どうして彼女はこんな事?
もう6月なんだって…
早くない?
あっ、近々セリフ配信やりたいなって考えてます!
良ければおいでください。((ˆ ̳ , ̫ , ̳ˆ)"੭
ボクらの前に姿を現したのは、半透明で薄黄緑色の蝶のような羽を持った13cmくらいの女の子だった。
「皆様初めまして。そして、この村の皆様と小鬼の皆様には悪いことをしてしまいました。本当にすみませんでした」
妖精の彼女はそう言うと頭を下げた。
村人達は実際にいたのがゴブリンでは無かった為に安堵した様子で村長さんを除き、仕事に戻って行った。
……妖精ってゴブリンよりも圧倒的に強いけど、その辺の危機管理意識大丈夫かな…?
ボクがそんなことを考えてる間にも、妖精さんが何故そんなことをしていたのか話し始めていた。
「 ── 私は森妖精なのですが、この辺りは開けた平原で所々に木が生えてる程度ですよね。その為、活動に必要な主に土・水属性の混合魔力を得られず死にかけていたのです。そんな折に村の畑を見つけて、拝借していたという訳です」
「あら?それならわざわざ小鬼の幻影を使う必要はないですよね?妖精の身体の方が小さく分かりにくいと思うのですが…」
森妖精の説明に小鬼姫がそう尋ねた。
たしかに、ゴブリンの幻影を使っても村の中で騒ぎになるだけではあるよね…
「実は、森妖精が森以外から強制的に魔力を頂くとその場所で植物が育ちにくくなるんです。ですので、その事を悟らせないように騒ぎを作ったのです」
森妖精の説明にボクを覗く全員がこう思った様だった。
─ 自分勝手すぎる
でも、森妖精は大事な事を言ってないんだよね…
自分が悪として裁かれる様に動いてるみたい……
だから、ボクは全員が喜べるように動くよ!
「じゃあ、ボクからも説明してもいい?」
ボクのこの問いかけへの反応は、森妖精だけが首を傾げたが、他の3人は賛成らしく首を縦に振っていた。
「多分、森妖精は当然の事だと思ってるんだろうけどこれは言わなきゃダメだよ。森妖精が騒ぎを起こしてた理由ってもうひとつあって、戦う時って魔法が使えない人でも普段より多くの魔力を出すんだよね。それを使って畑の魔力の回復を早めようとしてた、っていう感じだよ」
ボクが告げた内容に全員が驚いていた。
そして、森妖精は何故それを?とでも言いたそうな目線を向けてきた。
「他にも、もっと魔力の補給を早める為に、村全体に魔力量が2倍になる結界が張ってあるの。だから村長さん、最近村の人がいつもより仕事出来てるでしょ?魔力が増えて自動的に身体強化しちゃってるんだよ」
「確かにここ最近、力が張りますな。それに、村の皆も以前より働けております。何が起きてるのかと思っておりましたが、そう言うことでしたか」
どうやら、村長さんは思い当たる節があったらしく納得していた。
そして、森妖精の方を向くと
「お主もまた生きるためであったのだ。儂らも生活が崩れたとは言え、生きていける量は取れていたのじゃ。それに、もしお主が奪ったとしても儂らは何も出来ん。それなのに儂らを気にかけてくれたのじゃ問題あるまい」
「わ、私はあれほどの事をしたのに許してくださるなんて…うぅ………」
村長さんの言葉に森妖精は涙を零した。
「 ── ぅうぅ………でも、やはり私はこの村には入れませんね。今まで、一方的でしたがありがとうございました」
森妖精はそう言うと、《緊急転移》を使おうとした。
だけど、完成した魔法が発動することはなかった。
ボクが結界を張ったからね。
「な、なぜ…邪魔をされたんですか、リネリア様!」
「何でって…だって君、あのまま逃げても行くあてもないじゃない。そんな状態で行かせられないよ。それに、今まで苦労してきたてでしょ?そろそろ、神の気まぐれで救われてもいいんじゃないかな」
でも、これも偽善だよね。まぁ、神だって感情はあるわけだしさ、気分で動くもんだよ。
…ボクの場合、本当に気まぐれだけど
森妖精は一旦、ボクに救われてみる事にしたようで結果を解いたときには何故かボクの頭の上に乗っていた。
…なんか神に対して失礼な気もするなぁ…まぁ、いいか。
結界が解かれた為、エリー達も交えて森妖精の今後についてを話した。
幸いなことに(?)エリー、アーラの2人と森妖精は直ぐに仲良くなったのか3人で談笑していた。
その一方で、村長さんは何とも言えない表情をしていた。
まぁ、そうだよね。
だって、森妖精がいなくなると村人のバフが切れてしまうし森妖精がいると畑が大変になるからね…
まぁ、森妖精はボクらに着いてくるとでも言うようにボクやエリー達の周りを飛んでるんだけどさ…
ただ、やはり村長さんはバフの件でどうしても何とかしたいことがあるらしく、ボクに頭を下げた。
「リノ様、森妖精がいなくなって儂らの強化が切れるのはしょうがないのだが、1つ頼みたいのじゃ。今の状態に慣れている儂らが急に力を失えば、“うっかり”で死にかねん…だから少し期間を作って徐々に切るように出来ないだろうか。厚かましい願いではあるが頼むのじゃ」
あ〜…
確かに、それはそうだね。
「それもそうだね。ん〜とっ……ほい!これで1ヶ月後には完全になくなるようにしたよ」
ボクはちょちょっと結界をいじると、タイマー式にして少しずつ弱まるよう設定した。
その後、ボク達は村を後にした。
なんかお礼の品と言って村長さんが刀をくれたんだよね。
何でここにあるのかは知らないけどね…
そして、ボク達は再度ゴブリンの集落(もはや国だけどさ)へと到着した。
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