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ボクらは帝都に向かいます

なにげに新年初投稿ですね〜

今年も宜しくお願いします!

 帝国へと入ったボクたちは、帝都スコピマキシを目指して進んで行った。

 公国との国境から程度までは約500kmくらいらしいから、のんびり行っても5日と少しあたりで着くみたい。

 まぁ今は割と急ぎだから今日中には着きたいところだよね。


 そんな感じでやや急ぎめのボクらは街以外の場所では空を飛んでいき、街には小一時間程の休憩と情報収集を兼ねて降りることにしていた。


 そんな訳で、ボクらはおやつ時には帝都手前の街まで来ていた。

 今までの街と同じく聞き込みをしようと声をかけると、今までは何故軍が反乱を起こしたのか分からないし、これからが不安だと言っている人が多かったが、それとはまた違う答えも帰ってきた。


「キミたち、冒険者かね?それなら同業者組合連合会(ギルド)いってみるといいんじゃないか?帝都の方で傭兵の募集があるみたいだからな」


「…傭兵?と、いうことはまた戦でもあるんですかね?」


 そう尋ねてみたが、おじさんはそれはどうかな、と流してしまった。

 理由は分からないが冒険者をかき集めているらしい。


 おじさんと別れたあと、少し早いけど帝都へ向かうことにした。

 冒険者としてなら帝都に入れそうだったからね。


 今までと同じく帝都の近くまで飛行していたが、途中から魔力が乱されているような感覚がしてきた。

 とはいえ、気の所為のような気もするしなぁ…


 そう思ってエリー達にも聞いてみると、確かにジャミングされてはいるけれど大したことないという見解だった。

 …魔法、使われたくないのかな?


 そんなこと言っている間に帝都のすぐ側まで着いたため、ボクらは地上に降りた。


 帝都へと入れる門には大勢の人が並んでいた。

 その多くは武器を背負い、大きな荷物を持った冒険者だと見受けられた。


 とりあえず列に並んで待っていると小一時間位でボクらの番が来た。

 と、そのタイミングで外壁の門へと新たに到着した1団から1人がボクらの方へやってきた。


「おい、そこの小娘達。なぜその場をどいて跪かない?中将閣下の御前であるぞ」


 …?

 見るとボクらの元に来た男の後ろに、元はがたいの良かったであろう脂肪まみれの男が輿に乗っていた。

 そして、先程まで周りにいた冒険者達は道の端によって平服していた。


 その一瞬で状況を掴んだボクたちは、とりあえず詫びを入れる事にした。


「それは、申し訳ありませんでした。私どもは下がらせて頂きます」


 そう頭を下げながら言うと、中将とやらは悦に入った様子で下卑た笑いを浮かべると先の男に耳打ちした。


「殊勝な心がけだな。中将閣下はお前たちを気に入ったようでな、我らについてまいれ」


 …なんか、中将は嗜虐趣味で少女趣味らしい。世も末だね。

 それにしても、この中将の誘いに乗れば簡単に入れそうだけど…ボクはエリー達に色目を使うやつらは嫌いなんだよね。


 一応、エリー達にも念話で聞いてみたけど乗り気ではないみたい。

 他にも入る方法はあるし、今の一幕でも軍部が腐っている事は分かるからね…もうこいつらは要らないね。


「すみませんが、お断りさせていただきます」


 まだ丁寧さを残しつつも中将どもへ断りを告げた。

 すると、中将は顔を赤くして怒鳴った。


「小娘共がっ!不敬罪で切り捨ててやる!お前ら、やれ!!」


 そう叫ぶと息切れしていた中将であったが、目はボクらを睨んでおり、相当頭に来たっぽい。

 そして、命令された部下たちはこちらも先程まで中将が浮かべていた様な下卑た表情をしながら剣を抜き、腕や膝下を狙うような動きで突っ込んできた。


 ボクへと攻撃して来た阿呆な男には、触りたくもなかったから魔法で反撃することにした。

 一応、一国の軍人だし少し強めがいいのかな?

 そんなことを思いつつ地面の土から杭を造り、男の股間へ当てた。


 そんな強い攻撃じゃないのに、痛みに耐える鍛錬をしてないのか男は悶絶しだした。

 …なんで?軍人なんだし、多少は耐性あるもんだと思ってたのに…


 ボクがそんな風にショックを覚えているころにはエリー達もそれぞれに向かってきた兵を倒していた。

 そして、全員が一撃だった。


 それを見た中将は腰を抜かすと輿の上で後ずさり落下した。

 そんな醜態を晒しながら中将は、


「お、お前ら、わ、儂のことをば、馬鹿にしてるのか!」


 などと、周囲で顔をふせながらも明らかに方の震えてる人達、そして部下をのした後笑顔で中将へと近付くボクらに喚き散らした。


「そ、そういえば、お前達は冒険者の様だったな。儂をコケにしたこと、共同組合連合会(ギルド)に抗議させてもらうからな!」


 と、言うと残っていた部下を連れて帝都へと入っていった。

 その背中を見ながら、お好きにどうぞ、と思いつつこの場を一旦離れようとした。


「待て!」


 帝都へ背を向けたボクらの後ろから凛とした声が聞こえた。

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