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神は一柱で空を飛ぶ

ややっと期末考査終わった…(´∇`)エヘッ


魔法について後書きで補足します。

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 リネリア視点


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 ボクは夜の間に《飛行魔法》と《魔法妨害魔法》を造ってみた。

 《飛行魔法》は、風・嵐属性の魔力で《重力魔法》を使うことで出来た。また、《魔法妨害魔法》は魔法を使う際に操作される魔子(マナ)を固定することで相手の魔法を妨害する魔法で、使用魔力に応じて範囲・時間が変わる仕様になっている。

 ちなみに、新しく魔法を生み出すには世界に固定しなければならないため、神力か銅ランク以上の魔力が必要ということも解った。


 まぁ、ボクには関係ないと言われればそうなんだけどね…


 さて、そろそろみんなも起きて朝ご飯を食べるころかな?


 ボクが一階の食堂まで行くと、ちょうどみんなも集まっていて、ステラさんが


「リノさん。お話宜しいですか?」


 と、尋ねてきたのでみんなの方へ向かった。


「リノさん、私たちと一緒にいて辛くないですか?」


「いえ、みなさん優しいですし一緒に行動してとっても楽しいです」


 ボクのこと心配してくれてたんだぁ。嬉しいな…

 などと思っていると、みんなが頷きあっていた。

 そして、


「リノさん、いえ。リネリア、あなたをウェーラヴェルニアから追放とします」


 え……な、なんで?!


「パルワたちとも話し合ったのですが、あなた()私たち()着いていけないと判断しました」


 ん?…今、‘’私たちが”って言ってなかった?


「どういうことですか?」


「それはね、あなたはこれから私たちでは及びもしない偉大なことをすると思うの。でも、その時に隣に居るには私たちは力不足なのよ」


「そうですか。そういうことなら分かりました。僅かな間でしたがありがとうございました。()()()()()()()()()()()ボクの正しいランクをお伝えします」


 実は、ランク詐称の許可を貰うときベネーブルトさんから条件として、ウェーラヴェルニアから抜けた場合に許可を取り消すと言われていたのだ。

 それに、ステラさんたちはボクがAランクではないと思ってるだろうし。


「ボクのランクは、金です。今まで隠していてすみません」


「「「「えぇ!!」」」」


「幾らAランクより上って知ってても流石にそれは……」


「まぁ、そういうこともあるのかもな…?」


 パルワさん、ソレはフォローになってないですよ…


 それじゃぁ、そろそろ行こうかな。


「みなさん、お世話になりました。それでは、さようなら」


「うん!また何処かで!」


「達者でな!」


「頑張ってください」


「リノさん、こちらこそありがとうございました。またお会いしましょう!」


 こうして、ボクは新たな一歩を踏み出した。













 とりあえず共同組合連合会(ギルド)へ向かっていたら、宿からちょっとのところでベネーブルトさんに待ち伏せられていた。

 なんでも、ボクが史上初のの金ランクだと分かって騒ぎになっているから近ずかない方が良いとの事だった。

 さらに、国王から城に顔を出して欲しいと要請では無く、要望があったらしい。ベネーブルトさんいわく、この際だから王都ツェーファラムへ行ってらっしゃいとの事なので、ボクは王都に向けて立つことにした。


 森の街ルギゾネアは王国の南西に位置していて、王都までは馬車で十日かかるらしい。


 ちなみに、この国の馬車は路面が整備され、車体も揺れが少ない仕様になっていて、時速約16㎞/hで走れて、しかも馬を回復させながら走るため交代無しで一日に約130㎞走るそうだ。


 地球の中世より凄いんだねぇ〜


 でも、ボクなら1時間くらいで着けるかな?《飛行魔法》で1000㎞/hくらい出そうだもんね。


 と、言うことでボクは現在飛行中です!

 後100㎞くらいで王都かな?

 ん……?

 馬車が()()魔物に襲われてるような…


 護衛だと思われる人達が何人か倒れてるし、加勢した方が良さそうだね。

 じゃぁ、行こうか!


『神眼』で観てみると馬車を襲っているのはAランクの上位大鬼(ハイオーガ)だった。しかも、名前の横に“使役”とあった。つまり、誰かに召喚された様だ。


 ちなみに、召喚された魔物や魔獣などは術者が魔子(マナ)で形成しているため、本当に死ぬ訳では無い。


 取り敢えず凍って貰おうかな?


 《任意凍結(コンジェル)


 よし!初めての魔法だけど、上手く上位大鬼(ハイオーガ)だけ凍らせれた。

 召喚獣だし倒してしまつても大丈夫だから、砕いとこう。


 ぱり〜ん


 さて、負傷者の回復をしとこう。幸いなことに、倒れてる人達も気絶してるだけみたいだし。


 《任意回復(エレリコペレティオ)


 ボクの魔法が終わって護衛の方々が回復したころ、馬車の扉が開いた。そして、仕立ての良い服を着た金髪碧眼の15歳くらいの女性が降りてきた。


 ____________________________________________


 魔法解説


 《任意凍結(コンジェル)

 必要魔力量:1〜

 氷属性の最難関魔法の一つ。任意の対象を、任意の質、任意の間、凍結させる。


 《任意回復(エレリコペレティオ)

 必要魔力量:1〜

 神聖属性の最難関魔法の一つ。任意の対象を、任意の量、回復する。


 《擬似(クリエイテッド)世界(ワールド)

 必要魔力量:100000

 時空属性の難関魔法の一つ。擬似的に世界を創造する。術者はその世界の中では絶対である。ただし、世界の強度や自由度は術者の魔法系ステータスによる。

魔法は必要魔力量以上の魔力を消費して発動させます。その際、消費魔力量が多いほど発動準備時間や形などを変えられます。最難関魔法は基本的に“任意”で、これはその属性全ての魔法を完全に使えないと使用出来ません。

ちなみに、闇龍との戦闘でリノが最難関魔法では無い《擬似世界》を使ったのは完全に気分です。

魔法の名称は最難関魔法がラテン語でその他はラテン語以外の言語です。魔法名は解り易い方が読みやすいですから。



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