大人気の猫達となぜかの大阪移動
私は超憂鬱な気分です、隣には天敵とも言える母がお酒を飲んでます、
ですが・・てっきり私に絡みまくるのかというと・・むしろ逆でした、
私には挨拶程度で・・猛烈にミッキーさんに絡んでお酌ばかりしてます。
「どうだったの~あれらすごかったでしょ~凄く高かったのよ~!」
「ええ大興奮でした、あれだけあれば毎日が充実しますね~」
・・・
どうやら母は以前送ったセーラー服関連を確かめ感想を聞いているようです、
それにダイレクトに答えるミッキーさん、いくら義母とはいえ喋りすぎでは?
端から聞いている私は恥ずかしいのですが2人は全くお構いなしに喋ります。
夕食が済んだ後・・
「紗由美~久しぶりに一緒にお風呂に入る~?」
絶対嫌です!!!!!!!!!
私は即座に近くにいた店員さんのグループに交じりお喋りします、
母は舌打ちしながら渋々マーリットちゃん達とお風呂に直行しました、
私はと言うと・・店員さん達と一緒にお風呂入りながら雑談し凌ぎます。
翌日・・・
私は・・・即座に飛び起き母に寝顔を撮影されないよう用心をしてました、
ですが母は庭にいて三毛猫3兄弟を撮影しまくっています、超興奮状態です。
おそらく雄の三毛猫が希少価値高いのを聞いたのでしょう、なので私は無視です。
「にゃあああああ~~~~ん!!!」
「あら~アルファちゃんベータちゃんオメガちゃんメチャ可愛いわね~!」
・・・
親バカならぬ猫馬鹿と化した母は私のことなど眼中になく猫達に熱中です、
さらに3匹のタマタマまで撮影して正真正銘雄の三毛猫だと証明してます、
そして自身のブログや関連する書籍に至るまで三毛猫3兄弟特集してました。
すると・・
「あら私のブログ閲覧数が伸びてるわ~1万を超えるの久しぶり~!」
・・・
勝手に猫達を宣伝に使うの止めて貰えませんか?
それに便乗して怪しい商品(精力剤など)を売るの止めて貰えませんか?
ですが相当売れたようで怪しい顔つきになった私はひたすら呆れていました、
もう猫達はかごに戻した方がいいかも・・私の気持ちとは裏腹に・・
猫達は母にスリスリしながら画面を見て感想を言っているようです。
「にゃああああああ~~~ん(訳)よかったよかった~」
・・・
すっかり宣伝に慣れた猫達は売上げ貢献に鼻高々、ご褒美のチュールを貰います、
さらに晴翔さんと沙綾香さんも駆けつけ庭に猫家族と記念撮影を撮りまくります、
さらにさらに愛華先輩とその取り巻きも来て旅館は満員御礼となりました。
・・・
私はお声が無かったので・・・
戻ってきたルルと一緒にあったかいお茶を飲みながら庭見てため息です、
折角日本に来て気分転換出来ると思ったのに・・むしろ五月蠅い位です、
その私の気持ちとは裏腹に晴翔さん達は猫達に熱中の時間を過ごします。
翌日・・
「紗由美さん大変だよ!!さあ起きて起きて!!!」
なぜかミッキーさんにたたき起こされる私、今はまだ朝六時ですけど?
別に仕事があるわけではないのでもう少し寝たいのですが・・
「紗由美さん!サッカーチケット手に入れました!急ぎ大阪に行きますよ!」
はい?
「いゃ~従業員さんが昨日ペアチケットくれたんですよ~それも一番いい席です、
何でも猫達と遊びたいからというので貰いました!だからすぐ行きますよ!」
突然すぎませんか?
・・・・
私は一応チケットを確認します、場所は吹田スタジアムのようですが・・
試合開始時間は午後3時、ガンバ対サンフレッチェの試合のようですね、
でもマーリットちゃんと猫達はどうするのですか?置いていくのですか?
「それは心配無いよ~、晴翔さん達が面倒見てくれるから問題は全然無いよ!
それに・・たまには2人っきりもいいいんじゃない?ホテルも取ってるし~!
それに・・紗由美さんにはこれ着てほしいんだよ!」
・・・
ミッキーさんが取り出したのは・・母から貰ったメイド服を私に見せます、
それを見て私は察知しました!要するに私にこれ着せてヤリまくりたいと・・
ここではいろんな眼があるから一旦離れたい・・ということですね!
「ピンポンピンポ~~~ン!!!!」
ミッキーさんは即座に私を抱きしめます、どうやら大正解のようですが・・
まあ私も今の環境は落ち着かないので気分転換もいいと思っています、
それに・・早く子供が欲しいのでこの際場所替えもアリと判断したので・・
・・・
「わかりました、すぐ準備しますね!」
私は急ぎお風呂に入り髪を洗い化粧をして身なりを整えて・・
「いってらっしゃ~~~い!!!!!!」
マーリットちゃんや猫達、母親達と一旦別れて・・
・・・
すぐさま駅に移動して急ぎ大阪に向かいました!