拷問系へと内容変わりました
うどん屋さんの店長さんを救ったこの出来事は・・早速舞台で上演、
なぜか主人公は私でど貧乏うどん店の店長・・まあ私と娘ですけど・・
生活苦のためほぼ毎日店を開きうどんを作る日々が続いていきます。
ちなみにこの店舗に関しては祖父母から継いだのですが建物は借家です、
なので当然家賃を払うのですが経営ギリギリの私は常に滞納しています、
そのためか大家さんに睨まれてる私、今月も滞納しそうです。
「まま~大家(借金取り)さんが来たよ~~!!!」
・・・
なぜか娘役にマーリットちゃん、んで大家さんはナタリーさんです!
「家賃は準備できているのかい??」
「お・・お願いです・・もう一月まってください・・」
「あんたいい加減にしな!今月こそ家賃しっかり払って貰うよ!」
「い・・今はこ・・これだけしかないのです・・」
「また全然足りないじゃないか!なら身体で払ってもらうよ!」
「えっ??そ・・それだけはやめてください!!」
「問答無用だよ!!!うりゃうりゃ!!!」
「あっ・・あれ~~~~~!!!」
なぜかナタリーさん・・ではなく大家さんは鞭とローソクを用意、
私を縛り蝋を垂らして悶える私の顔を見てなぜか満足しています。
「うふふ・・今月はこれで我慢してあげるわ!来月は容赦しないよ!」
こう言ってその場を去るナタリーさん、私は悶えながらもうどんを打ちます。
・・・
なんか原作と大きく内容変わっていませんか?
店長さんが苦しむのは仕事での疲労であって拷問系ではないのですが・・
・・・
ですがこれが大盛況、観客は私の拷問姿を見て猛烈に興奮するのです、
なんでもこの手の話はありふれているそうで原作のままだとイマイチ、
なのでナタリーさんは観客受けする拷問系を新たに加えたそうです。
・・・
正直メチャクチャ恥ずかしい、というのもこの舞台学生達も見ています、
なぜかミッキーさんが生徒さんを集め大半のチケットを買い漁ります、
そのためか会場は学生さんが3割を占め私の拷問姿を楽しんでいます。
そして生徒さん達は私にエールを送り続けます!
!!!!
「紗由美さ~ん頑張って~~!」
何を頑張ればいいのでしょう?
・・・
拷問される際の悶えをさらに強調しろと言いたいのですか?
・・・
まあこれも仕事ですから私は諦めて拷問され悶える日々が続きます、
舞台は各地で上映され・・なぜか後半頃校長先生達も閲覧してました、
そのためかこの舞台は学校関連者が占め連日満員御礼となりました。
・・・
メチャクチャ複雑な気分の私ですが・・まあ儲かったので良しとします。
3ヶ月後・・・
長かった拷問舞台も終わり・・続編を希望されましたが私は即座に断ります、
でもナタリーさんはかなり快感だったようでこの手の舞台を模索しています、
その間私はひたすら距離を置き言われても営業用スマイルで断ります。
2日後・・
ミッキーさんがしつこく私に迫ります、でも結婚ではありません。
「紗由美さん続編はまだですか?生徒達も楽しみにしてるんですよ!」
あんた何したいんですか?
ミッキーさんは猛烈に興奮しながら休み時間に私の舞台を語りまくっています、
それに刺激された学生達も続編が見たいと洗脳されて懇願書まで出してきました、
そのためかナタリーさんの目が輝き続編はさらに過激を加えるようです。
・・・
私は仮にもミッキーさん婚約者とナタリーさんの娘の立場なのですけど・・
・・・
その私の悶える姿を見たいというのはどうなのでしょう?
・・・
この2人と今後関わると危険な感じはするのですが・・
「まま~私も続編に出演したい~~~!!!!!」
・・・
愛娘にまで言われたら私は断れません、なので渋々了承しました、
なぜか大喜びする私以外の面々、すぐさま続編に着工しています、
今度はさらに場所が変わり真冬のニューヨークが舞台となります。
・・・
うどん店の話なのになぜニューヨークを舞台にするのでしょうか?
・・・
まあ学生さん達も燃えているので私はひたすら耐えて演じるだけです、
その後さらに貧困となった私が地域の有力者に捕まり悶える日々が続きます、
この舞台はさらに人気となりチケットが転売されるほど争奪となりました。
・・・・
なんか私この手の主人公に向いてるそうで・・
・・・
以降ナタリーさんはとにかく私を悶えさせる舞台を用意しては上映します、
私はしばらくの間この手の舞台に出演しては悶える日々が続きます、
それは一年ほど上映されて・・なぜかミッキーさんは皆勤賞を取ってました。
・・・
授業はどうしているのでしょう?
えっ?
休日出勤してその分は埋め合わせている?
・・・
そこまでして私の舞台を見に来るミッキーさんに・・
・・・
私はドン引きする毎日が続くのでした。




