僕と契約して、魔法青年になってよ
「さあ色々話したじゃないか。契約しようじゃないか」
「だーかーらー、内容について話せって言ってるだろ」
「それは私のできる範囲ならお願いを聞いてあげるって言ってるでしょう?」
「具体的に言えよ!」
「戦力になる「要らん」斥候役になれる「要らん」魔法を教えてあげる「内容を教えろ」だから契約したら教えるのよ!」
「それだと前金無しじゃねえか!」
「じゃあレーツェル様はどうなのさ!」
「お前とレーツェルじゃ信頼度が違うの」
こういった会話を昨日から延々と繰り返している気がする。妙に既視感を感じるからなのか、本気で逃げようとも思わない。妖精酒って名前のワインを飲ませたら契約しろ契約しろと五月蝿い事この上ない。まだキュ◯べえの方がウザくないぞ。まあこっちは信用できないが。
(まだ話しているのか〜)
「ん?ああレーツェルか。お前からも言ってやれ、契約しろって煩いってな」
「ちょ、酷くない!?」
(あー、煩いのは確かだよ。だって君の周りの妖精みんな帰ったじゃないか)
「ほらみろ!」
刀のままレーツェルが思念を飛ばして来てくれた。寝るって言って寝ちゃったからこの話はずっと本人不在のまま話されていたのだ。お陰で徹夜だ。
その一声で「え、マジか」みたいになるルーザーに勝ち誇っていると、こちらまで注意された。
(タクミもその話を受けても良いんじゃないの?)
「いやだってさ、怪しすぎるだろ。キュウべ◯だぞ。いやアイツの方が聞けば答えるだけまだマシ…じゃないけど契約しようぜ感が半端ないじゃねえか」
(彼女だって必死なのよ。それに嘘は言って無いわよ?)
「どうして分かるんだ?」
(はあ、心の色が分かる眼を授けたでしょう?)
「ああそういえば。じゃあ使ってみるわ」
鑑定の要領でルーザーを見てみればほんのり水色だった。何を基準にして水色と判断しているのかイマイチ分からないが、それでも感じるものがある。純粋な存在だと何となく分かる。妙な既視感も強くなる。うーん、試すべきか?
「なあルーザー、質問に答えてくれ」
「何よ!」
「お前は男か?それとも女か?」
「はあ?見てわからない?」
「いいから」
「はあ、女よ。これでいい?」
水色に少し赤が混じっているがそれ以外に変化は無い。う〜む、感覚的に嘘は言ってないと判断しよう。次だな。
「じゃあワザと嘘を言ってくれ」
「?まあ分かったわよ。ワタシはタクミとケイヤクをシタクアリマセン」
そう嫌々言ってると分かる声音で嘘を言うルーザー。その色は綺麗な澄んだ水色から、混濁した様な黒色に変わった。むう…これは確定か?
「次は俺が知らない事を言ってみてくれ」
「はいはい。じゃあ、君のお爺さんはドMっぽいエピソードがある!」
「はあ!?」
衝撃的な話をしてドヤってるルーザーをみれば若干の赤色と薄い水色が見えた。え?嘘じゃないのか?マジ??
「…嘘じゃ…無いだと!?」
「じつはね〜、僕に素足で蹴られる時は避けれる攻撃でも毎回しっかりと受けてたんだよね〜。アレってアウトじゃないかなぁ?」
「嘘…だろ?」
「本当さ〜」
ルーザーの纏う色が赤みが増して水色が少ししか見えなくなった。って事は本当のエピソード!?
「ジーザス!神は死んだ!」
「やめなよ。君が言うと本当っぽいから」
「チクショウ。負けだ、契約を結んでやるよ。だからもう爺ちゃんと婆ちゃんの話はやめてくれ」
「やったー」
『GET!称号【妖精の契約者】を手に入れました』
そう言うと早速とばかりに魔法陣をぶつけて来た。まあ別に悪い気配はしないし普通に受ける。何よりもの一番のダメージは爺ちゃんの衝撃的な話を聞いたからだが。
ーピピッピピッ
「……はあ時間か。行くぞ」
「ちょっと、何の時間なのよ!」
「言ってなかったな。うーむ、ざっくり言えばミッションだ」
「ああそういえばミッションがどうのって人間が騒いでいたわね。私たち精霊や妖精には関係無いからどんな事なのか教えてくれる?」
「先に契約の内容を教えてくれ。さすがに知らないままはスッキリしない」
「りょーかい」
そして拠点の焚き火を消して歩き始める。そうして始めたのは契約の内容の確認。まあ普通なら最初に行うことだがルーザーは俺に不利益になる様なことはしないだろうからな。
堅苦しい言い方を無しに言えば概ねこんな感じだ。もう既に行った事で不利益という訳では無いので諦めもつく内容だが。
先ず代償は衣食住の完備のみ。具体的には衣に関してはアテがある。正直言って使わないだろう女性用の服の装備の数々が存在するのだ。それを共有スペースと称した空間にしまってあるのでそこから自分好みの物を、収納系アイテムに入れる事で納得してもらった。
食については魔力だ。妖精は属性のある魔力を好み、契約時にはそれを求める。そのため俺の場合は土と水の魔力を定期的かつ自動で取られる。問題は一切ない。
そして住、これが中々に厄介で保留にしてもらった。何故って?精霊は別にどこに居ても肉体的な問題は無い。しかし精神的にはやはり基本的に自然の中にいるのが良いのだ。依代となった場合は別だが。そんな訳で必要と言われたのは「森」まあ家なら問題ないが、移動時にはどうするかと問題になったのだ。だから保留。
そして得られる利益。先ずは戦力。ステータスを見せてもらったが中々強かった。名付けはこちらでさせてもらった。敗北者はちょっとな。
ーーーーー
美鈴 不明 女性
種族:半精霊半妖精
職業:特級妖精、特級精霊
DRポイント:0
適性:ノンスタンダード級半精霊 契約者:タクミ
称号:契約半精霊、人間の友、半端者
HP :5078/5078
MP :678/678
筋力 :220
耐久 :49
敏捷 :310
器用 :287
魔力 :678
対魔 :678
スキル:格闘術(極)、氣闘術、特級魔法(土、水、闇)、契約魔法、精霊魔法、妖精魔法、交渉術
感知系スキル:罠感知、悪意感知、虫の知らせ
耐性・無効化スキル:打撃耐性、
特殊スキル:妖精の試練、サイズ変更、魔術、妖精の瞳、精霊の瞳、運命の瞳
ーーーーー
と、まあ制限している俺の大体半分くらいのステータスだ。結構強い。そしてこのステータスまで持っていった婆ちゃんのステータスの謎が深まるばかりだ。
そして気になる魔術のスキル、これが第二のメリットだ。曰く魔術はダンジョンが生まれる前から存在する技術なんだとか。一子相伝など貴族の様な体系の魔術もある―― 不穏な言葉を聞いたのでフラグになってないか不安だ――けど魔法の方が汎用性は高いらしい。正直なところ魔法の方が使い勝手が良いから覚えるメリットは少ないけど一部魔術は魔法より上、との事。
そしてラスト、精霊の瞳と妖精の瞳を使えるという点。俺の過去世に精霊眼というものはあった。単に精霊が見える様になる程度だったが、中々に便利だったので今でも覚えている。
「ほう。で、随分と便利だが何が狙いなんだ?」
「君の後ろで面白い事を眺める事だよ。ステータスで見たみたいに運命の瞳の効果かな?そういう事が起きるって分かるのさ」
「そうかい。そりゃ嫌なことを聞いた」
「良いじゃないか、退屈な人生よりもよっぽど良い」
「まあな。それは、否定しない」
出会うモンスターを倒しまくりながら会話をして進む。
精霊の瞳は善性か悪性か、自分にとって「楽しみ」を与える存在か否かを見れるスキルだった。面白いのは視界に入れる時間や情報量が多いとより正確に分かるという点だ。これは他には無いスキル効果だ。
そして妖精の瞳は嘘か真実か、魔力を色で識別して、危険かどうかも分かる。慣れれば魔力を見るだけでその人がどんな人物かが分かるようになるそうだ。
そして悲しい事実が発覚した。というか言われてハッキリと認識したと言うべきか。俺の片目、左眼が外から丸(黒色)、三角(黒色)、丸(紅色)と言っとた感じになり、それぞれの間に何やら薄く文字が出てくるそうだ。右眼は紅くなるだけだそう。厨二病が激しくて死にそう。
なお「ARと魔法の眼鏡」が進化して「究極の眼鏡」に変化して装備をしていれば大丈夫な様子。視力に関係無く眼鏡が外せないとは……。
「はあ、何が悲しくて眼鏡なんだか」
「ん?どうかしたんだい?」
「いや、敵が同じなので疲れたなと」
「あははは、たしかに。でも君が妖精なんて連れて来た方が驚きだよ」
「俺も驚いたなあ。ただクラウス、お前はもうちょっと真剣に仕事しろよ。幹部だろう」
俺たちは今アフリカ大陸南に停泊してある軍の空母にいた。理由は現状の報告と進行度の確認、物資の補給に来ていた。
ルーザー改め美鈴と会話しながら進んでいけば途中でクラウス、ベルーゼペアと合流した。最初のうちはフードに隠れていた美鈴だが途中、二人を驚かせるべくワッ!と飛び出たのだ。何が何だか理解できない二人、思ったリアクションと違い拗ねる美鈴。
そして驚きで固まってた二人が復活、俺に事情を問い詰めてきた。妖精とはコミュニケーションを取れてもテイム、或いは契約した者は一人も存在しない。だからこそなのだろうか?それはもうウザいくらいに説明を求められたので、嘘の経緯を話したのだ。
内容は、
森に突入後しばらくしたら火の妖精と出会うが、凶暴化していたので唐辛子スプレーで撃沈させた。
その後しばらくしたら火の妖精の保護者役の妖精、つまりは美鈴と出会った。
そして凶暴化の理由を尋ねれば森の奥にいるゲイ◯ーもといい、フロウアイが原因だと言われた。
報酬も渡すから助けて!と言われ戦ったところなんとか撃破。そしてその報酬が妖精が仲間になる事。
と言った感じで話した。
そしたら昨日突然ノーマルmissionクリアが出てきたから何事かと思ったら君だったか、と言われた。そういえば昨日のノーマルmissionは一部公開って書いてあった事を思い出した。どの範囲に伝わっているのかが気になるところだ、と言ったら知らないの!?的な反応をされた。
どうにも一部公開と書いてある場所をタッチすると範囲が表示されるようだ。そして分かったのはランキング上位30位までの人物のみだそう。
お互いに何があったのか話しながらこうして今に至るって訳だ。
「じゃあ僕が報告するから二人は待っててね。ああタクミの報告はこの紙に書いてある内容で良いんだよね?」
「ああ。妖精について聞かれたらそこに書いてある内容以外は知らんって言えばいいさ」
「分かった。じゃあ二人とも休んでいてくれ。集合は食堂で」
「「了解」」
今からクラウスが行う報告は組合長との話し合いだ。生存確認、どの程度倒したか、どの程度で終わるのか、物資の新たな補強は?などなど面倒なお話なんだと。つくづく幹部にならなくて良かったとベルーゼと笑い合った。
さて、待ち時間何をするのかといえば、寝るのだ。硬いとはいえベットはベット。木に座って酒を飲みながら一夜を過ごしていた身となれば、硬かろうが安心して寝れるというのは大きいメリットだ。早く禁書と共に渡されたダンジョンの遺物――鑑定したところ「夢の一戸建て」とやらだった――を使いたいものだ。
「おやすみ、ベルーゼ」
「おう、おやすみ」
部屋の前で別れて寝る。いい加減眠気がひどいんだ。まあ酒の飲み過ぎなので俺が悪いのだが。
「よし、美鈴おやすみ」
「おやすみ〜」
目が覚めるとそこには美少女がいた。……よ〜く慎重になって見ればレーツェルだったので問題なし。いたしてしまった訳でも無いので問題なし。うん、オールオッケーだ。美女では無いのが気になるが、とにかく問題なしだ。
「おはよう、レーツェル」
「ん、んん〜。…あら?おはよう、タクミ」
「おはよう」
艶めかしく伸びをしたら目が覚めた様で挨拶をされた。正直、ちょっと襲いたくなった。何がとは言わんがたゆんってなったんだ!なんかこう…ムラッときてもおかしくないだろう!?すっごく頑張って無視したけど、この笑顔からはおそらく俺の考えなんてお見通しなんだろうな〜。
「じゃあ刀に戻るわね」
「あ、ああ」
そう言うと刀に戻った。鞘までしっかりとあるので究極の眼鏡――鑑定機能がある事になってる――をして、古代龍の紋章付きコートのフードに未だ寝ている美鈴を起こさぬ様に着る。時間は、寝てから約二時間。頭もスッキリしたし歯クラウスとベルーゼに合流して会議だな。
そして食堂に向かう。歯は磨いていないが、どうせ食事を取るので問題ないだろう。ん?クラウスとベルーゼの話し声が聞こえる。食堂に着けば二人は既にいた。
「すまんな。時間通りだと思ったんだが」
「いや良いとも。まだ時間の五分以上前だ」
「なんで遅刻しねえんだよ。俺の負けじゃねえか」
「人を賭けの対象にすんなよ」
「じゃあ一ドルね」
「ちぇ」
どうやら俺が時間通りに来るか否かで賭けてたらしい。まったくひどい話だ。俺が時間通りに来ないなんて中々無いってのに、賭けが成立する時点でひどい。まあどうでもいい反応なんだけど。
「それで、どんな風に結論と言うか方針が決まった?」
「うん、じゃあ話をしようか」
そしてクラウスと組合長が話した結論は、あと二週間も同じ生活をすれば終わるだろうとの事。今年が終わるまでに参加しなかった面子も探し終えれる、と組合長は豪語していたそうだ。
そして今世界中で話題となってるのがオーク肉とポーションの需要が高まってる点。そして次なるペナルティmissionの出現条件の発見だ。
まずは前者、需要のお話。
今までオーク肉は高級品扱いで、ダンジョン攻略者と金持ちは食べた者が多いものの、一般には広まっていなかった。しかし遂にその栄養価バランスの異常さが発見されてしまい、各国の軍からの需要が高まった。何しろ美味い、調理が簡単、栄養抜群と最高の代物だからだ。
そしてそれの需要によってただでさえ一般に出回り難い物が更に遠のいてしまった。そこでダンジョンに軍が出ばってきた。だがここで組合長がYou◯ubeに「各国の軍が無闇にダンジョンに突入して死人を増やそうとしている。それはつまり魔物放出を発生させようとしているのも同義だ」と発信。更に使える全てのSNSを駆使して同じ内容を発信した。
効果は絶大。更にクラウスさんが翻訳した愚者のダンジョン情報も正当な物だったと発表、立て続けに魔物放出がいかに恐ろしいかを映画の広告の様な感じで発信した。リアルに人の死ぬシーンがあったので各方面から叩かれたらしいが、組合員になった時に同意はとってるし、本当の恐怖を知ってもらうべくやった。と言ってるそうだ
そしてこれが第二のポーションの需要の話に繋がる。
ポーションが「スタンピードが起きるかもしれない」というのがアフリカでの一件以降、一部の馬鹿者によって噂されてたのだ。それによって組合としては需要が高まってるので買いは今のうちに、的な対応をした組合職員がいたらしく噂が噂を呼びポーションの需要が高まった。
まあ軽いバブル景気の様になりつつあるというので気をつけてね、って話だ。ただし買い取り価格も売り価格も今までと同じなので、これを機会にポーションをもっと一般に広げるべく頑張ってくれとの事。まったく面倒な話だ。
そしてペナルティmissionの出現条件の発見は、啓示ってスキル持ちが神託を受けたそうだ。曰く「ダンジョンは弱肉強食を促すためにできた。これより五年に一度強者が一定数以上いない時にペナルティを課す」との事。要するに今回は発破をかける意味合いで起きた事、そしてこれからは――強者の基準が分からんが――強者の数によって起きるか否かが決まると、そういう意味だ。まあ完全に師匠の気分一つで基準も数も決まるだろうな。さもなくばサイコロの出た目だろう。
そしてこれらの実際にあった啓示スキルは、既に申告された者たちを保護して強化合宿を行うとの事。死なれたら困るからな。そして組合長が持ってた特定のスキル持ちが分かるアイテムをこれから設置していくそうだ。
「――とまあこんな感じが組合での決定だって」
「ああだから変な株の動きになってたのか。なんかやけに薬品系の会社の株が高くなってたんだよな。怪しいと思って金出さずに正解だったな」
「金持ちは違うねえ。まったく羨ましい事この上ないなあ」
「WDUに入って分かったのは金持ちはお金をせびられるって事だ。金持ちが羨ましいのは否定しないし気持ちは分かるが、組合長と知り合った時点で金持ちになったら金を渡す運命になるぞ」
「そりゃ夢のねえ話だ」
ベルーゼに諭す様に言えば、クラウスさんを見てから首を振って嫌そうな顔になった。事実金持ちだと金をせびられる。幹部の目の前で話す様な内容じゃ無いが本当なので何も言わないクラウスさん。事実だからこそ何も言わないんだろうな。
「さて、そして今回の作戦について話すよ」
「「了解」」
「今のところ組合長のおかげで五十名が完了している。そして我々の合計で二十名が完了と出たそうだ。このままだと時間がかかり過ぎる。そこでより一層の効率化を狙い各国の様々な刺激物で検査を組合長が行ってくれた。結果、弱い者には一斉に巨大なすり潰し機を回してもらった物を使うのが攻略的だと分かった」
「って事は今回からはその物を使えって事かあ」
「まあ問題ないけど、ゴブリンやコボルトの件はどうなった?」
「採用されたよ。良かったね、君が考えた通り今ガスマスクと唐辛子の需要がとんでもない事になってるよ」
覚えの無い話だなぁ。おそらくフギンとムニンが俺の言動を予想して金を動かしたんだろうな。アイツら報告・連絡・相談をガン無視しているから知らないうちに俺の功績になっててもおかしくない。嬉しいのか悲しいのか疑問だが。
とりあえずは雰囲気に任せた方が吉だ。
「うんまあ発案者だし。予想っていうか確定だろ」
「あはは、まあね。さて仕事の時間だ。世界が唐辛子だらけにならない様に早くカタをつけたい所だ」
「違いねえ。サックスが吹けなくなっちまう」
「電波が弱いな。スプレー生成場所に資金提供しようと思ったんだが」
それぞれが思い思いに行動を始める。仕事は早く終わらせるに限るから全力で始めようと思う。
まあ今日でノルマは達成させてもらう。愚者の実力舐めんな。
主人公の今の制限してるステータス
HP :347,155/347,155→2,777,240(2倍)
MP :4,536/4,536→9,072/9,072(2倍)
筋力 :475 →950(2倍)
耐久 :341 →682(2倍)
敏捷 :586 →1,172(2倍)
器用 :1,386 →2,772(2倍)
魔力 :4,536 →9,072(2倍)
対魔 :2,268 →4,536(2倍)
書いてて思った事。主人公がインフレし過ぎてソフィアのステータス値をめちゃくちゃ悩む。