では陶器作りが盛んで、露天には様々な皿や椀が並んでいる。


 あとは魔物の素材を使った武具も有名だったはずだが、思ったより武器や防具の店が少ない。


 スミレに聞いた所、どうやら武器のほとんどは戦争需要でそっちに回されているらしい。


 獣人族に健啖家が多いのは有名な話で、当然食べ物を扱う露店が多い。


 肉を焼いたり、魚を揚げるいい匂いが鼻に届いた。


 俺とスミレは露店で食べ物を買い、近くの公園にあったベンチで早めのランチを取った。


 似たような者は大勢いて、特に怪しまれる様子はない。


「ねぇ、ゆーくん。このあと船に乗ってミゲルくんの国に行くんだよね?」

「ああ、一日一回の定期便があるみたいだからそれに乗ろう」


 一等国家である『獣人族の国』は飛空船の停留所があるが、俺が向かう魔人族の国『グレタ島』は二等国家。


 向かうには船に乗らないといけない。


「でも、飛空船みたいに融通してもらえないよ? 乗せてもらえるかな?」

「船のチケットは迷宮組合に手配してもらった正式なもので、花冠騎士団のスミレの名義にしてあるからおそらく問題ないはずだ。問題は俺だな」


「うん……、でも……ユージンくんの身分って本当にこれでいいの?」

「ああ、俺は『スミレに雇われた()()()()』。その設定でいこう」


「うぅ……本当ならゆーくんが私の保護者なのに……」

 スミレが複雑な表情をしている。


 現在の社会的な地位はスミレのほうが高い。


 帝国領内に入れば、また変わってくるかもしれないが蒼海連邦と聖国においては『ユージン・サンタフィールド』の名前は隠したほうがいい。

 そのための偽りの設定だ。


「えっと……、ゆーくんのことはなんて呼べばいいのかな?」

「おまえ、とかでいいんじゃないか? もしくはアイリみたいに略名とか」


「おまえはやだよ! うーん、じゃあアイリちゃんと同じく『ユウ』って呼ぶことにするね。えぇ~、慣れないなぁ!」

「ま、一時的にだから。うまくやろう『ご主人さま』」


 俺がいうとスミレが、ぴくりと身体を震わせた。


「あ、あの……もう一回呼んでくれる?」

「? ああ。スミレご主人さま」


「なんだか、変な気分になりそう……。命令とかしたら何でも聞いてくれるの?」

「あまり無茶は言わないでくれよ」

 俺は言うと、スミレは真剣な顔で悩んでいる。

 何を命じる気だ?


 食事を終え、自然に周囲を警戒する。


 初めて来る場所。


 知り合いに会う可能性は限りなく低いが、可能性はゼロではない。


 俺は記憶にある獣人族の知り合いの顔を思い浮かべ……


「そういえば、ソランがこの国の出身だったな……」

 かつてともに大魔獣と戦ったクラスメイトのことを思い出した。


 俺が天頂の塔(バベル)から戻った時は、すでにほとんどのクラスメイトは祖国へ帰っていた。

 ソランもその一人だ。


「あっ!」

 俺の言葉が聞こえたのか、スミレが声を上げた。


「どうした?」

「そうだった! ソランくんやレオンくんも、ゆーくんが天頂の塔から戻ったら連絡して欲しいって言われてるんだった!」


「そうなのか?」

 そこまで親密にしていた記憶もないのだが。

 確かに一緒に戦って以来、たまに小話くらいはする関係だったがそれだけだ。


「クラスメイトのみんな、ゆーくんのことを気にしてたよ。リリーさんなんて、聖国からの呼び出しにギリギリまで応えないで待ってたし。『あいつとの決着がついてない!』って言ってたけど、何か約束してたの?」


「リリー・ホワイトウィンドか。剣の訓練で勝負が途中だったような……」

 リリーと訓練していると、たいていアイリに割り込まれてたんだよな。


 結果、有耶無耶になってしまった記憶がある。


「ところで知ってるかな? ゆーくん。ソランくんって、今の獣人国の王様の代行してるんだよ」

「そーいばあいつ、獣人族の国の代表の息子だったな」


「まだ船が出るまで時間あるし、会いに行ってみない? きっと喜ぶよ」

「……いや、それは」

 かつてのクラスメイトとはいえ、今や立場がある身だ。

 

 急に訪問しても困るだろうし、下手したら帝国にも迷惑がかかる。


「やっぱりダメだよね……」

「色々と問題が片付いてからにしよう」

 スミレも本気で言ったわけではないようだ。


 それから何事もなく、俺達は『グレタ島』行きの船にのることができた。


 乗船時に身分を明かす時、スミレを「ご主人様」と告げた時にスミレの態度が若干怪しかったが、花冠騎士団の証を見せるとすぐに通してくれた。




 ◇




「うぅ~、長かったよう……」

 スミレが船酔いしてぐったりしている。


 グレタ島行きの船はあまり大きくなく、揺れが大きかった。



 ――乗船の皆様、まもなくグレタ島へ到着します。お降りのお客様は……



 というアナウンスに俺とスミレは下船の準備をする。


 降りる時には特にチェックはなく、俺とスミレはグレタ島へ入国することができた。


 降りるのは俺たちだけだった。


 船はすぐに次の島へ行ってしまった。


 スミレと俺は、人っ子一人居ない小さな港にぽつんと取り残される。

 

「暗いね……」

「港街って感じじゃないな」

 すでに夜になっている。


 船はいくつか停泊しているが、港に明かりはなかった。


「ねぇ、ゆーくん。こんな時間に来て泊まれる場所はあるかな?」

 スミレが不安そうだ。


「探索用の野営道具はあるし、いざとなったキャンプにしよう」

「あっ! そっか」

 ぽん! と手をうつスミレ。


 その時。



 バサ! バサ! バサ! バサ! 



 と大きな羽ばたく音が聞こえた。


 大型の魔物が上空に現れ、月と星の光を遮った。


「「!」」

 俺は剣を構えるのと同時に、スミレは俺の後ろに下がりつつ杖に魔力を込めている。


(戦闘慣れしているな)


 と感心する。

 三年前のスミレとは別人だった。


 そして上空の魔物の攻撃を警戒していると。



「ユージンさまーー!!」



 懐かしい声が聞こえた。


 俺とスミレは、ほっとして武器を下ろす。


 タン! と軽やかな音を立てて誰かが地面に飛び降りた。


 浅黒い肌に赤い瞳。


 前に会った時は、少女っぽかった姿がすっかり美青年に変わっていた。


「ミゲル、久しぶ……」

「ユージンさまぁ!! よくぞご無事で……ボクは……ボクは……」

 抱きつかれて、泣かれた。


「あ、あの~、ミゲルくん?」

 スミレがぽつんと立って、気まずそうだ。


「ミゲル、急で悪いんだけどこの島に宿屋ってないかな? あと、同行者のスミレも一緒に」


「はっ! 失礼しました、スミレさん! ボクとしたことが!」

「ううんー、ミゲルくんずっとゆーくんに会いたがってたもんね。再会できてよかったね」


「はい! スミレさんも!」

「だね」

 スミレとミゲルが親しげに話している。


「あれ? 二人は面識が……あったっけ?」

 以前の大魔獣討伐の時か。

 でも、あれは一瞬だったし、会話もなかったような。

 

「ミゲルくんは何度か迷宮都市に来てくれてたんだよ。ゆーくんを心配して」

「ええ、でも戦争が始まって行くのが難しくなってしまいましたが……」


「そうだったのか、悪いな」

 やっぱり色んな人に心配をかけてしまった。


「それより僕が召喚した竜に乗ってください! 村までご案内しますね。泊まる場所も用意してあります」

 とミゲルが言うや、ドシン! と大きく地面を揺らして巨大な魔物が着陸した。


「ドラゴンを召喚できるようになったのか……」

 てっきり飛竜か鷲獅子かと。


「すごーい、ミゲルくん! 竜召喚って難しんだよね!?」

「ありがとうございます、スミレさん。まだ若い竜だけですが、いずれ古竜(エンシェントドラゴン)も召喚してみせますよ!」

 ミゲルが力強く宣言した。

 

 古竜が召喚できるなら、歴史に名を残すレベルだと思うが……。

 目標が高いのはいいことだ。

 

 そんな会話をしつつ、俺たちはミゲルの村へ竜の背に乗って移動した。


「ところでさ、ゆーくんってどうやってミゲルくんと連絡とったの?」

 そういえばスミレに説明してなかったな。 


「それは……」

「エリーニュス様からの御言葉です! まもなくユージン様が向かうから出迎えるようにと!」

 ミゲルが早口で先に全部言った。


「あー……、ミゲルくんの村って」

魔王(エリー)を信仰しているからな」

 エリーにお願いをしてミゲルたちに伝言してもらったわけだ。


 本来、俺とエリーが契約をしていることは秘密にしないといけないのだが……。

 エリーいわく、グレタ島の民なら俺を蒼海連邦に売ったりしないだろうということだった。


 やがて竜が小さな集落の近くにある広場に降り立った。


 俺たちを降ろすと、魔法陣が現れ竜が姿を消す。


 もとの住処に還したのだろう。


 巨大な竜を飼う余裕は、この島にはないだろうから。


 確かに召喚魔法は最適だ。


 俺とスミレがミゲルに先導されて、村に入ると熱烈な歓迎を受けた。


「ユージン様がいらっしゃった!!」

「エリーニュス様が選んだお相手!」

「なんてたくましいお身体……♡」

「ありがたや……ありがたや……」


 あっという間に取り囲まれて、お年寄りから拝まれてしまった。

 それはスミレも同じで。


「貴女がスミレ様ですか!」

「エリーニュス様のお弟子様ですって」

「直接お話ができるなんて羨ましい」

「お姉様って呼んでいいですか……?」


「ゆーくん! たすけて! はやく!」

「ほい」

 取り囲まれて動けなくなっていたので、俺は空歩でスミレを抱えて人混みを離れた。

 

「落ち着け、皆の衆! ユージン様とスミレ様がお困りだろう!」

 この場を仕切っている村長らしき人の一声で、やっと収まった。


 それから俺とスミレのために歓迎の宴を開いてくれた。


 長旅で疲れていたのか、スミレはすぐ寝てしまった。


 宴のあと、村には宿屋がなかったためミゲルの家に俺とスミレは泊まらせてもらうことになった。


 ミゲルは村で一番の召喚魔法使いということもあり、客室のある少し大きな家に住んでいた。


 眠っているスミレを抱え、俺が部屋に入ろうとした時、ミゲルに声をかけられた。


「ユージン様、今日はお急ぎのところ皆に付き合ってくださってありがとうございます」

「素性の怪しい俺を匿ってくれるんだから、当然だよ」

 帝国の帝の剣の息子と知って、密告をしないのはこの島の人たちだけだろう。


「ところで次の予定はもう決まっていますか? エリーニュス様からは、ユージン様の御言葉に従うように言われています」

 ありがたいな。

 迷宮都市に戻ってきたら、エリーにお礼を言わないと。


 俺はミゲルの目を見ていった。


「明日にはここを出発したい。向かう先は『()()()』だ」

「…………わかりました」

 俺の言葉にミゲルの表情が変わる。


 簡単にはいかないだろう。


 ミゲルの表情を見て、はっきりと確信した。


 

■大切なお願い

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次回の更新は、6月8日(日)です。


■感想返し:

>天使族より上位存在なのよ。ユージンの魔法を拒否リジェクトできるってわけ

>この説明の直後で強制的に睡眠かけてくるエリーさんさすが


→エリーは堕天使で魔王ですからね。

 神に反逆している立場なのでスミレにも睡眠魔法が効きます。


>スミレ、迷宮都市に来た当初はモンスターや危険物扱いだったのに、いつの間にかこんなにも頼られ慕われるようになったんだなぁ

>スミレに告白しようとした奴はユージンが帰ってこないうちにとか思ってたのかな


→スミレもすっかり強くなりましたね。

 もともとユーサー学園長が目をかけていた才能ですから。

 スミレ告白男子は、「スミレさん可愛いのに戻ってこない男を待ち続けて可哀想。俺が幸せにしてやる!」と思っていたようです


>本当にサラが恋しいです。ユージンとの関係が順調に進むことを祈ります。


→サラものちのちでてきますので、しばしお待ちを。




■作者コメント

 金曜日に、ゼロ剣、信者ゼロの漫画版が更新されてます。


ゼロ剣 第10話「追憶」

https://comic-gardo.com/episode/2550912965439018633


第47話「高月マコトは、呪われた姫と出会う」

https://comic-gardo.com/episode/2550912965543557697



■その他

 感想は全て読んでおりますが、返信する時が無く申し訳ありません


 更新状況やら、たまにネタバレをエックスでつぶやいてます。

 ご興味があれば、フォローしてくださいませ。


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― 新着の感想 ―
>ご主人さま スミレの変なスイッチが入っちゃったw
・白虎戦以降触れてなかったので、リリーちゃんとの勝負は忘れてると思ってました ・リリーと訓練してるときにアイリが割り込む話ってありましたっけ?書籍で追加される話だろうか?読んでみたいな……
[気になる点] 戦時下において、ユージンが帝国の士官学校とリュケイオン魔法学園の生活を通して、親しみを感じるような学友と呼べる人たちが、蒼海連邦と聖国に多い気がするのですが、偶然でしょうか。 帝国の士…
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