従妹??
部屋はある程度片付いた、あとは食料の買い出しだが・・
問題発生!
『はっくしょん!』
俺は気が抜けたせいか思いっきりくしゃみをしてしまった、不覚!
鏡を見ると・・例の女性が立っていた
・・・
さらに磨きがかかってない?
前より綺麗になってるんだけど?進化したのか?
困ったな~
これじゃ外に出れないな~
グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・
だが俺の腹は容赦なく空腹を訴えてる、もうすぐ夜になりそうだ、
それにしても・・女性の身体になっても腹は減るんだな、こりゃ困った、
こうなれば出前でも・・いやいや!いかんいかん宅配の人が見る!
それに・・
もし他の住人に俺の部屋に女がいたと知られたらやばい、
けど買い出しには行かないと冷蔵庫の中は空っぽだしな~、
さてどうするか?出かける前に俺は深く考えた。
まず・・
もし見られた場合の言い訳を考えた。
もし他の住人に出会ったら・・女の俺は従妹だと言っておこう、
俺は一人っ子だし姉や妹だと怪しまれるからな(まあね)
あとは・・目立たないようにすることだな
自画自賛のようだが女性姿の俺は相当美しい、
これだとナンパ男が寄ってくるだろう、夜間の外出は控えるとして
出来るだけ目立たない姿で出かけるとしよう
・・・
母さんのコスプレ着は目立つのが多すぎる・・
その中で地味な色を・・
それを着て、マスクをして俺は部屋を出て買い物に出た。
なんとか誰にも会わずに外に出れたが近所のスーパーだと怖い、
手間だけどバスを使い隣町のスーパーで食料品を買いまくった。
不覚!
女の俺は驚くほど力がなかった(10kgの米が持てない)
やむなく5kgの米に変更して買い物終了、急いで家に帰る、
なんとか荷物を抱え部屋に帰ったが相当くたびれた。
食料品は確保できたが・・この姿だとまずいよな~
なんとか男に戻ろうと試行錯誤したが女性姿のまま、
明日は学校だから元に戻らなければ・・
背に腹は代えられず俺は水風呂に入った(冷たい)
震えながら入っていると・・
『はっくしょん!』
お~~~~
男の俺が鏡に映ってる!
『はっくしょん!』
元に戻った・・
これを何度か繰り返し・・
やっと男に戻った俺は爆睡した。