ボクらはどこまで行きますか?
来週は月曜日以外学校がお休み!
やったぁ〜!!
さて、71階層まで来た訳だけどこれは…
71階層。基本属性と空間・召喚の階層を抜けた先にあったのは1階層と同じ様な巨大迷路だった。
しかし、その属性が非常に問題だったのだ。
出てきた魔物は普段であれば非常に稀にしか発生しない時牙狼など時間属性の魔物(魔獣)達だったのだ。
時間属性の何が面倒かっていうと、こちらの発動させた魔法を対象として時間逆流の魔法(というか技?)を発動させるため、魔法が魔力に戻されてしまうのだ。
しかも、魔力に戻った後に術者では無く大気へと還元されてしまう。
その為、通常は時間属性と闘う事は絶対に避けねばならないのだ。
それに、武術や体術も自分の身体を元の場所に戻されたりするので非常に戦闘が難しいのだ。
まぁ、時間属性か時空属性と同時に使えれば何の問題も無く戦えるんだけどね…
幸いな事にボクらは3人とも全属性が使えるので、何も気にせず進んでいくことになった。
途中、身体を老いさせる魔法がかかっているトラップや武具の経年劣化を著しく早める魔物もいたけど、まぁ何ともなく80階層までやってこれた。
安定でボスも倒したボク達は81階層へと入って行った。
その81階層だが、驚いた事に80階層までと同じ様な迷路部屋だった。
今までの傾向的に10階層以上も同じ属性が続く訳ないよね…
そう思いながらも、ボクら3人はやや疑っていた。
とりあえず先に進むことにして、足を踏み出した。
すると、
「きゃっ!身体が重いです」
とエリーが異変を感じたようだった。
アーラも
「確かに重くなってる。重力魔法でしょうか主様?」
アーラの言う通り、この階層は重力魔法が働いてるみたいだった。
こんなに曖昧なのは、ボク自身に加重しても気づけないからだね。
一応魔力とか見ればわかるけど、害がないものはスルーしちゃうから…
それにしても重力魔法かぁ〜…
てことは、無属性なのかな?
そう思っていると、前方から魔物がやってきた。
その魔物はそれほど強くは無い狼で正直なところめっちゃ弱い…
なんだけど、この狼が本来なら有り得ないスピードでこっちに来てるの!
まぁ、倒すこと自体はできたんだけど…一体今のは何なの?
という話になり、もう一度接敵してみることにした。
2度目はきちんと観察してから討伐したからどうしてあんなにスピードが出てたのかが解った。
《身体強化魔法》を使っていたのだ。
つまりここらは、無属性の階層って事になるね…
まぁ、種が分かればここからは簡単でサクッと90階層まで踏破した。
途中、無属性に分類される《隠蔽魔法》とか《偽装魔法》とかあったけどね…
91階層へと至る階段でふと、エリーがボクもやや気になっていた事に触れた。
「ここまでの階層で光と闇がありませんでしたね。4属性の後にあると思ったのですが、ここまで一切出てきませんでした。これは何かあるのでしょうか?」
「そうだね…この後に有るとしたら何で前に持ってこないんだろう…」
と、ボク達は少し考え込んでしまった。
しかし、幾ら予想した所でそれが正解の保証も無い。
だからとりあえず次の階層へと向かった。
降りてみるとそこはただの暗闇だった。
闇属性の場所かなと思っていると、突如として周囲は光で満たされた。
突然の事で、エリー達2人は目をやられていた。アーラにも効いている事から、ただの光と闇では無いことも解った。
この光は10秒ごとに来る上、視覚、つまり物理的対象では無く精神的対象へ影響を与えるものだった。
さらに、耐性もSくらいまでは突破してくるようだった。
これは確かに、かなり後の階層になる訳だよね…
ボクが1人で納得していると、アーラとエリーは光属性特化で魔法攻撃耐性上昇の魔法を使って光から身を守る様にしていた。
さて、対策も出来たなら先に進むとしますか。
この90番代の階層では光と闇が入れ替わる中、光や闇の中から魔物が出てきた。
まぁ、点滅にさえ気をつければそれほど強くは無いよね…
と、言うことでその後は特に苦戦するでも無く100階層までを制覇した。
時間もちょうどいい頃合なので、101階層へ行く前に休憩することにした。
例によってボクが新たな空間を作ってそこで過ごす感じたね。
それにしても、このダンジョン広すぎない?
100超えてもまだ続くんでしょ?
何か最下層は200くらいかなって思うんだよねぇ〜
だってまだ上位属性の階層は無かったもん…
まぁ、そんなに強いのはいないからいいんだけどね。
それじゃぁ今日は何しようかな ・・・・
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魔物(魔獣)解説
時牙狼
討伐推奨ランク:B
魔獣牙狼の進化系。非常に珍しい時間属性の魔獣。攻撃を巻き戻して、大きな隙を作りその牙や爪で戦う。また、自らの傷も無くすことがある。魔法攻撃力が大きく増している。下位の狼系統を従えて中規模の群れを作ることもある。群れの討伐推奨ランクはA。
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