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ある駅長との出会い





ルルとニャン吉を率いるミッキーさん?と私とマーリットちゃん、

全員が和歌山県に到着、すぐさまタクシーであるお店に向かいます、

それは和歌山ラーメンの老舗のお店、場所は残念ながら言えません。




「こんにちは~予約していたミッキーです!」




「ああお待ちしてました、どうぞこちらへ!!」




店主さんらしき人がわざわざミッキーさん達を出迎え別室に案内、

そして私達は席に座り・・なぜかルルとニャン吉専用の椅子まで用意、

周りには撮影用カメラやマイクもあり・・かなり本格的ですけど?




「へいお待ち~!!!!」




そして出てきた和歌山ラーメン、当然ながら私達人間には普通のラーメン、

そして気になるルルとニャン吉のラーメンですが・・




!!!!!!!!!!




なんなんですこのラーメン????




・・・




とても美味しそうなんですけど???




「わあ~このラーメン美味しそう~~~!」




マーリットちゃんも大興奮の猫用ラーメン、まさかこの手があるとは・・




・・・




出てきたのは・・ドライラーメンとでも言うのでしょうか?その中は・・

まずカリカリが特別仕様、ラーメンのだしをカリカリに染みこませてます、

なので色はラーメンで・・もやしなどは干し肉を細くしたものです。




ですが上から見るとまんまミニラーメン、表面は匠の技で仕上げてました!




そして気になるチャーシューは・・




!!!!!!




普段より厚めに切ってあり・・なんと細かく切り刻んで・・




・・・




でも形はチャーシュー、まるでパズルのように形は整っているんです、

そしてかじると食べやすい大きさの塊となっていて・・・




これなら猫でも余裕で食べられそうです!




「いただきまーーーーーーーーーす!!!!」




「にゃああああああーーー(訳)いただきま~~~す!!」




ズルズルズルズル~~~~~~




パクパクパクパク!!




人間3人と猫2匹はラーメンに夢中、その光景はしっかり撮影されてます、

なので全員むさぼることせず上品に・・爽やかな顔をしてラーメンを食べます、

ですがあまりにも美味しいので皆黙って黙々とラーメンに夢中です。




「ご馳走様でした~~~(×3人と二匹)」




ラーメンを満喫した私達、その様子はすぐにサイトにアップロードされました、

以降この猫用カリカリとパズルチャーシューは通販で売り出され・・・




「いや~おかげで我が社の通販ラーメンが売れて売れて・・」




・・・




私達が食べたラーメンもしっかり通販で販売されていて売れに売れてます、

ちなみにこれらはアメリカで爆売れ、日本に関してはそこそこのレベルです、

理由は物珍しいのと富裕層の遊び感覚の大量購入らしいのです。




・・・




まあ儲かればそれでいいと割り切る私、深入りは禁物と心に誓います。




お店を出たあと・・ミッキーさんが大声で叫びます!




「よし紗由美さんマーリットちゃん次に行くよ!!!」




どこに行くのですか?




私のツッコミを無視してミッキーさんは私達を連れて電車に乗り込みます、

そして揺られること1時間程度・・ある駅に到着・・ってここは・・




・・・




ニャア~~~~~!!!(訳)ようこそ!私が猫駅長です!




なんと猫の駅長がいる駅、帽子を被った猫駅長が私達を出迎えてくれました、

そしてルルとニャン吉も挨拶、意外とお互い大人しくて微笑ましい光景です、

当然この様子もしっかり撮影、野次馬も多数集まり駅は賑やかになりました。




30分後・・・




人間の駅長?さん達のおもてなしを受けながら私達は駅を後にします、

これも事前にミッキーさんが連絡していたようで終始和やかでした、

そして私達は大阪まで・・ではなくなぜかアドベンチャーワールドに移動です。




「わあ~~~かわいい!!!」




マーリットちゃんがパンダに夢中、ルルとニャン吉はホテルでお留守番です、

さすがに疲れたようなのでホテルの部屋を開放して2匹はのんびり過ごします、

ちなみにこれは特別料金ですがミッキーさんは全額前金で払っていたそうです。




・・・





あまりにも段取りがいいミッキーさん、ですが私はもうヘトヘトです、

なので私だけ先にアメリカに帰ろうかと思った矢先・・・




「紗由美さん大丈夫ですよ!あしたアメリカに帰りますから!」




あなたは読唇術でもあるのですか?




私の呟きを読み取れる・・もう深く考えないことにします、

せっかくパンダに出会えたのですから私も深く考えずにその場を楽しみます、

もうヘトヘトの私ですが気力を振り絞りマーリットちゃんと楽しみます。




翌日の早朝・・・




「紗由美さんすみませんが・・」




ミッキーさんが申し訳無さそうに私に頭を下げます、どうしたのでしょう?

するとミッキーさんは・・・




「じ・・実はもう一日日本にいたいのですが・・」




それは構いませんけど?




と即答した私、一応その理由を尋ねます。




「じ・・実は温泉に行きたいのです!」




!!!!!




それなら大歓迎の私、むしろ喜びが爆発して抱きつきたい気分です、

なので私は快諾、ミッキーさんも一安心して温泉旅館を予約してました、

でもその温泉旅館は・・・




・・・




混浴風呂のある温泉旅館でした。















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