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監禁の理由





久々に駅での立ち食いソバを完食した私、すごく嬉しかったです、

周りは・・なんでこんなに喜んでいるんだ?的な眼で私を見てます、

でも私はお構いなし、閉じ込められていた事を考えると何ともありません。




「ご馳走様でした~!」




店主さんに挨拶した後私はSPさんの所に戻ります、そして・・

これから来るであろう多忙に備え黙り込みSPさんと駅を出ます、

そして車に乗せられ・・車はそのまま何処かに向かって走り出します。




車内ではお喋りは無し、SPさん同士は話し合いますがフランス語みたい、

私は全然わからないので黙り外を見るだけ・・そのまま居眠りしていました、

そして目覚めた時車はある場所に到着、私はゆっくり車を降ります。




「えっ?ここって・・」




そこは愛華先輩の屋敷、私はSPさんに連れられある部屋に入ります、

そこには愛華先輩となぜか母が隣にいて何やら話し合っていたようです、

まあ私の事でしょうけど・・もう深く考えずに席に座ります。




すると・・




なぜか母から語り出します、私は静かに聞いていました。




「えっとね・・紗由美・・実はね・・」




そこから愛華先輩に顔を向けます、愛華先輩は静かに頷き語ります」




「紗由美さん・・いえ絋さんと言った方がいいのかしら?ほんと驚いたわ、

あなたが大学を飛び出した理由がわからなかったけど・・そういうことね、

で・・それから逃げ回っていたのね、まあ当然かもしれないけど・・」




私は黙り込みます、私の正体がバレたのは間違いないようです。




「正直信じられない話だけどね、篠崎先輩に言われなかったら信じないわ、

でもね・・あなたのその美しさは事実だから私としては手放したくないのよ、

だからこのまま私達の劇団に所属しなさい、悪いようにはしないわ!」




「えっ・・私達ってどういう意味なのですか?」




「貴方がなぜ劇団員から逃げ回っていたのかは理解したわ、でもね・・

日本の劇団員は貴方と仕事をするのは嫌がっているから私は考えていたのよ、

すると晴翔から連絡があってね、貴方の事を包み隠さず教えたのよ」




「それで・・どうなったのですか?」




「晴翔はしばらく考えていたけど・・自分が引き取ると言ってきたのよ、

だけど貴方・・紗由美は自分の事怖がっているから私に仲介を求めたの、

だからね・・しばらく私が預かりたいと篠崎先輩にお願いしているのよ」




この言葉を聞いて私は悩みます、この流れだと私はまたあの部屋に戻されます、

それと正直もう舞台には立ちたくないので雑用係なら受け入れます・・




そう話したら・・・




「残念だけどそうはいかないわ、貴方には舞台に立ってほしいのよ、

もうあなたは有名人なんだから一般の生活に戻られては困るのよ、

それと先では晴翔の妻となるんだからそのつもりでいてほしいの」




これを聞いて私は落ち込みます、もう逃げられないみたいですね・・




でも・・




「もちろんタダじゃないわよ、きちんと報酬は出すから安心しなさい、

貴方が私達から絶対逃げないと宣言するならある程度の自由も与えるわ、

もちろん危険な時は保護するから付き添いはあるけどね」




・・・



悪い話ではないのですが・・



・・・



私としては晴翔さんの妻になることだけは・・絶対に嫌なのです、

というのも私は元々男、その気の趣味は全然ありません、そして・・

なにより自分がこの先女として生きれるか自信が無いからです。




なので正直に・・自分の心境を話します。



すると・・



「まあ当然なことね、でもそんなに焦る必要は無いと私は思うのよ、

見方を変えれば・・あなたはもう女優としての地位は確保しているのよ、

あとは割り切りだけ、時間が経てば見方も変わるわよ」



さらに・・



「私から見てね・・あなたが晴翔を毛嫌いしてるようには見えない、

単純に見た目に怯えているだけだから時間が経てば慣れるわよ、

それにね・・正体を知っても晴翔は貴方を求めているわ」




「そ・・それが不思議なんです、なぜ私なんかを・・?」




「単純に惚れてるからじゃないの?今の貴方は私から見ても魅力的だわ、

むしろ妬ましい位よ、あなたのその美しさは観客を虜にしているんだもの、

ほらこれを見て!貴方と婚約したいという男達のリストよ」




愛華先輩は30枚はありそうなお見合い写真を出してきました、

その内容は・・



・・・



・・・



!!!!!!!!!!!




私でも知ってる大会社の御曹司やイケメン俳優さんなど超豪華、

どうしてこんな方々が??私は単なるプータロ―なのに・・

驚きを隠せない私、すると愛華先輩がため息交じりに言います。




「そんなに驚く事?あなた観客から・・男から物凄く人気があるの、

貴方の乞食姿の人形や洋服等はすぐに完売で予約が殺到してるのよ、

前にも言ったでしょ?あなたはドル箱だって・・」




・・・



私は晴翔さんが・・




なぜあの屋敷で私を監禁し外に出さないのか理解しました、

要するに・・他の男と私を関わらせたくなかったのですね、

それとあのキスやお姫様抱っこの意味も理解できました。




「こいつは俺の女だ!手を出すな!」




ということだったのですね・・



・・・



私はどうしたらいいのでしょう?



・・・



悩む私に・・



・・・



母がある提案をしてきました。







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