ボクは違和感を忘れ去る
相変わらず更新が遅くてすみません
「危ないところを助けて頂きありがとうございました。エルデミナ・アナンミシィー・フォン・ホーツィコーダと申します。助けて頂いた御礼をしたいので、お住いか宿泊されている宿を教えて頂けますでしょうか?」
「いえ、お気持ちだけで結構です。お城に向かっているときにたまたま見かけただけですから」
と、ボクが言ったらエルデミナさんか驚いた顔をした。
「あの、すみませんがお名前とご職業を伺っても宜しいですか?」
…?何でだろう?
「いいですよ。ボクはリネリアと言います。そ…冒険者をしてます」
「ということは、史上初の金ランク冒険者の方でしょうか。そうであれば、御一緒に城まで向かいませんか?私達の要望を叶えて、挨拶に来て頂いた方に王女が会わないなど有ってはいけませんから」
そうかぁ…ボクと会うために移動して襲われちゃったのか…
それはボクにも責任があるね……
…………ん?今、王女って言わなかった?!
あれ?そういえば、名前に“ホーツィコーダ”ってあったような…
でも、全く緊張しないね。これも神化の影響かな?
「そうですか。それならお言葉に甘えて御一緒させて頂きます」
その後は特に魔獣や魔物や魔物に遭遇すること無く、十七時頃に王都ツェーファラムに着いた。
ちなみに、この世界も一日は二四時間だけと一年は三六〇日となっている。
それにしても、さすがは王都だね。空からだけど見てた他の街よりも発展してるよ。
東京みたいな感じじゃなくて、ヨーロッパ的な二階建ての建物が多いけどね…
王城の敷地に入って、正面玄関の前まで来るとボクとエルデミナ王女は馬車を降りた。
正面玄関ではメイドさんや執事さんたちが並んで居て一斉に頭を下げた。
わぁ!実際に見ると思ってたより壮観だね!
そして、ボクらは王城の中へと入っていった。
……ん?
扉をくぐった時になんか違和感がしたような気がするんだけど……気の所為かな?
歩いていくと、大きな扉の前まで来た。エルデミナ王女曰く謁見の間だそうだ。でも、そこを通り過ぎて更に奥へと進んで行った。謁見の間を過ぎた辺りで、エルデミナ王女は支度のために別れた。
それにしても、何で謁見の間じゃないんだろう。
そう思って尋ねてみると、
「金ランク冒険者様を“謁見”させたなど国の恥です。せめて王と対等として会議室で面会して頂きます」
と、案内のメイドさんが答えてくれた。
なんか金ランク冒険者の方が国より偉いみたいに聞こえるね。
そして、二分程歩くとメイドさんが止まった。
「こちらが会議室でございます」
「案内、ありがとうございました」
「いえ、仕事ですので。…どうぞ」
そう言うと、メイドさんは扉を開いた。
部屋の中には、白いスーツを着た金髪碧眼の男性と淡いピンクのドレスに銀髪で桜色の目をした女性、銀髪碧眼の優しげで濃紺のスーツを着た男性、短髪の茶髪で筋骨隆々な燕尾服を着た男性、そして淡い水色のフリルがついた白のドレスを着たエルデミナ王女が居た。
驚いたことに、部屋の中に居た人が全員とも立っていた事だ。しかも、ボクが部屋に入ると多分国王と思われる白スーツの男性が握手をしてきた。そして、全員が腰掛けると国王らしき人は話し出した。
「ホーツィコーダ王国、国王のファリケール・ラヴァガセト・フォン・ホーツィコーダだ。この様な口調で申し訳ないが、リネリア殿、史上初の金ランク冒険者就任おめでとう。そして、王女エルデミナを救出して頂いたこと感謝する」
そう言ってファリケールさんは頭を下げた。
「いえ、成り行きなので気にしないでください。立場のあるのですから頭を上げてください」
「そう言ってもらえると此方としても有難い。あぁ、妻と息子、そして宰相を紹介しよう」
そう言うと、ファリケール王の左側に座っている銀髪の女性が
「初めまして、リネリア殿。王妃を務めていますムニーミィー・パミーチル・フォン・ホーツィコーダです。娘を助けて頂き本当にありがとうございます。一つお尋ねしたいことがあるのですが宜しいですか?」
ん?聞きたいこと?
「はい。構いませんよ」
「ありがとうございます。リネリア殿はルギゾネアに居たその日に王都まで来られています。その過程で娘を助けたということは転移ではないはずですがどの様な手段で来られたのでしょうか?秘匿したいのであればお答え頂けなくても致し方ないので結構です」
「いえ、秘匿する必要もないので答えますよ。ボクは空を飛んで来ました」
そう言った瞬間、ムニーミィー王妃が食いついて来た。
「!? それは、どうやって発動したのですか?」
「これ、。新魔法の手段を尋ねるものではないよ。すまないねリネリア殿。王妃をしているが、妻は魔導師でね。魔法の話となると見境が無くなってしまうのだ」
ファリケール王はそう言った後、
そこがまたいいのだと、惚気けてた。
ふふふ、ユニークな国王と王妃だね!
次に、国王の右側にいる銀髪の男性が話し始めた。
「第一王子のエンケパレス・モースケリト・フォン・ホーツィコーダです。初めまして。そして、これからよろしくお願いします、リネリア殿。妹を助けて下さり、御礼しかないです。ありがとうございました」
「いえ、困っている人を助けただけですよ」
「その志が素晴らしいですね。今後、良い関係になれそうです」
最後のはよく分からないニュアンスがあった気がするけど、もやもやしてる間に王子の更に右側に座す茶髪の男性が話し出した。
「初めましてリネリア様。宰相を任されております、スヴァルクル・リティスタシュ・シュスティーニと申します。失礼ながら、私も一つお尋ねしても宜しいでしょうか?」
「えぇ、構いませんよ」
「ありがとうございます。姫様を護衛していたもの達から、上位大鬼に襲われたと聞いています。通常であれば存在しないモノが存在したということになるのですが、討伐に置いて何か異常な事は御座いませんでしたか?」
あ〜…
やっぱり気になるよね…
「それは、───」
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