実は近親愛者?
晴翔さんはいつもの通り悶絶した後さっさと帰って行きました、
ですが今回はなんとなくその理由を感じました、というのも・・
聞いた話だと晴翔さんは小さい頃は母親にベッタリだったそうです。
私と出会う前にその母親は亡くなったそうです、ですが・・
愛華先輩は母親にそっくりだったようで晴翔さんも溺愛してるようです、
そういえば会う度にこの姉弟は何かとベッタリでしたから・・
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さすがに怪しい関係までは無いようですけど・・
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もしかしたら晴翔さんは身内しか愛せない異常体質なのかもしれません、
何だかんだと従兄妹の沙綾香さんと子も授かりましたし姉にもベッタリです、
反面私には何かと絡んで来ますが最後の一線を越えるのに抵抗があるようです。
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なら今迄の言動や悶えも納得できます、沙綾香さんと結婚したから尚更です、
頭は拒絶してるようですが身体はこのままでいいと格闘しているなら納得、
そういう事情なら対面の時の悶絶も何となくわかります。
反面・・・
この調子だと当分子作りの脈がなさそうなので私は気持ちを切り替えます、
幸いマーリットちゃんが正式に私の娘となったので寂しくありません、
めでたくシングルマザーになった私は快適な気分で子育てに奮闘します。
その後は・・・
私はマーリットちゃんと生活、朝早く起き朝食とお弁当の支度をします、
その後は舞台の稽古、次の舞台が近いので私も日々稽古を繰り返します、
なんでも次の舞台は・・なんと日本アニメを演じるそうです。
それは・・
「この世界の●隅に・・」
第二次大戦の広島を舞台にした一人の少女の物語、私は主人公の友人役です、
気になる主人公は日本で活動する名も無き女優の卵らしいのです、なんでも・・
ナタリーさんが珍しく演技を見て一目惚れしてスカウトしたらしいのですが・・
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どんな方なのでしょう?
私は以前男の時広島に逃げた事がありますが・・・
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その時は女の身体を隠すのに必死で余裕が全然ありませんでした、
なので広島には一時居ましたが引きこもり状態、なにもわかりません、
ただ居ただけの生活だったのでこの映画は当時上映してたようですが・・
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全然内容は理解してません、なので私には無知からのスタートになります。
翌日・・・
ナタリーさんからDVDを渡されしっかり見ておくようにと言われました、
私は帰ってきたマーリットちゃんと2人で椅子に座りDVDを見ますが・・
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二時間後・・・
「ウェエエエエエエエエエエ~~~~~ン×2」
私もマーリットちゃんも号泣、あまりにも無残な内容に心痛めました、
しばらくの間泣き喚いた私達、その後お風呂に入り一緒に寝ました、
泣き疲れたせいか私もマーリットちゃんもすぐに爆睡してました。
翌日・・・
稽古現場に移動する私、マーリットちゃんは幼稚園に行きました、
そして30分後到着、私は免許持ってないので送迎してもらいます、
まあ車で寝ることが多い私、運転は疲れるのでこの方がいいです。
稽古場に入ると一人の女性がいました、彼女が今回の主役のようです、
身長は私よりも低く160センチぐらいでなんとなく可愛らしい感じ、
すると私に気づいたのか一目散に向かってきました。
「は・・はじめまして・・私山本美樹と言います」
「はじめまして、私は篠崎紗由美と言います、お見知りおきを・・」
「えっ?あなたが紗由美さんなのですか???うわ~~~本物だ~!!!」
?
なんで美樹さんは私を見てこんなにハイテンションなのでしょう?
私はある意味プータローみたいな存在なのですけど?
「わ・・私あなたに憧れて舞台の道を選んだんです!!!」
そうなんですか?
私はほとんどプータローだったので仕方なくこの道選んだだけですが??
「あ・・あなたの美貌と演技を見て私は憧れこの世界に入りました、
ですがなかなか芽が出ず・・今回ナタリーさんに勧められここに来ました、
どうぞよろしくお願いします、あっ私には普通に美樹と呼び捨てにしてください」
そこまで私は立派では無いのですけど・・
妙に頭の低い美樹さんと挨拶後早速稽古に入ります、私は彼女の友人役、
気軽に話す事を意識して演技に挑みます・・・
・・・
!!!!!!!!
小柄な美樹さんですが演技に関しては巨人のような気迫を感じます、
私もそれに負けず本気の演技、なので毎晩ヘトヘトになり家に帰ります、
でもマーリットちゃんの食事だけは毎日欠かさず自分で作ってます。
その後この舞台はアメリカの各地で開催され・・
・・・
かなりの高評価を得ました!




