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思わぬ亭主除け効果





ミッキーさんが持ってきたのは某有名高校のセーラー服、それも新品です、

そしてミッキーさんの目が輝いています、女子高生が好きなのでしょうか?

それならその筋のお方に頼めばいいのでは?私もうおばさんですよ?



「いえいえ紗由美さんはお若いですよ!全然違和感ありません!」




そうなのですか??



・・・



私は鏡を見て考えます、確かに外見だけ見ると若く見えてはいますが・・

でも私32歳ですよ?さすがに無理がありすぎると思うのですが・・



「いえいえこういうのは外見が大事なのです、なので問題ありません!」




そ・・そうなのですか??????




・・・・




ミッキーさんの目がさらに輝きます、これは断れそうにありませんね、

なので私は渋々セーラー服を預かり別室で着替え出来る処置はしました、

なんとか現役の女子高生の雰囲気が出たので急ぎ戻ると・・




「うおおおおおおおおおおおお~~~~~!!!!!!」




「ひぇえええええええええええーーーーーーー!!!!!」




いきなりミッキーさんが襲いかかってきました、思わず悲鳴を挙げる私、

そしていきなり押し倒され・・パンツだけ脱がして即挿入してきました!

その光景は・・まあその手のビデオの画像だとお考えください!




ちなみに舞台は・・ありきたりだと言われイマイチな売上げとなりました、

なんとか利益が出た程度、まあ私が32歳なのは皆さん知っていたので・・

さすがに無理があるだろうと考え距離を置かれていました。




それはさておき・・・




「あ・・ああああああああ~~~!!!!」




上から下からミッキーさんが入ってきたので悶えまくる私、そしてさらに・・

終わったかと思ったら・・即次が来て・・めちゃ腰を振られました!!!

それが4回続き・・スッキリしたミッキーさんが笑顔でキスしてきました。




「いゃ~~気持ち良かったよ~紗由美さんありがとーーーー!!!」




そう言い残してミッキーさんは驚く速さで身なりを整え大学に向かいました、

んで残された私はというと・・恥ずかしい格好なのですぐに起き身なりを整え、

急ぎパンツをはいてセーラー服を脱ぎシャワーを浴びた後・・




「い・・いたたたた・・・」




カーペットの上での営みだったのでミッキーさんの体重をモロに受けました、

それに腰振りが凄かったので私の腰はメチャ痛くなり・・急いで病院へ!

タクシーで移動したのですが移動中激痛が走り泣きたくなりました。




「お客さん着きましたよ!」




「あ・・ありがとうございます~~!」




私はポーカーフェイスと営業用スマイルでバレない様に振る舞います、

さすがにヤリすぎて腰痛めたとは悟られたくないので頑張りました、

そして診察、女性の院長さんには転んだと伝えたのですけど・・




「あ~~これはヤリすぎね、若いからって激しくするとそりゃ痛めるわよ!」




それは亭主のミッキーさんに言ってください!!!!!!



・・・



その後も治療は続き・・この場は電気マッサージで診察は終わりました、

ですが痛みが取れないこともあり・・この時ふとあることを思い出します、

それは私が小学生の頃祖父が腰を痛めた時塗っていた薬の事です!




「ねえおじいちゃんそれ何??」




「ああこれはキ⚫カンと言ってな、虫除けの薬だけど腰痛にもいいんだ」




そう言って祖父はキ⚫カンを私に預け私は匂いを嗅いで・・うう臭い!

独特の臭いがしたのでよく覚えているのですが・・効果は抜群でした、

何しろかなり痛がっていた祖父が翌日畑仕事に出てましたから・・




・・・







ふと外を見ると日本系のドラッグストアがありましたので私は直行!

ここにならあるはず・・見つからないので店員さんに尋ねました、

すると今品切れで明後日入るとの事なので3本予約しました。




その日の夜・・・




「あ・・・ああああああああああ・・・」




この日はマーリットちゃんがお友達の家にお泊まりなので私は夜のお相手、

朝4回もしているのにミッキーさんは激しく挿入して絶叫しているのです、

この人底なしなのでしょうか?この夜も5回繰り返しさっさと寝てます。




2日後・・・




やっとキ⚫カンが届いたので私はすぐ取りに行き早速塗りまくります、

その効果は抜群で・・あれだけ痛かった腰がかなり軽くなり痛みも和らぎ、

独特の臭いが気になりますが私は慣れているので特にお構いなしです。



でも・・・




「にゃにゃにゃあああ~~ん!(訳)な・・なにこれ?凄く臭い!」




免疫の無いニャン吉とその子供達は私から距離を置き・・ルルだけ来ました、

どうやらルルはキ⚫カンの臭いは体験しているようで特に問題なさそうです、

私の膝に乗りゴロゴロと喉を鳴らすルル、私は凄く和みました。




ですが・・・




!!!!!!!!!!!!!




ニャン吉とその子供達は近寄ろうとしません、余程臭いようで警戒マックス、

ですが私は気にしません、ルルさえいればいいのでニャン吉は放置しておきます、

子供達が来ないのは寂しいのですが・・まあ慣れるまで待ちましょう。




その晩・・・




なぜかミッキーさんは自分の部屋に閉じこもり私に近づこうとしません、

てっきり私を求めてくるかと思ったのですが・・翌日も近づきません、

いったいどうしたのでしょう?もしや私に飽きたのでしょうか?




とすれば・・




これは離婚の前触れかもしれません、そう思った私はなぜかワクワク、

これで自由になれる・・私はその後離婚後の住処をネットで探します、

するとミッキーさんが深刻な顔をして・・訴えてきました。




「さ・・紗由美さん、そ・・その臭いはやめてくれないかな?」




・・・




どうやらキ⚫カンは虫除けと同時に・・




・・・




亭主除けにもなっていたようです。








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