ボクらは漸く帰路に着く
あっという間に10月だね〜
何かこっちでも企画やりたいね
さて、この神殿の奥にいるボク達の内、1人を除いて神になっちゃってるんだけど…
え、これって結構まずいかな…?
あ、でもさ…
まさくんって神になりかけてはいるんだよね。
まぁ、普通に過ごしてたらならないと思うけど。
ボクがこんなことを考えてる合間にも、新神達が力試し(?)を始めていた。
あの〜…
わんちゃん世界滅ぶんで、ほどほどにしといてね…
ボクの想いが通じたのか、本当に軽く動作確認する程度で済んでたから何とか世界は無事だったよ。
そうこうしつつ、まさくんが起きるのを待つこと10分。
…魔法で起こそうと思えばできるんだけど、空気を読めないまさくんへの罰として気絶させられてた訳だからね。
「あれ?何か皆の気配がおかしい気がする」
起き上がったまさくんは当たりを見回してボクらの姿を確認すると、そう呟いた。
「あ、お父様!おはようございます。…そして、ご報告です
。私、リノさんについて行くことにしました!」
けれど、その呟きを無視するかのように暎薙がまさくんへ伝えた。
これには流石のまさくんだって反応に困るんじゃないかな…
ところが、ボクの予想に反してまさくんは全く驚く様子もなく即答で了承していた。
首を傾げてるボクに、
「前から言われてたんだよ、世界を見て回りたいって。でもさ、騎士の部隊長になれるくらい強いとはいえ一国の姫な訳だからなかなか許可も出せなくてね…でも、リノならまかせられるじゃん?まぁ、そんな訳だからうちの娘もよろしくね」
と、どことなく軽薄ないつも通りの口調でまさくんは告げた。
いやまぁ、まさくんの許可が出てるって分かるなら別にいいんだけどさ…
どことなく、妹の彼氏に優しくする兄みたいな雰囲気なんだよね。
いや、ボクの前世で直接体験した訳じゃないよ?
そういう現場を目撃しただけで…
……それはそれで問題か…
まぁそんなことは置いといて、つまり、ボクらの一行が4人から6人になったって事だもんね。
賑やかな旅になりそうだなぁ〜
そんな事を思いながらボクがゆっくりしていると、まさくんがどこか急いでいるような声で
「さて、この神殿でやることはもう済ませたよね?じゃぁ、帰ろっか!」
と、みんなを急かし帰路に着いた。
そんなまさくんを見て、カエラことカエーラクーリムはなぜかを察した様でまさくんだけに聞こえないように教えてくれた。
なんでも、公城には初代王妃から始まる王族の墓がある様でそこに行きたいのかもしれないとの事だった。
そっか、それならしょうがないね。
そんなことを思いながらボク達は急ぐまさくんと一緒に神殿から出ていった。
…勿論、まさくんが折角忘れてる転移魔法のことは言わないよ。
本人が思い出したらつかってもいいと思うけど。
そんな下らないことでボクらは結託していたのだが、奥の間から出る時にまさくんはふと足を止めた。
「あれ?まさくんどうしたの?」
ボクがそう声をかけると、まさくんは何でもないと言うとまた歩き出した。
けれどさっきまでとは違い、普段通りの早さだった。
奥の部屋から出ると、 ボクらを待っていた公国の王族の人達はなぜだか跪いていた。
その光景にボクらが驚いていると代表して王妃さんが、
「お帰りをお待ちしておりました、初代公王陛下。これにて公国法に則り公国の全ては陛下へ返還されます」
と、言うと同時にそこにいた全員が最敬礼を取った。
ただ、これはあくまでもそういう法と言うだけでこれまでの記憶もそのままなまさくんが今まで通り国を治めるって感じだから何ら変わらないよね。
それを王族はよく解っている様で、最敬礼を終えると王妃さんは
「おかえりなさい。それでは、城へ戻りましょうか。暎薙もよくおかえりなさい。その様子だと叶った様ですね」
と、まさくんと暎薙へ声をかけた。
というか、最後の方はどういうことなんだろ…?
ボク、暎薙の願いなんて叶えたかな?
そんなボクの考え事はまさくんが神殿の外へ向かいだしたために流れてしまった。
そして、神殿から出る際にここが湖底だということを忘れていた人達も若干居たせいで少し濡れてしまったが、ボク達は無事に湖岸のビーチへと戻ってきた。
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