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あなたはどうしてこの場所に?

もう9月だって…!

やばいねぇ

「想造神様方には一旦待って頂きたいのですが…」


 翼皇がそう口にするとボクの方を見てきた。

 まぁ、本題を先に済ませないとどんな話も出来ないもんね。

 そう思いボクは、即答で了承した。

 翼皇はボクへと一礼した後、本題にふれた。


「今こそ彼の時の盟約を果たそうでは無いか初代公王、柏原匡暎よ」


 そう言うと翼皇は膨大な魔子(マナ)を操るとその全てを極々細くし、まさくんこと柏原匡暎の脳の中心部へと流した。


 魔子(マナ)を流されたまさくんは1度痙攣したかと思うと直ぐに落ち着きそのまま仰向けに倒れてしまった。


「お父様…!!」


 まさくんが倒れるさまを見ていた暎薙さんがすぐに駆け寄り声をかけた。

 そんな暎薙さんや、いつの間にか鎖に縛られながらも武器を持ち翼皇を睨みつけるエリー達3人へと翼皇は落ち着いた声で


「そこに寝てる人は全く問題無いですよ。と、言うよりは先程の奔流によって元に戻した…とでも言うのでしょうか…?」


 と告げた。

 更に、


「公国では初代公王の魔力を記した物品があり、その魔力に1番近い者が公王となる、そういう決まりにしていたはずですね。普通なら魔力の質が近い事なんてどうでもいいのですから、可笑しいと思いませんか?」


 翼皇は話しながら開いてしまった羽を元に戻し、話を続けた。


「普通ならおかしいことが起こる…それ即ち裏がある、そういうことです。魔力の質が近い、いえ、正確には魔力の質が等しいと言うのは魂においては変わっておらず、初代公王のままであるという事です。

   しかしながら、その肉体には記憶が読み込まれていないのです。その為、高位の鑑定では名前が初代のままで出ます。恐らくですが、想造神様には “ 柏原匡暎 ” の名が見えていたのではないでしょうか?」


「うん、その通りだよ。だから “ まさくん ” って呼んでたわけだし」


 ボクがそう答えると翼皇以外の皆が納得したという表情をしてた。

 あれ?

 そんなに違和感ある呼び方してたのかな?


「そんな訳で初代公王こと柏原匡暎は転生してるわけですが、これは彼奴がここに来た経緯などは……関係ないですね」


 いや、関係ないんかい!

 まぁそんなもんだけどさ実際。


「彼奴の転生は不完全に聖人となったことに由来してるのです。本来、聖人は寿命から解放された存在なのですが、彼奴は半物質世界から召喚された勇者で、つくづく転生の方が良かったと言っておったために存在が格上げされた際に転生をするようになったのです」


 翼皇の説明にボク以外は僅かに涙したり、まさくんへと同情する様な表情になっていた。


 ……いや、なんで?!

 だって、転生したかったって未練で転生、それも記憶の継承すらまともに出来てない不完全なのを100代以上繰り返してるんだよ?!

 ただのお馬鹿さんじゃん!


 まぁ、なんでまさくんが転生してるかはわかったけど…


 ……ん?

 何でその辺の事情をここにいる翼皇が知ってるんだろ?


 そう思ったボクが翼皇へと尋ねてみると、


「私が柏原匡暎と契約を交わしたからです。契約、とは言っても精霊などとの契約とはまた別のものです。どちらかと言えば、人間同士の契約に近いです。そして ── 」

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