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事後は処理が大変です

もう11月?!

早くない!?

「リ、リノ殿!これは一体…私も武人の端くれですのでわかりましたが、“腐死の気” が消えてるではないですか!」


 硫化水素が無くなったことをどうやって信じて貰うか悩んでたんだけど自分で気づいたみたいだね。

 これで説明がとっても楽になるよ。

 それにしても、《任意防御(ディフェーンシオ)》で嗅覚とかじゃ知覚出来ないのに良く分かったね…

 流石は武で貴族へと至った家系だね~


 ボクがのん気にそんなことを考えていると、エリーがウェーリガー男爵にボクがしたことを説明してくれていた。

 いや〜…エリーの神の加護(スキル)って本当に優秀だよね。

 だってボク、最難関魔法しか使ってないのにどんな魔法か分かるんだもん!


「 ─── という訳で、リノさんは1つの魔法だけで防ぎきったのです!」


「エリー、その辺にしておきな〜。男爵が困ってるよ」


 エリーは熱く語ってたことが恥ずかしいのか真っ赤になってフリーズしてしまった…

 あ〜……

 とりあえず、エリーが戻るまで待たないと…



 まぁ、色々あったけど(主にエリーな気がするんだけど…)この後どうするかを決められた。


 ・ラウカーラさん達を始めとした被害者に事の詳細を話す。その際、ボクとエリーも立ち会う。


 ・被害者への謝罪として、新たな産業(温泉が主かな?)へ転職する人への援助や、5年間の非課税。また、非課税期間終了後もさらに5年間は段階的に通常の税に戻すように減税する。


 ・今回の教訓を正式な記録を残し、再発防止に取り組む。


 といった事などが決まった。


 ウェーリガー男爵の処分については、ボクとエリーが王城まで行って報告した際に、罰金と向こう10年間の財政権の没収が決定した。


 罰金は100万ペクーリ(約1000万円)で、財政権の没収というのは予算の割り振りを国が決めるとの事らしい。


 ちなみに、この処罰は人的被害を出さなかったこと、目的が被害を最小限に留めるためだったこと、男爵以外でも同様かそれ以上の被害を生む可能性が高かったことなどにより、非常に軽くなったらしい。


 まぁ、貴族としては家名に傷が入るので良くは無いけど取り潰しの様に末代までの恥などでは無く、逆に役立つ先例として周囲の評価は悪くならないらしい。


 あれだね。

 同僚の失敗を笑うんじゃなくて、その失敗が自分でも起こるって考えてそこから学んでるんだね。

 これが日本だったら失敗した方は失敗をひた隠しにして、その失敗を知った方は責任がどうだのと失敗したこと自体を責めて、中々今後に繋がらないんだよなぁ~……

 ホントにこの国はいい国だよ…


 何かよく分かんない方向に話がそれちゃったけど、つまり、ウェーリガー男爵はめっちゃ減刑されたって事だね。


 さて、この後の事が色々と決まった訳だし被害者に当たる村の人達を呼びますか。

 という訳で、ラウカーラさん達元シュッターガング村の人達、クレイナソルテさんを始めとしたプシウェーニ村の人達など被害を受けた5つの村の人達を集めた。

 もちろん始めは嘘だと反発していた人も居るが、エリーがSランク、ボクが金ランクだと知るともう何も言わず信用してくれた。


 それでいいんか?

 もし、ボクが嘘ついたらどうすんねん。

 まぁ、やらんけけども…


 ……変な関西弁が出るくらいには簡単に信じられてしまった。


 ボクらが居るからか、男爵の案に反対することも無くスムーズにこの会合は終了した。

 まぁ何にせよ、何事も無く済んで良かったよ。


 今日はもう日が暮れるし、出発は明日ということになった。

 エリー曰く、長居するのは良くないとの事だった。


 それもそうだね。

 ルギゾネアまではまだまだあるから、あんまり一所に居られないよね…


 そう思ってると、エリーがちょっと違うって顔をしていた。

 どうゆうことなんだろうね…



 翌朝、ボクらが町を出ようとすると1人の男性が此方へ向かってきた。


「この度は我らの領を援助下さりありがとうございました。我らが主より感謝の言葉と謝礼金を預かっておりますのでお納めください」


 どうやら男性はウェーリガー男爵家の執事さんの様だった。


「いや、謝礼金なんて要りませんよ」


「いえいえ、是非とも受け取ってください。この謝礼金は主と例の村々とで決定したことですので」


 なるほど。そういう事なら受け取らないってのは気持ちを踏みにじる行為だね…

 という事で受け取ると、


「ありがとうございます。主自身で渡すべきなのですが、この件で政務が滞っており、主は今出られない状況ですので代理として(わたくし)が来たという次第であります」


 うん!

 やっぱり、ウェーリガー男爵は優秀だね。ボクもエリー、王家も政務を止めてでも来い何て1ミリも思って無いからね~。逆に、政務を止めるくらいなら来るなって感じ?


 まぁそんな訳でどうも思って無いとエリーが告げると、執事さんは深々と礼をした。


 さて、出発としますか!

 ボクとエリーは快晴の空の元、森の街ルギゾネアへとシュヴェウリーの町を後にした。


 ____________________________________________________


 お金について


 商業共同組合連合会(ギルド)が発行しており、全ての共同組合連合会(ギルド)がその価値を保証している。

 そのため、共同組合連合会(ギルド)を承認していない特定の国を除き何処でも使用可能。


 単位はペクーリで紙幣と硬貨がある


 硬貨はその色から(金額の単位はペクーリ)


 鉄貨       1

 銅貨       10

 銀貨      100

 金貨      1000

 白金貨  100000000(1億)


 とされている。ちなみに、名前とその金属が一致している訳ではない。


 紙幣は

 500

        1000

        5000

 10000

 50000

        100000


 と、かなり種類がある。


 日本円に換算すると

 1ペクーリ=約10円

 となる。

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